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オラクルの邂逅 第1話 後編
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ストーリー
| ――って言うことなのだけど ……伝わった? | |
| コットン | |
| ……えぇっと…… つまり…… | |
| プラマイ零 | |
| オラクル教団というのは 全ての心を一つにして 世界を平和にする目的があり | |
| プラマイ零 | |
| 教祖であるヨミ様が中心になって 平和のために行動している ……であっているのだ? | |
| プラマイ零 | |
| バッチリなのだわ! でも、ヨミ様のことも 忘れているのね…… | |
| コットン | |
| その名前自体に覚えはあるのだ ……何故か | |
| プラマイ零 | |
| ヨミ様は私達をアウトレイジから 守ってくださる まさに神様のような存在! | |
| コットン | |
| 記憶を失っていようと 覚えていて当然なのだわ! | |
| コットン | |
| ……そんなに、 慈愛に満ちている方なんだ…… | |
| プラマイ零 | |
| (……なら、何であたしは ヨミという名前に 嫌悪感を感じるのだ?) | |
| プラマイ零 | |
| ……零ちゃん? | |
| コットン | |
| ……! な、なんでもないのだ! | |
| プラマイ零 | |
| それよりも アウトレイジっていうのは | |
| プラマイ零 | |
| 平和を目指すオラクルに 反抗している集団……なのだ? | |
| プラマイ零 | |
| その認識で 間違っていないのだわ | |
| コットン | |
| そのアウトレイジのせい…… なのかは分からないけれど | |
| コットン | |
| ヨミ様の大切なお弟子さんの イズモ様が……行方不明なの | |
| コットン | |
| ……イズモ | |
| プラマイ零 | |
| イズモ様が行方不明になってから ヨミ様も表情に 陰りが見えるようになって…… | |
| コットン | |
| それでもヨミ様は 私達を守ってくれているのだわ でも、だけど…… | |
| コットン | |
| ……そんなヨミ様に 私は何もできていなくて…… それがすごく心苦しくて…… | |
| コットン | |
| ……あたしが言うこと じゃないかもしれないけど…… | |
| プラマイ零 | |
| その他者を思いやる気持ちは 多分、ヨミ様に 伝わっていると思うのだ | |
| プラマイ零 | |
| だから……コットン 元気を出すのだ! | |
| プラマイ零 | |
| ……そうね ありがとうなのだわ | |
| コットン | |
| 争いがなければ こんなに辛いことなんて なかったと言うのに…… | |
| コットン | |
| ……全ての心をひとつに、 世界に沈黙を | |
| コットン | |
| 皆がオラクルの信仰を 享受して生きていけば 平和が続くというのに | |
| コットン | |
| どうしてアウトレイジは 理解してくれないの……? | |
| コットン | |
| ……世界に、沈黙……を | |
| プラマイ零 | |
| (……確かに、 無法が正しいとは思わない) | |
| プラマイ零 | |
| (……けど、心を統制させて、 世界を沈黙で満たすことを 平和とは……絶対に思わない) | |
| プラマイ零 | |
| (だって……それは 個人の感情や考えを 無理やり変えているのと……) | |
| プラマイ零 | |
| (……何であたしは 急にそんなことを 思ったのだ?) | |
| プラマイ零 | |
| (まるでどこかで 経験でもしたかのような……) | |
| プラマイ零 | |
| ……うーん…… | |
| プラマイ零 | |
| ……零ちゃん? どうしたの そんなに難しい顔をして | |
| コットン | |
| ……まさか! 記憶が 戻りかけてきているの? | |
| コットン | |
| ……もう少しで、 何かを思い出せそうなのだ | |
| プラマイ零 | |
| 話した甲斐があって 良かったのだわ! ……ってあら? | |
| コットン | |
| 零ちゃん、 何か落としたのだわ? | |
| コットン | |
| これは……写真? | |
| プラマイ零 | |
| ……色んな人達が 写っている…… 貴方も写っているのだわ | |
| コットン | |
| (……あれ? この写真に 写っている子豚さん…… どこかで……見た覚えが……) | |
| コットン | |
| ……この何故か 蹴飛ばしたくなるような 豚は…… | |
| プラマイ零 | |
| ……え? 今 零ちゃんからかなり物騒な 発言が…… | |
| コットン | |
| ……っ! 頭が…………! | |
| プラマイ零 | |
| 零ちゃん!? どうしたの、大丈夫!? | |
| コットン | |
| 大……丈夫、 少し、頭に痛みが あっただけ | |
| プラマイ零 | |
| それに……少しだけど 思い出したことがあるのだ | |
| プラマイ零 | |
| アウトレイジのことや ……オラクルのこと | |
| プラマイ零 | |
| 本当に! 良かったのだわ!! | |
| コットン | |
| ………… | |
| プラマイ零 | |
| (……この世界のオラクルは 私が知っているオラクルと 少し、違うことも……) | |
| プラマイ零 | |
| (……そして、私は…… イズモの……) | |
| プラマイ零 | |
| ……探さなくちゃ | |
| プラマイ零 | |
| ……? 誰を探す必要があるの? | |
| コットン | |
| イズモを、探さなくちゃ | |
| プラマイ零 | |
| ……何を言っているの? 確かにイズモ様は 行方不明だけど…… | |
| コットン | |
| ……まさか、思い出した 記憶と何か関係が―― | |
| コットン | |
| !! 何なのだ! この光は……!? | |
| プラマイ零 | |
| この光は…… 零ちゃんを見つけた時の 光と同じ…… | |
| コットン | |
| まっ、前が見えないのだ 一体何が……!! | |
| プラマイ零 |
