追跡者
「わぁ~っ~・・・・凄い霧ぃ~」
「レナ…手ぇ離さないでよ。これではぐれたら、本当にどうなるか解んないからね」
「えへへ…魅ぃちゃん怖がり~」
「違うって!しっかし、それにしてもほんとに酷い霧だね!まるで前が見えやしない」
ねっとりとした、ミルク色の恐ろしく深い霧を掻きわけて、
手をつないだ二人の少女が人気の無い道を歩いている。
一方の少女は、かわいらしい顔をした、セミロングボブの美少女で、
白色を基調としたワンピースを着て、白色に黒いラインの入った帽子をかぶっている。
もう一方の少女は、ポニーテールの、どちらかと言えば凛々しい印象の美少女で、
黄色いシャツにジーパン、とラフな格好をしていた。
前者の少女の名は竜宮レナ、後者の少女は園崎魅音。
共に××県、雛見沢村に住む中学生だ。
彼女たちは、本来、最近明らかに調子がおかしい同級生、
前原圭一のお見舞いに行く為に、雛見沢の舗装もされてない田舎道を、
二人、前原邸へと向けて歩いていた訳だが…
「本当に、何にも見えないねぇ…天気予報では何も言って無かったのに…」
「はうぅ…これじゃ圭一君の家に行けないよォ…」
突如、恐ろしく濃く、陰気な霧が彼女達を包み、方角すら解らなくなってしまったのである。
かろうじて足元に見える道をたどりながら前へ前へと進むも、一向に何も見えてこない。
霧に呑まれてから、かれこれ十分は歩きとおしているのだが、一向にこれといった建物すら見えないのは、
いくら過疎化が著しい雛見沢でも、どうにも様子がおかしい。
「う~ん…迂闊に道を外れると何処に出るか解んないしなぁ~…うっかり山にでも迷い込んだら事だし…」
「ねぇねぇ、魅音ちゃん…」
「ん?どうしたのさレナ」
「何か…聞こえない?」
「えっ?」
レナに言われて、耳を澄ます魅音。
そうすれば、たしかに道の先から、何か豆を炒る様な乾いた音と、
誰かの声と、何か獣の様な呻き声が聞こえて来たのだ。
「本当だ…誰かいるみただねぇ。よし、レナ!善は急げだ、行くよ~!」
「わわ!?魅ぃちゃん速いよ~!」
ようやく人の気配を感じた為か、魅音はレナの手を引きながら、
音の方向へ…即ち霧の道の向こう側へと走り出す。
その先に、何が待つかも知らずに。
◆
暫くの間、音のした方向へとひた走っていたレナと魅音だったが、
その途中で、奇妙な事に気が付いた。それは…
「魅ぃちゃん…」
「解ってるよレナ。一体全体、おじさん達、何処にいるんだろうねぇ…」
突如、途中から道路が舗装された綺麗な物に代わっている。
道路の脇には花壇の様な物も見えて、そこにはいくらか花も咲いている。
ただ、管理は杜撰なものらしく、花の生え方は雑多で、雑草も抜かれていない。
少し行った所には、花壇の土に大きなスコップが突き立ってさえいる。
「レナ…おじさんから離れないでよ…」
「解ってるよ魅ぃちゃん…なんだか…様子が変だよ…」
魅音が、レナの手をぎゅっと握りしめた。
当初、二人は興宮市にまで来てしまったのかと思っていた。
しかし、興宮にしてはどうにも様子がおかしい。
街の家々には明かりが一切見えず、街灯も点いていない。
何より、人の気配が全くと言っていいほどしないのだ。
感性の鋭敏なレナには、まるでここが「人間の世界」ではない、どこか「別の世界」にすら感じられる。
肩を寄り添わせながら、ゆっくりと、慎重に道を進む二人であったが、
ふと、二人の進行方向の霧の向こうに、朧な人影が一つ現れた。
「誰っ?」
レナが思わず厳しい口調で人影に呼び掛ける。
すると人影は、足を少し引き摺りながら、
「ううっ…ううっ…」
