ラプソードス - オデュッセイアを読む@wiki

ラプソードス(rhapsode)は、古代ギリシャ（紀元前４，５世紀以前）で、詩を吟唱するプロの演者であり、叙事詩（ホメロスのもの）や、ヘシオドスの学識と目録の詩や、アルキロコスなどの風刺を演じた。
プラトンの対話篇「イオン」ではソクラテスは著名なラプソードスと対面しており、彼らについての豊富な情報を後世に提供している。
ギリシャ美術では、ラプソードスは特徴的な外衣をまとい、杖を持った人物として描かれることが多い。これはふつう旅人の装備であり、ラプソードスが町から町を巡り歩いていたことを示唆している。