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第1話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
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………… |
| エイル | |
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(私は、どうすれば……) |
| エイル | |
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お姉さん |
| レヴィ | |
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私、でしょうか? |
| エイル | |
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お姉さんは仕事をしてないときも ずっと立って僕のこと見てるよね ……退屈じゃないの? |
| レヴィ | |
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退屈……? いえ、私は特に退屈は感じていませんが |
| エイル | |
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……じゃあ、退屈な僕に 付き合ってほしい |
| レヴィ | |
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付き合う……? すみません、私は人間の遊びを 知らないのですが…… |
| エイル | |
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――これ |
| レヴィ | |
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カード? 確か、デュエマ、でしたか |
| エイル | |
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そう これを使って遊ぼう |
| レヴィ | |
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絵札に描かれた数字を計算し やり取りを行う遊び…… |
| エイル | |
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論理的思考であれば 水文明のクリーチャーである私に 勝つことは難しいと思います |
| エイル | |
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論理的な思考だけじゃ このゲームには勝てないよ |
| レヴィ | |
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デッキ構築はみんな違うし 戦術も数えきれないくらいある 運も味方につける必要があるゲームだ |
| レヴィ | |
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僕の相手をする必要があるんだろ? |
| レヴィ | |
| 私は彼からデュエマを教わり 『遊び』というものを知りました | |
| エイル | |
| 今までずっと一人で ホウエイルを管理してきた私にとって | |
| エイル | |
| 誰かと娯楽に興じるということは とても新鮮で楽しい体験でした | |
| エイル | |
| 最初は彼に対して どう接したらいいか わかりませんでしたが―― | |
| エイル | |
| 彼とデュエマを通して コミュニケーションをすることで いつしかその問題も消えていました | |
| エイル | |
| そして、彼とデュエマをする時間が 私にとって大切に思えるように なりました | |
| エイル | |
| ……しかし、私の役割は ホウエイルの管理をすること | |
| エイル | |
| 仕事以外に時間を使っていいのか 非生産的な時間を過ごしていいのか | |
| エイル | |
| 人と過ごす時間を大切に 思ってもいいのか―― | |
| エイル | |
| 私は思い切って 目覚めたシャコガイル様に 相談することにしました | |
| エイル | |
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それでいいのよ |
| シャコガイル | |
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貴方は、それでいいの |
| シャコガイル | |
| シャコガイル様からの返答は 解決策ではありませんでしたが…… | |
| エイル | |
| シャコガイル様の言葉で 私の内にある何かが 軽くなったように感じました | |
| エイル | |
| 人間の子どもと時間を共にし 自分にも人間のような感情が 芽生えたことで―― | |
| エイル | |
| 私は自然と、シャコガイル様が 期待している人間に 興味を持つようになりました | |
| エイル | |
| レヴィがシャコガイルに拾われて しばらく経ったころ―― | |
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すっげー! レヴィ! |
| 活発な生徒 | |
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召喚術なら アイツを上回る者はいねーな! |
| 活発な生徒 | |
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成績もずっと1位だってよ |
| 冷静な生徒 | |
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でも、体術の成績はイマイチだったぜ 体術なら、ファレナだろ? |
| 皮肉屋な生徒 | |
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(体術よりも 召喚術を極めるほうが デュエリストとして大事なんだ) |
| レヴィ | |
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(もっと召喚術を高めて シャコガイル先生以上の実力者になる) |
| レヴィ | |
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先生が眠っているときでも 先生の代わりに皆をまとめられる リーダーになる! |
| レヴィ | |
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それが僕を育ててくれた 先生への恩返しだ |
| レヴィ | |
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坊ちゃん 今日のスケジュールですが…… |
| エイル | |
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召喚術、体術、防衛術 言語学、数学、クリーチャー史に―― |
| エイル | |
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エイル 僕はもう、無知な子どもじゃない 家庭教師は必要ないよ |
| レヴィ | |
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取り組むべきことは自分で決めて 自分で実行する |
| レヴィ | |
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私はシャコガイル様から 坊ちゃんの世話をするように、と 仰せつかっています |
| エイル | |
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成績を下げさせるわけにはいきません |
| エイル | |
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ふぅ………… |
| レヴィ | |
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確か、エイルは先生から 力を授かっていると聞いていたが 本当かな? |
| レヴィ | |
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私はこのホウエイルを 制御する立場です |
| エイル | |
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学園都市を守るための力は シャコガイル様から授けられています |
| エイル | |
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……ということは 強いってことだね |
| レヴィ | |
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坊ちゃん、会話の意図がわかりません |
| エイル | |
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僕と決闘しよう! |
| レヴィ | |
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! |
| エイル | |
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それは駄目です 戦闘行為は推奨されていません |
| エイル | |
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強者と闘うことは 僕の経験となり、力になるはずだ |
| レヴィ | |
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僕が強くなることは 先生も望んでいるだろう? |
| レヴィ | |
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それは、そうですが…… |
| エイル | |
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(これ以上、駄目だと言っても 坊ちゃんには無駄でしょうか……) |
| エイル | |
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(なら、身をもって 私と闘うメリットがないことを わかってもらうのが吉、でしょうか) |
| エイル | |
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……わかりました |
| エイル | |
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ただし、決闘ではありません あくまでも、稽古です |
| エイル | |
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私に力があると言っても、それは 都市を守る力で、私は坊ちゃんの言う “力ある者”ではないのですから |
| エイル | |
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(もっとも、私としては 全力を出すつもりは ありませんが……) |
| エイル | |
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……いいだろう じゃあ、力を使える場所に移動しようか |
| レヴィ |
















