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第8話 混戦
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dmps_fun
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ストーリー
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ぜぇ……ぜぇ…… |
| ノイン | |
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…………………… |
| 凶鬼 | |
| 傷だらけのノインの目の前に 広がる複数の凶鬼達 | |
| しかし、ノインの注意は 凶鬼達に向けられている訳ではない | |
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(どこだ……) |
| ノイン | |
| どこかにノインを狙う 光文明のクリーチャー マルハヴァンが潜んでいる | |
| 凶鬼達の背後か それとも木々の陰か…… | |
| マルハヴァンは完全に気配を消し 凶鬼にすら気取られない | |
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(疑似魔導具じゃなくても 召喚は体力と精神力を使う) |
| ノイン | |
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(……それ以上に どこから攻めてくるかわからない 敵と対峙するのはしんどいね) |
| ノイン | |
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(見つけて攻撃したとしても 凶鬼を盾にしてすぐに 姿をくらます) |
| ノイン | |
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(こんな敵……初めてだ) |
| ノイン | |
| そろそろ限界か? | |
| マルハヴァン | |
| ここまで粘ったことは 賞賛に値する | |
| マルハヴァン | |
| これで終わりだ | |
| マルハヴァン | |
| ヒュン、という風切り音と共に 召喚された素早いクリーチャーが マルハヴァンをかすめる | |
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……苦し紛れの攻撃か? |
| マルハヴァン | |
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残念だな 無駄な抵抗に終わったぞ |
| マルハヴァン | |
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本当にそう思う? |
| ノイン | |
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……? |
| マルハヴァン | |
| ノインの言葉に警戒心を 高めるが、特に何も起こらない | |
| ハッタリか そう考えた直後 | |
| 凶鬼達がきびすを返し 飛んで行ったクリーチャーの方へと 向かって進み始める | |
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何……? |
| マルハヴァン | |
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知ってる? |
| ノイン | |
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あの凶鬼達は生命力を 察知して攻撃してくるんだ |
| ノイン | |
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貴方の気配を殺す技術が 生命力まで誤魔化せるのには 驚いたよ |
| ノイン | |
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今の私は貴方の攻撃を受けて 傷だらけだ |
| ノイン | |
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酷いよね 女の子にこんなことするだなんて |
| ノイン | |
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お陰でいい具合に、生命力が 身体から抜けちゃったよ |
| ノイン | |
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お前、これを狙ったのか? |
| マルハヴァン | |
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さぁ? どうかな |
| ノイン | |
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貴方を倒さないと 私にこの先はないし 手段も選んでられない |
| ノイン | |
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苦し紛れの策かもね |
| ノイン | |
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けど、ここからが本番だ |
| ノイン | |
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一対一なら勝てるつもりか |
| マルハヴァン | |
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凶鬼が生命力を狙うなら お前は死に体ということだ |
| マルハヴァン | |
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そんな状態で俺との 闘いが成立するとでも? あと何度召喚できる? |
| マルハヴァン | |
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少なくともチャンスは生まれた |
| ノイン | |
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このチャンスを逃すほど 私も甘くないよ |
| ノイン | |
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(コイツ……本当に人間か?) |
| マルハヴァン | |
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(クリーチャーを使役している とはいえ、生身でここまで 粘れるものなのか) |
| マルハヴァン | |
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とても魔法を心得た者とは 思えない闘い方だ |
| マルハヴァン | |
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これが……闇文明か |
| マルハヴァン | |
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他の人はどうだか知らない 私しか生き残ってないからね |
| ノイン | |
| ノインは脚に力を込め 踏み込もうとするも ぐらりと身体が揺れる | |
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(……やば さすがに体力使い過ぎた) |
| ノイン | |
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(一瞬で決めないともう後がない) |
| ノイン | |
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一体お前は何だ |
| マルハヴァン | |
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お前のような闇文明は初めて見た |
| マルハヴァン | |
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何がお前を支えている? 何がお前をそこまでさせる |
| マルハヴァン | |
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私は―― |
| ノイン | |
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――ノインさん! |
| ルピコ | |
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へ……? ルピコ? |
| ノイン | |
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【プレイヤー】に カノンまで! 何でここに!? |
| ノイン | |
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ノイン、大丈夫!? ボロボロなのだわ! |
| カノン | |
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あのクリーチャーに やられたんですか? |
| ルピコ | |
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あはは……カッコ悪い 所を見せちゃったな |
| ノイン | |
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貴方達が来てくれて 助かったよ |
| ノイン | |
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気を付けて あの光文明のクリーチャー 気配を殺して迫ってくる |
| ノイン | |
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お前達はリュミエの 言っていた異世界から来た者達か |
| マルハヴァン | |
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貴方、リュミエさんの クリーチャーなんですか? なんでこんなこと! |
| ルピコ | |
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ノインさんを捕まえるだけ なんじゃないんですか!? |
| ルピコ | |
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コイツが「無害」ならな |
| マルハヴァン | |
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コイツはホウエイルに 災厄を持ち込む闇だ |
| マルハヴァン | |
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野放しにしておくわけにはいかない |
| マルハヴァン | |
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リュミエさんも それに同意しているんですか? |
| ルピコ | |
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新参者のお前達がリュミエの 何を知っている? |
| マルハヴァン | |
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リュミエは私達の友達を 助けるために、力を貸して くれると言ってくれたわ |
| カノン | |
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貴方は召喚者である リュミエの意向には従わないの? |
| カノン | |
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俺とリュミエは違う 俺は光文明のために動く |
| マルハヴァン | |
