軽戦車=偵察?
軽戦車の仕事
軽戦車の仕事は何?と聞かれたら偵察と答える人が大半だろう。視界・隠蔽の優位を持つ軽戦車が偵察をなおざりにしてはチームの行動範囲は狭まる。だが高ティアになるにつれ火力としての役割も持つようになる。つまり、偵察をこなしながら相手に効果的なダメージを与えるのが軽戦車の仕事と言えるだろう。
軽戦車の長所と短所
いいところ
- 高い機動性を持つ
- 移動中の隠蔽が下がらない
- 高水準の視界範囲を持つ
ダメなところ
こんな人におすすめ
- 敵が溶けていくのが見たい人
- 味方のサポートに徹したい人
- WN8をパディングしたい人
こんな人にはおすすめしない
- 考えるのが面倒くさい人
- WRを上げたい人(MTの方がいい)
偵察の仕方
ここら辺は有名なので知ってる人も多いと思うが、筆者なりにまとめて書く。
ポジションまとめ→
置き偵スポット
置き偵察(通行料)
LTの足の速さを活かして敵の進軍路を偵察できる位置に予め入っておく。当然だが味方の射線が通る場所じゃないと意味がない。有名なのは湖の村の中央やレッドシャイアのD7、プロホロフカのE1などだろう。この他にも上手い人しか知らないポイントがある為、普段から味方LTの動きを注視するか自分で探そう。
置き偵察(防衛)
むしろこっちが本当の置き偵。茂みを使い一方的に「見る」ことで味方が敵の視界範囲外から攻撃できる。この状況になれば少数の味方が多数の敵を圧倒することもある。また自陣のキャプサークルを監視できる場所で置き偵をすれば、敵のキャプ成功率はガクッと下がる。
頭出し偵察
稜線などから砲塔だけ出して偵察する方法。ゲームシステム上、稜線から頭出し走行をするLTに偏差射撃を当てるのは不可能に近い。こちらが発見されてもすぐ下がって射線を切れるので比較的安全な偵察方法である。
走り偵察
常に動き回って敵を偵察する方法。視界を切りながらしたり常に身を晒したまま偵察をする。射線の通り方や各車両ごとの視界範囲を知らないとすぐ死ぬ。頭出し偵察もこれ。常にマップを確認して敵の位置を把握しよう。
軽戦車の動き
序盤
そのマップが通行料が取れたり、開幕でしか入れない重要ポジがあればそこに入ろう。そうでないなら、撃たれないように注意しながら敵が来てそうな場所をチラチラ見よう。味方の射線が通るorもう少し進めば射線が通るところをスポット出来れば、相手に対して大きな牽制になる。しかし、ここで張り切ってスポットしようとして敵に見つかりダメージを受けて貴重なHPを減らしてはいけない。
中盤
味方の斜線を見ていまどこの視界を取ればいいのか考えよう。使用している車輌が火力を出せるなら側面や背後から撃てるような位置取りをしてもいい。ただ、自分が視界をとりやすい車輌に乗っているということを忘れないように。
終盤
相手の残り車輌を見て、足の速い・視界が長い・隠蔽が良い車輌から狙おう。また、相手を視界範囲ぎりぎりに収めることで、一方的にスポットすることができダメージを受けずに相手を倒すことができる。しかし、TDが茂みに入っているとLTでも先に発見できないことが多い。なので、足を活かして一気に詰めてしまう事も考えよう。どちらにせよ重要なのは相手がどこにいるのか把握することだ。細かいマップ知識もあれば有効な詰め方ができるだろう。
軽戦車で注意すること
死なないこと
LTはその特性上、序盤より終盤の方が活躍できる。慣れないうちは序盤はサポートに徹し、終盤に大胆に動くと良い。
敵の軽戦車の動きを阻止する
まれに敵のLTが戦線を突破し、後方の駆逐や自走砲を狩ってしまう。敵のLTの動きに敏感に反応して味方がやられないようにしよう。また、敵のLTが潜んでいそうな場所にめくら撃ちするなど敵の偵察の邪魔をするのもLTの仕事だ
敵重戦車や中戦車と正面から撃ち合わない
正面から撃ち合ってはこちらに勝ち目はない。せいぜい敵の気を引く程度に留めて、ダメージを受けないようにするべきだし、もっと大事な仕事がある。
敵戦車を回す
NDKなどと呼ばれるが、砲塔旋回速度の遅い戦車の周りをグルグル回ることで敵の砲塔旋回が間に合わず、無傷で撃破できる。もちろんこれは敵と1対1のシチュエーションでの話だ。コツとしては出来るだけギリギリを回るといい。回る円が広すぎるとその分移動距離が増え敵の砲塔旋回に追いつかれてしまう。だがしかし敵に接触してしまうとこちらの機動力が極端に落ちるのでそこも気をつけたい。もし敵の砲塔旋回に追いつかれそうでも諦めずに今度はバックして欲しい。wotはラグが比較的大きいので一瞬の交差に射撃のタイミングを合わせるのは意外と難しいため、敵が外したり撃たなかったりする。
偵察以外の仕事
MTのように通行料を取ってもいいし開幕の重要ポジ確保に参加してもいい。全てはマップとマッチングを見て判断しよう。ここまで書いてきてなんだが、視界取りが重要でないマップが結構ある。その時は軽いMTとして働こう。ただ視界範囲と隠蔽をしっかり把握していればきっとチームを勝利に導く偵察ができるはずだ。せっかくLTに乗るのだからLTしか出来ないことをしてみてはいかがだろう。
最終更新:2015年05月26日 02:09