と呻き声をあげている。
そんな人影が、霧の向こうから姿を明らかになる。
「助けて…助けて…」
それは、少し情けない風貌の、黄色いジャケットに、迷彩のズボンを履いた、
やや身長が高めの…
「えっ、怪我人!?」
「おじさん、大丈夫ですか!?」
右肩を真っ赤に血で染めた男だった。
それ以外にも、全身に少なく無い傷を負っている。
その情けない風貌の顔は、痛みと恐怖で蒼褪め、さらに情けない顔になっていた。
「助けて…助けて…」
男は、レナと魅音の姿を確認するや、
少しばかり安堵の笑みを浮かべながら、二人の方へ手を伸ばす。
二人は、少し顔を見合わせたが、直ぐにこの怪我人を介抱すべく、男に近づこうとする。
正にその瞬間、レナ・魅音の二人と、怪我人―ブラッド・ヴィッカーズ―の間に突如、
空より黒く大きな何かが割って入って来たのである。
それは、2メートルを超える、いや下手をすれば3メートルにも達する大男であった。
黒いロングコートに身を包み、黒いズボンを履き、黒いブーツを履いた、
剥き出しの歯茎と、潰れた右目、濁った左目に、人間とは思えぬごつごつした茶色の皮膚をし、
体の随所に紫の触手を巡らした大男の怪物であった。
『Dieee....“INVITED”....Guoooooooo!』
怪物は低い声でそう言うと、悲鳴を上げながら逃げようとするブラッドへと追いすがる。
直ぐに追いつかれたブラッドは、大男の左手で胸倉を掴まれ、引き摺り上げられる。
余りの突然の、現実離れした出来事に、
レナも魅音も、ただ茫然と、その光景を見ている事しかできない。
「助けて…助けて…助けてっ!」
悲痛な叫びを上げながら、何とか逃れんと体をよじるブラッド。
しかしその抵抗も空しく、大男の右の掌が、ブラッドの顔に翳されて、
掌から飛び出した紫の触手が、ブラッドの頭部を突き貫いた。
がすっ、と鈍い音がして、恐ろしく鋭い触手の先端が、ブラッドの後頭部から飛び出る。
もはや命の無いブラッドの体が、びくびくと痙攣した。
レナの隣で、ぺたんと、魅音は尻もちをついた。
しかしレナはそれに気づく様子も無く、視線は、大男に釘付けであった。
魅音も、尻もちを突きながらも、視線は大男に向いたままだ。
大男は、レナ達の方へ振り向きながら、ブラッドの死体を投げ捨てる。
ゴミの様に投げ捨てられたブラッドの死体の右手より、
拳銃がこぼれ落ちて転がり、魅音の爪先に当たって留る。
大男の濁った左目から、二人に向かって向けた大いなる殺意の塊を感じ取った時、
ようやく、レナは自失状態から回復した。
「魅ぃちゃん!逃げよう、逃げよう!早く逃げようっ!」
魅音の左手を必死に引っ張りながら、レナは叫ぶ。
しかし…
「は…は…はは…ごめん、レナ…」
顔をひきつらせながら力なく笑う魅音は立ち上がらない、否、立ち上がれない。
「お、おじさん…腰が抜けちゃったみたい…」
『DIEEEEEEEE!“INVITED”!GUOOOOOOOOOOO!』
雄たけびを上げる大男の姿と、魅音との間をせわしなく何度か視線を往復させるレナだが、
ふと、何かに気が付き、表情を鋭く引き締めると、
「魅ぃちゃん、逃げて!」
「レ、レナっ!?」
何を思ったか、レナは大男の方へと走り出す。
これには、二人の方へと歩き始めていた大男も、意外だったのか、
ややタイミングを外して繰り出した右手のスイングは、
レナが身をよじることで回避されてしまう。
うまい具合に大男の脇を走り抜けたレナは、その後方の花壇に突き刺さったスコップを引き抜いて、
「えぇぇぇぇいっ!」
横殴りに、大男の脇腹に叩きつけたのだ!
