タイラント


出典:バイオハザードシリーズ


アンブレラ社製の戦闘型B.O.W.の傑作。
初代完成品のコードは“T-002”
人間の成人男性を素体にT-ウィルスを投与し、様々な肉体強化を施されている。
命令を遵守するための思考能力と圧倒的な戦闘能力を持ち、耐久性も極めて高い。
生命維持機能が限界点に達するとリミッターを解除し、暴走状態に入る。
大幅に敏捷能力及び攻撃能力が向上し、更なる凶暴性を誇るようになり、“暴君”の名に相応しい形態となる。
種類として、試作品の“T-001”と“T-002”、製品版の“T-103”がある。
亜種も数多くあり、“R”、“C”、“バンダースナッチ”、“T-078”、“Nemesis-T”、“タナトス”、“T-ALOS”などが確認されている。





  • NEMESIS-T型(第一形態)

形態:唯一存在
外見:黒のロングコートを纏った大男。大きな縫い目と隻眼、剥き出しの歯茎、そして表皮を突き破った触手が目立つ
武器:全身、重火器、触手
能力:体格を活かした肉弾戦と重火器を操る知性、強大な自己再生能力。防弾・耐爆性能と暴走抑制のためのロングコート。
攻撃力★★★★☆(装備によって上昇あり)
生命力★★★★☆
敏捷性★★★☆☆
行動パターン:受けた命令を実行するため、その障害となるものも徹底的に排除する。
備考:
通称“追跡者
“T-103”に、寄生体“ネメシス”を脊髄に移植して作られた存在。
“ネメシス”はT-ウィルスを取りこんで増殖し、延髄付近に独自の脳を形成。その後、中枢神経回路へと侵入し宿主の脳機能を支配してしまう。
この“ネメシス”を介して、外部からの完全制御が可能となっている。
コートを破壊されると攻撃耐性の高い第二形態へと移行する。また、タイラントの頭脳が破壊されると防御本能が特出し、新たな変異を遂げることとなる。






  • T-103型(通常形態)

形態:複数存在
外見:モスグリーンの防護コートを纏った大男。禿頭で、表皮は灰色。
武器:全身
能力:両腕を活かした肉弾戦、優れた自己再生能力。防弾・耐爆性能と暴走抑制のための防護コート。
攻撃力★★★★☆
生命力★★★★☆
敏捷性★★☆☆☆
行動パターン:受けた命令を実行するため、その障害となるものも徹底的に排除する。
備考:
"T-002型"のデータを元に作られたタイラントの発展型。
武器を扱えるほどではないが、命令に従えるだけの知性は有している。
コートを破壊されたり、生命の危機に瀕すると攻撃性の高いスーパータイラントへと移行する場合がある。




  • タナトス(リミッター解除)

形態:唯一存在
外見:右腕が欠損し、左腕が巨大化し、手には鋭い爪が生えている。胸部の右側に心臓が露出している。黒い表皮はところどころケロイド状になっている。黒のアンダーパンツを着用。
武器:全身
能力:左腕を使った振り回しや突進、跳躍してからの踏み潰し。高い自己再生能力。
攻撃力★★★★★
生命力★★★★☆
敏捷性★★★★☆
行動パターン:視界に入る生物を執拗に追い、殺戮する。
備考:
アンブレラ研究員グレッグ・ミューラーが黒人を素体に作り上げたタイラントの亜種。
既にリミッターの外れた状態であるため、防御力・再生能力は落ちているものの、身体能力・攻撃力は向上している。
T-ウイルスの特効薬"デイライト"の作成のために必要な"T-ブラッド"が体内に流れている。
弱点は剥き出しの心臓のほかに、"デイライト"を撃ち込まれると肉体を維持できなくなる模様。

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最終更新:2011年12月20日 21:51