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第1話 後編
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ストーリー
| エイルの想定では、これは 『エイルと闘っても利がない』と レヴィに教えるための稽古だった | |
| そのため、レヴィを焚きつけないように 十分手加減をしたつもりだったが―― | |
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だ、大丈夫ですか!? 坊ちゃん! |
| エイル | |
| 人間体での闘いは初めてであったため うまく力を抑制できず、 レヴィを打ちのめす結果となった | |
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あ、ああ、何とか…… |
| レヴィ | |
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……はは、正直驚いたよ こんなに強かったんだな |
| レヴィ | |
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(坊ちゃんに大きな怪我がなくて よかった……) |
| エイル | |
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(力の出力を誤りましたが ここまで力の差があれば さすがの坊ちゃんも諦めるでしょう) |
| エイル | |
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(これで坊ちゃんも 今までどおりカリキュラムに則って 勉学に励んで――) |
| エイル | |
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特訓相手として これ以上の相手はいないな |
| レヴィ | |
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―――――― |
| エイル | |
| 圧倒的な力量差は 逆にレヴィの心に 火をつけることとなった | |
| そして、これを機にレヴィは 特訓と称して、しばしばエイルに 決闘を挑むようになった | |
| そんな日々を繰り返していた ある日のこと―― | |
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エイル、また手加減したな それじゃ、僕の力にならない |
| レヴィ | |
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坊ちゃん 決闘はもうやめにしませんか……? |
| エイル | |
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私の役割はホウエイルの制御です 決闘用に作られているわけでは ありません |
| エイル | |
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でも、シャコガイル先生からは 僕の世話をするようにと 言われてるんだろう? |
| レヴィ | |
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確かに、そのとおりですが 決闘の相手をすることは 坊ちゃんのお世話の範疇かというと…… |
| エイル | |
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世話をされる僕が望んでいるんだ 何の問題もないさ |
| レヴィ | |
| 今日という今日は 貴方を断罪します! | |
| ??? | |
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……? 何だか、向こうのほうが騒がしいな トラブルか? |
| レヴィ | |
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貴方は、社会の規範から 逸脱した行為をしています |
| リュミエ | |
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お前の取り締まり行為こそ 常識の範疇から逸脱している 自由を奪っているのがわからないのか? |
| ファレナ | |
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リュミエ、何の騒ぎですか? |
| エイル | |
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この方が、『物事の解決のため』 と称して、決闘を繰り返している |
| リュミエ | |
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決闘が禁止されているエリアでも お構いなしにクリーチャーを使役している だから取り締まっているのです |
| リュミエ | |
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あまつさえ、ラビリンスである 私にも噛みつく始末…… |
| リュミエ | |
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ホウエイルの精霊か、初めて見るな |
| ファレナ | |
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それと…… |
| ファレナ | |
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……………… |
| ファレナ | |
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(何だ、コイツの…… 僕を値踏みするような目は……?) |
| レヴィ | |
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エイル、彼らと知り合いなのか? |
| レヴィ | |
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リュミエは重要施設の管理も 担当していますから、面識があります |
| エイル | |
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牢獄の管理はエイルだけでなく ラビリンスも担当していますからね |
| リュミエ | |
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エイルがいるならちょうどいい 手伝ってもらいましょう |
| リュミエ | |
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彼を懲罰房へ連れていきます |
| リュミエ | |
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ちょっと待て そこまでする必要はないだろう |
| レヴィ | |
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規範を乱す者を取り締まるのが 私の役目です |
| リュミエ | |
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どんな正当性をもって 私を止めるおつもりで? |
| リュミエ | |
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懲罰房に入れるなんて 生徒への罰にしては重すぎる |
| レヴィ | |
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彼がどういう理由で 決闘を繰り返しているのか ちゃんと聞いているのか? |
| レヴィ | |
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禁止されている行為を 繰り返しているのが問題なんです まずは捕らえることが先決でしょう |
| リュミエ | |
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……おい、君 ファレナだろ? |
| レヴィ | |
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噂は耳にしてる 体術で一番の成績をおさめてるってね |
| レヴィ | |
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それほど優秀な君が なぜ、問題行為を繰り返す? |
| レヴィ | |
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……………………… |
| ファレナ | |
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無駄ですよ 彼は頑なに理由を話そうとしません |
| リュミエ | |
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だからって、力で押さえつけても 根本的な解決にはならないだろ |
| レヴィ | |
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貴方は言葉の通じない 暴虐なクリーチャーに対しても 対話を試みるクチですか? |
| リュミエ | |
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クリーチャーと人間が同居する ホウエイルの治安を守るためには 力は必要不可欠 |
| リュミエ | |
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ラビリンスは力を行使することで ここを守っているんです 門外漢は口をつぐんでおくべきですね |
| リュミエ | |
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だったらなおさらだ ファレナは言葉の通じない 暴虐なクリーチャーじゃない |
| レヴィ | |
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……エイル、黙って見ていないで 加勢してくれ |
| レヴィ | |
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君もおかしいと思うだろ |
| レヴィ | |
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リュミエとファレナの衝突が 力で解決されることに 何か、おかしい点があるんでしょうか |
| エイル | |
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人間同士でも、クリーチャーの世界でも それはいたって普通のことです |
| エイル | |
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介入をする必要が見当たりません |
| エイル | |
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なるほど……先生が僕に エイルをつけた理由がわかったよ |
| レヴィ | |
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相手のことを理解しないまま 力で押さえつけるなんてこと 先生だって望まない |
| レヴィ | |
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どうしてもと言うのなら リュミエ、僕は君の前に立ちふさがる |
| レヴィ | |
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……………………もういい |
| ファレナ | |
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わかった、俺が悪かった もう二度とこんな真似はしない |
| ファレナ | |
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さすがの俺も 懲罰房で無益な時間を過ごすのはご免だ |