ガスッ!
鈍い音がする。先端が研ぎ澄まされたスコップは、見事、大男の脇腹に突き立っていた。
スコップは大いに凶器になりうる。
第一次世界大戦の塹壕内での接近戦で最も多くの人間を殺したのはスコップだと言われている。
先端を研ぎ澄ましたスコップは人間の首すら切断する時があると言う。
ロシアの特殊部隊“スペツナズ”ではCQC(近接格闘)用の武術であるコンバットサンボの一部に、
「スコップ術」を取り入れている事実も、スコップの凶器としての優秀性に箔を付けるだろう。
ましてやレナは、その細腕に似合わず、片手で斧や鉈を振り回す怪力の持ち主である。
その力で振るわれるスコップは、正に、恐るべき凶器であった。
しかし…
「…えっ!」
特に痛みを感じた様子も無く、
大男はその右手を振りかぶると、レナの胸元をつかみ、
「きゃ、きゃああああっ!」
無造作に投げ飛ばす。
とっさに頭をかばった為に重傷は免れたが、
背中を強く打ち、一瞬、レナは呼吸が出来なくなる。
「・・・・ッ!」
悶絶しつつも、必死に立ち上がらんとするレナへと、
スコップを引き抜いた大男は、とどめを刺さんと足を進める。
そんな大男の背後で、銃声が鳴り、銃弾が背中に突き立つ!
大男が振り向けば、
「こっち向けぇ、バケモノ!レナから離れろ!」
立ち上がり、拳銃を構えた魅音の姿があった。
(レナが…レナが…殺されちゃう…)
抜けてしまった腰で、何とか立ち上がらろうとするも、立ち上がれないまま、
レナが投げ飛ばされるのを見た魅音だが、恐怖に声も出なかった。
しかし、一方で、仲間であり、友人である竜宮レナの生命の危機に、
何とかしなければ、という強い思いが駆け巡る、その時、
カツン
乾いた金属音。
気が付けば、爪先で、軽く足元のブラッドの拳銃、
ベレッタM92を蹴飛ばしていたのだ。
拳銃の存在にようやく気が付いた魅音は、這うようにしてそれをひん掴む。
冷たい鉄の感触を感じた瞬間、彼女を体を縛っていた恐怖が薄らぐ。
園崎家の次期頭首として、幼少より訓練をさせられた銃器の技法…
確かな殺人の手段が手の内にあるという事実が、彼女の心の追い風になる。
今までまるで立ち上がれなかったのが嘘のように、
すくっと、魅音は立ち上がると、両手でベレッタを構え、
大男の背に向けて一発!
タァーン!
男の背中の一部が爆ぜ、赤い血が飛ぶ。
(赤い血が出る…血が出るなら、殺せる!)
「こっち向けぇ、バケモノ!レナから離れろ!」
魅音が気を吐き、振り向いた大男に向けてベレッタを続けざまに撃ちこむ。
二発目!
再び大男の背中に銃弾が突き立ち、大男が振り向く。
大男の意識は、完全に此方に向いたようだ。
さらに三発目!
今度は男の胸に突き立つ。
しかし、男は其れを意に介した様子も無く、魅音の方へとゆっくり近づいてくる!
四発目、五発目!
二連射。しかし大男は止まらない。
(きいてないっ!?)
拳銃弾を五発も食らっても平然としてる大男に、
魅音は再び焦り出す。
防弾チョッキを着ていても、銃撃時の衝撃までは消せず、
多かれ少なかれダメージは負う筈なのに、その様子すら無い。
「ば、化け物ぉっ!」
六発目、七発目、八発目!
今度は三連射。しかし大男は止まらない!