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リュミエとは利害が 一致しているだけにすぎない |
| マルハヴァン | |
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光文明の敵となるなら お前達であっても―― |
| マルハヴァン | |
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裁きの対象だ! |
| マルハヴァン | |
| 前動作もなく繰り出される マルハヴァンの攻撃 | |
| それを、ルピコ達の前に 棺桶を盾にしたノインが弾き | |
| その衝撃でノインは 吹き飛ばされる | |
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っ……! |
| ノイン | |
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ノインさん! |
| ルピコ | |
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そこまでだ マルハヴァン |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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……ゲイル・ヴェスパー 何のつもりだ? |
| マルハヴァン | |
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自然文明が光文明の正義の執行を 邪魔すると言うのか |
| マルハヴァン | |
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そういうのじゃない |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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少し頭に血が上り過ぎだ 今日のアンタはおかしいぞ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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あの闇文明の奴の動きを見たろ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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編入生を助けようとしたんだ まだ裁くには早すぎる |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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その悠長さがどれほど大勢の 仲間達を危険に晒すのか わかっているのか? |
| マルハヴァン | |
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少しは聞け、マルハヴァン! 今日は何かおかしなことが―― |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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邪魔立てするなら ……お前も、敵だ! |
| マルハヴァン | |
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何、あのクリーチャー達…… 勝手に闘い始めた |
| ノイン | |
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大丈夫よ、ノイン |
| カノン | |
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あのゲイル・ヴェスパーは 今は私達に協力してくれてる |
| カノン | |
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……ノインを捕まえるため だけどね |
| カノン | |
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え!? どういうこと!? |
| ノイン | |
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っていうか、何で貴方達が ここに居るの? |
| ノイン | |
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私達、デっちゃんさんから 「ノインさんが危ない」って 聞いて助けに来たんです |
| ルピコ | |
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マスター候補生どもを 連れてな |
| デっちゃん | |
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あ、デっちゃん! |
| ノイン | |
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貴方が急に居なくなるから 大変な目にあったんだよ!? |
| ノイン | |
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うるさい! お前が無謀なことばかりを しようとするからだ! |
| デっちゃん | |
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……経緯は分かりませんが ノインさんを助けるために 「魔導具が必要だ」って言うから |
| ルピコ | |
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デっちゃんさんと魔導具を 探したりしていたんです |
| ルピコ | |
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結局、魔導具を持ってきたりは できなかったけれど |
| カノン | |
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その代わり、マスター候補生の レヴィとリュミエにノインを 助けるのに協力してもらっているの |
| カノン | |
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ノイン、聞いた通りだ |
| デっちゃん | |
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マスター候補生二人が お前を捜して地上へ降りてきている 今のうちに逃げるぞ |
| デっちゃん | |
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待ってください! レヴィさんもリュミエさんも 傷つける意思はありません! |
| ルピコ | |
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闇文明に追われているんですよね? |
| ルピコ | |
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それなら、私達と一緒に ホウエイルへ戻った方が安全ですよ |
| ルピコ | |
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フン、学園の奴らの話など 信用できるか |
| デっちゃん | |
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そう言ってノインを 研究材料にするつもりなのだ |
| デっちゃん | |
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仮にそうでなかったとしても 闇文明を受け入れるとは到底思えん |
| デっちゃん | |
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……そうだね |
| ノイン | |
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ごめんね、みんな |
| ノイン | |
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助けてくれたことには感謝してる すっごく嬉しかったよ |
| ノイン | |
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けど……私の目的を考えたら やっぱりホウエイルには 行けないかな |
| ノイン | |
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みんなに闇文明の者だって バレている今、あっちに行くのは 危険だと思ってるし |
| ノイン | |
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多分 【プレイヤー】達にも 迷惑をかけるよ |
| ノイン | |
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それなら私はこのまま地上で 生きていくことを選ぶ |
| ノイン | |
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ノイン、行くぞ |
| デっちゃん | |
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想定とは違うが、都合がいい これだけマスター候補生が集まれば 影の者も野放しにはできまい |
| デっちゃん | |
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今が姿をくらます絶好の機会だ |
| デっちゃん | |
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――うん 行こ、デっちゃん |
| ノイン | |
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ノインさん…… |
| ルピコ | |
| 傷ついた体を引きずるようにして 【プレイヤー】達に 背を向けるノイン | |
| その背を引き留めたのは 【プレイヤー】達 ではなかった | |
| ――何をしているんだ、お前達 | |
| ??? |
勝利時
| その場を静止させる鋭い声 | |
| その声の主が樹々の奥から現れる | |
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ファレナ…… 自然文明のマスター候補生 |
| マルハヴァン | |
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そう言うお前は リュミエのクリーチャーだね |
| ファレナ | |
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……闇文明の手先が一人 見慣れない人間が三人 |
| ファレナ | |
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そして、なぜゲイル・ヴェスパーと マルハヴァンは争っている? |
| ファレナ |
敗北時
| その場を静止させる鋭い声 | |
| 樹々の奥から現れた声の主は 【プレイヤー】を 鋭い目で見つめる | |
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何だろう、あの人…… 物凄いプレッシャーを 放っています |
| ルピコ | |
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脚がすくみそうな、そんな気迫です |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さん 気を付けてください……! |
| ルピコ |






