| ファレナ | |
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急に態度を変えるだなんて どういうつもりですか? |
| リュミエ | |
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リュミエ隊長! |
| 光文明の生徒 | |
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何ですか? 今忙しいので、後にしてください |
| リュミエ | |
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す、すみません……! クリーチャー同士の喧嘩を止められず まずはリュミエ隊長に報告を、と…… |
| 光文明の生徒 | |
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力が強くて 私達の力では押さえることができず…… |
| 光文明の生徒 | |
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…………………… |
| リュミエ | |
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わかりました すぐに向かいます |
| リュミエ | |
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ファレナ 今回は貴方の言葉を信用しましょう |
| リュミエ | |
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ただし、ラビリンスの目は 貴方を見張っていますよ |
| リュミエ | |
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ああ、肝に銘じておくよ |
| ファレナ | |
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どういう風の吹き回しだ? |
| レヴィ | |
| ファレナはレヴィの言葉には答えず 去り際にぽつりと言い残す | |
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――学校のはずれの湖に一人で来い |
| ファレナ | |
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何事もなくてよかった |
| エイル | |
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坊ちゃんが ファレナとリュミエの諍いに 巻き込まれないか心配していました |
| エイル | |
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リュミエと口論になったときは どうなることかと―― |
| エイル | |
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エイル、すまない 用事を思い出した |
| レヴィ | |
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坊ちゃん? どうかされました? |
| エイル | |
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個人的な用事だよ エイルは先に戻っててくれ |
| レヴィ | |
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私もついていきます 坊ちゃんの身に何かあっては いけませんので |
| エイル | |
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たまには一人にさせてくれ 僕にもプライベートがあるんだから |
| レヴィ | |
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そんなものあるんですか? だいたい勉強をしているか 訓練をしているかでは…… |
| エイル | |
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あるんだよっ! |
| レヴィ | |
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……そうなんですか では、あまり遅くならないように してくださいね |
| エイル | |
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ファレナ |
| レヴィ | |
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どうして僕をこんな所に 呼び出した? |
| レヴィ | |
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シャコガイル先生の 一番弟子とやらの実力を 試させてもらう |
| ファレナ | |
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……用件はそういうことか |
| レヴィ | |
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だが、こんな真似は もうしないんじゃなかったのか? |
| レヴィ | |
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お前と闘うための口実だ あの場じゃリュミエが邪魔だったからな |
| ファレナ | |
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力で押さえつけるべきじゃないとか 言っておきながら…… |
| ファレナ | |
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ずっとカードを取り出せる場所に 手を置いて、俺達を常に制圧できるよう 動きを観察していただろ |
| ファレナ | |
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抜け目のない奴だ そんなお前だからこそ興味が湧いた |
| ファレナ | |
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どちらがより優れているか それが知りたい |
| ファレナ | |
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| レヴィ | |
| レヴィの反応を待つことなく ファレナはクリーチャーを展開し 突進してくる | |
| 突進してきたファレナに対して レヴィは即座にクリーチャーを 召喚して応戦し | |
| 互いのクリーチャーをぶつけ合い 優位を得るために 新たなクリーチャーを展開していく | |
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(自然文明相手に 時間をかけるのは得策じゃない) |
| レヴィ | |
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(この闘い、次の手で終わらせる!) |
| レヴィ | |
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……何!? |
| レヴィ | |
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(こいつ クリーチャーの合間を縫って 僕に接近してくる――!) |
| レヴィ | |
| ファレナの生身の一撃が レヴィの身体を突く | |
| 突き飛ばされたレヴィは 地面へと突っ伏した | |
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っ…………かは |
| レヴィ | |
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無駄だ、しばらくは動けないし 喋れもしない そういう打撃を与えた |
| ファレナ | |
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確かに、これは……動け、ないな |
| レヴィ | |
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(なっ……こいつ、まさか とっさに防御したのか?) |
| ファレナ | |
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す、凄いな、君…… |
| レヴィ | |
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クリーチャーがいる闘いの中 危険を顧みず、身体一つで こちらへ向かってくるなんて…… |
| レヴィ | |
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君ほどの……豪胆さを持つ生徒には 今まで、会ったことがない |
| レヴィ | |
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敵に感心するな 戦場ならその隙は命取りだ |
| ファレナ | |
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敵? 何を言ってる 僕達は……同じ学校の仲間だろ? |
| レヴィ | |
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負けといてその態度か お気楽な奴だ |
| ファレナ | |
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確かに今回は負けたが 次はこうはいかない |
| レヴィ | |
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…………………… |
| ファレナ | |
| ファレナとレヴィの初めての闘いは レヴィの敗北に終わった | |
| この決闘での敗北以降、レヴィは ファレナを意識するようになり 今まで以上に研鑽を積むこととなった | |
| そうしてしばらく経ち―― | |
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(ファレナとの闘いは 実戦を想定したいい訓練になる) |
| レヴィ | |
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(手段を選ばない闘いの経験は エイルとの訓練だけでは 積むことはできない) |
| レヴィ | |
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(きっと地上に派遣された時も ファレナとの闘いで得られた経験は 活きてくるはずだ) |
| レヴィ | |
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(いや、そうやって彼と闘うことを 正当化しているだけか……) |
| レヴィ | |
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(これじゃあ、僕も ファレナと同じ――) |
| レヴィ | |
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おい、聞いたか? 自然文明のファレナの件! |
| 噂好きな生徒 | |
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何だ、あいつがまた揉め事でも 起こしたのか? |
| 興味なさそうな生徒 | |
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それが…… 投獄されちまったってよ |
| 噂好きな生徒 | |
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何だって……!? |
| レヴィ |

