「あ・・・・ああっ!」
魅音の顔が蒼褪める。
慌てて、引き金を引くが。
カシン…
「ッ!?うそっ、弾切れ!?」
ベレッタの装弾数は15発のはず…まだ8発しか撃ってないのに弾切れ。
どうやら、殺された男、ブラッドが、すでに7発使っていたらしい。
為す術の無くなった魅音に、大男は近づいてくる。
「魅ぃちゃん逃げてっ!」
ようやく立ち上がったレナが叫ぶも、魅音は動かない。
余りの状況に、心が折れてしまったらしい。
すぐ手を伸ばせば、大男が魅音を捕まえられる位置に来ても、
魅音は、
「はは…ははは…」
乾いた笑いを洩らすのみ。
大男が右手を振りかぶる。掌からは、先の鋭利な触手が飛び出し、蠢いている。
魅音は思わず目を瞑る。
そこに、
『こっちを向きな、バケモノ!』
思わぬ、第三者の声。そして、
タタタンッ!
銃声。
魅音が目を開ければ、大男は既に此方を見ていない。
大男の視線の先には、霧の向こう側に出現した朧な緑色の人影が…
タタタンッ!タタタンッ!
マズルフラッシュが輝き、銃弾が3点バースト撃ちで吐きだされる。
ベレッタよりも遥かに力強い銃声が響く。恐らくはライフル弾。
タタタタタタタンッ!
介入者へと向けて早足で接近していた大男に、
今度はフルオート射撃が叩き込まれる。
威力の高い5.56mm NATO弾のフルオート射撃は、流石に、
僅かながらも大男の体を怯ませる。
その隙を、介入者は見逃さなかった。
ポンッ!
という音と共に、介入者の武器、
コルトM4A1カービンの銃身下部にアタッチメントされた、
M203A1グレネードランチャーより発射された、グレネード弾は、
狙いを誤らず大男の顔に吸い込まれ、
ドォォォォンッ!
爆発ッ!
流石にグレード弾の威力は大男にも効果があったのか
『Guooooooooooooooooooooo!』
立膝を突き、両の手で顔を押さえて呻く。
「今だっ、こっちに来るんだ!」
霧の向こうの介入者が大きく手を振っている。
「魅ぃちゃん、早く、早く!」
レナは、どうやら人影に付いていくつもりらしい。
人影を追いかける体勢になりながらも、振り向いて魅音へと呼びかける。
魅音も意を決して、呻く大男の隣を素早く通り抜けながら、
人影を追って走る、走る、走る!
「早く、早く…来るんだ、あいつが起きないうちに!」
声から察するに、人影の正体は男性らしい。
力強く、そして若々しい声だ。
男に従って走るレナと魅音。
暫く霧を駆け抜けていると、急に大きな黒い影が見える。
「ここだっ、一先ず、ここに逃げ込め!」
それは、大型のショッピングモールであった。
ショッピングモール一階のある飲食店。
そこのカウンターの裏に、三人はいた。
「とりあえず…ここなら、しばらくは見つからないだろ。たぶんマケるはずだ」
男が、息の上がったレナと魅音に笑いながら語りかける。
同じ距離を全力で走ったのに、男の方は少し汗をかいているだけだった。
男は、日本人では無かった。
黒い髪、黒い目をしていたが、その顔立ちは、
恐らく南米系のものだと思われる、彫りの深い、男臭い顔立ちだった。
緑と白の戦闘服に、タクティカルベスト、そして軍用のブーツといったイデタチで、
戦闘服の背中には、独特の傘の様なエンブレムが染め抜かれている。
「はぁ…はぁ…助けてくれて…ありがとう」
「本当に…ところで、貴方は誰ですか?」
レナの質問に、男はニヤッと笑いながら答えた。
「U.B.C.S.( アンブレラ・バイオハザード対策部隊)、カルロス・オリヴェイラ伍長…」
「君達を助けにきたのさ!」
【E-2 ショッピングセンター1階 飲食店カウンター裏/ 一日目夕刻】
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]: 軽度の打撲、軽度の混乱、L3-
[装備]:なし
[道具]: なし
[思考・状況]
基本行動方針: 状況を把握する。
1:カルロスの話を聞く
2:あの化け物…一体…?
【備考】
※鬼隠し編からの参戦
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]: 健康、軽度の混乱、L2
[装備]:ベレッタM92(残弾0/15)
[道具]: なし
[思考・状況]
基本行動方針:状況を把握する
1:カルロスの話を聞く
2:もう、アレには二度と会いたくないねぇ…
【備考】
※鬼隠し編からの参戦
【カルロス・オリヴェイラ@バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ】
[状態]:健康
[装備]:コルトM4A1(残弾30/30)、M203A1擲弾発射器(残弾0/1)
[道具]: SIG P226(残弾15/15)、M4A1の予備マガジン×3、コンバットナイフ
[思考・状況]
基本行動方針:U.B.C.S.隊員として、市民の救助を行う
1:レナ、魅音の保護をする。
2:はぐれた他のU.B.C.S.隊員と合流する。
3:生存者を連れて、集合場所からヘリで脱出する。
【備考】
※サイレントヒルをラクーンシティーだと勘違いしています。
レナ達三人が去って暫くたった後、顔を押さえ、呻いていた怪物は、呻きを止め、立ち上がった。
驚くべき事に、グレネード弾を直撃した筈の顔面にはもうすでに、
傷らしい傷は見当たらないではないか!
魅音に撃たれた9mm弾の傷などは、最早影も形も見えない。
恐るべき再生力の持ち主だ。
怪物は低い声で呟く。
『Dieee....“INVITED”....Guoooooooo!』
本来、この怪物は、ラクーンシティーに残された、
『ある特定の人物達』を抹殺するために送り込まれた筈の存在であった。
しかし、誰かがその使命を上書きしたのか、
あるいは、このサイレントヒルの魔の瘴気に侵された結果か、
今の怪物の脳髄を満たす使命は、かつての物とは全く異なる物に変貌していた。
すなわち…“INVITED”、「呼ばれし者」達の抹殺こそ、この怪物の今の使命。
立ち上がった怪物は、周囲を優れた感覚で探りながら、『彼ら』を探す。
この怪物には一つの仇名がある。
それは「追跡者」。狙った獲物は、その命が尽きるまで、どこまでもどこまでも追い続ける。
怪物の脳裏に浮かぶのはある三人の人物の映像。
竜宮レナ、園崎魅音、カルロス・オリヴェイラ。
怪物の魔手から逃れた故に、彼女達は、怪物「追跡者」の抹殺対象の最優先個体として認識されてしまう。
「追跡者」は、完全に破壊されるまで、彼女達を追い続けるだろう。
はたしてレナ達は、この恐るべき「追跡者」から逃れられるだろうか?
【E-2 路上/ 一日目夕刻】
【クリーチャー】
【タイラント NEMESIS-T型「追跡者」(第一形態)】
[状態]:頭部、胸部に軽度のダメージ(回復中)
[装備]:耐弾耐爆コート(損傷率5%)
[道具]:無し
[思考・状況]
基本行動方針:「呼ばれし者」の皆殺し
1:レナ、魅音、カルロスを優先的に追跡、殺害する
2:それ以外の「呼ばれし者」と遭遇した場合、その場で殺害する。
3:上記3人と、それ以外の「呼ばれし者」を同時に発見した場合、
レナ、魅音、カルロスの殺害を優先。
4:3人を全員殺害完了し次第、新たなターゲットの探索に戻る。
【備考】
※耐弾耐爆コートが完全損傷した段階で、本個体が完全破壊されて無い場合、
第二形態へと移行する。
【ブラッド・ヴィッカーズ@バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ 死亡】
※ブラッドの死体はこのまま放置していた場合、ゾンビ化します。
ゾンビ化した場合、その耐久力は通常のゾンビの2倍以上あります。