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第3話 手がかりを追って
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dmps_fun
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ストーリー
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……まだか! |
| 影の者 | |
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一体いつになれば 9号は捕らえられるのだ! |
| 影の者 | |
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は、はいっ! |
| クリーチャー | |
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9号の姿は捉えております 後は捕まるのを待つだけです! |
| クリーチャー | |
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たかだか小娘一人を 捕まえるのに何を手間取っている |
| 影の者 | |
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それが……デュエリストとしての 腕前が非常に高くなっており…… |
| クリーチャー | |
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そんなことを 聞きたいわけではない! |
| 影の者 | |
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奴の重要さを分かっているだろう 全力をもってして捕えろ! |
| 影の者 | |
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ここで他の影の者に 渡してはならん! |
| 影の者 | |
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当然、ホウエイルの連中にもだ!! |
| 影の者 | |
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は、はいぃっ! |
| クリーチャー | |
| 【プレイヤー】達が 地上に降りる少し前のこと | |
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――おい、待て! 止まるんだ! |
| 水文明の生徒 | |
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も~! しつこい……! |
| ノイン | |
| ノインはひたすら森の中を走る | |
| 足音からして 追っ手は一人じゃない | |
| 背負っている棺桶は 見た目ほど重くないが それでも邪魔くさい | |
| 疲労と焦りですぐに ネガティブになりそうになるのを ノインは思考で誤魔化す | |
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何でこうなっちゃうかな! |
| ノイン | |
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ただでさえ デっちゃんが居ない時に 闇文明に見つかって |
| ノイン | |
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凶鬼をけしかけられてる って言うのに! |
| ノイン | |
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ほんと、起こって欲しくないことが 嫌なタイミングで起こる……! |
| ノイン | |
| 幼少期から闇文明に育てられ 生死をかけた闘いをしてきた ノインにとって | |
| ホウエイルの生徒を 複数人相手取ること自体は そう難しいことではない | |
| しかし、彼らを倒した後を 考えると…… | |
| ノイン | (【プレイヤー】……) |
| つい最近知り合ったばかりの 自分のことを友達と 呼んでくれた者達の顔が思い浮かぶ | |
| その友達はホウエイルにおり まさに今追ってきている 生徒達と共に行動している | |
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(ここで彼らを倒したら 【プレイヤー】達を 困らせちゃうよね) |
| ノイン | |
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ちょっと前までは こんなこと考えずに済んだのに |
| ノイン | |
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――ホウエイルの人達! |
| ノイン | |
| ノインは足を止め 振り返って声を張り上げる | |
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私を追いかける理由は分かる |
| ノイン | |
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けど、私は今影の者に 追われているの! |
| ノイン | |
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貴方達まで標的になっちゃうよ! |
| ノイン | |
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どうせ嘘でしょ! |
| 火文明の生徒 | |
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私達をけむに巻くための ハッタリだ! |
| 火文明の生徒 | |
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嘘じゃない! |
| ノイン | |
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貴方達も影の者の 存在は知っているでしょ!? |
| ノイン | |
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私は魔導具の力を使うんだ |
| ノイン | |
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そんな私が地上に居て 影の者が放っておくと思う? |
| ノイン | |
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……話に筋は通ってる気がするよ どうする? |
| 自然文明の生徒 | |
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惑わされるな! |
| 水文明の生徒 | |
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例えアイツが本当のことを 言っていたとしても 俺達のやることは変わらない |
| 水文明の生徒 | |
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アイツを捕えて ホウエイルが襲撃された 一件の謎を解かなくちゃならない |
| 水文明の生徒 | |
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魔導具についてもな! |
| 水文明の生徒 | |
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……もう! 話を聞いてはくれないみたいだね |
| ノイン | |
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穏便に済ませようと思ったのに |
| ノイン | |
| ノインはカードを取り出す | |
| その様子を見たホウエイルの 生徒達に緊張が走る | |
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や、やる気だな! |
| 火文明の生徒 | |
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貴方達、私がホウエイルで どんな力を行使したのか 見ていた人達かな? |
| ノイン | |
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何を敵に回そうとしているのか 本当に分かってる? |
| ノイン | |
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ああ、知ってるさ |
| 水文明の生徒 | |
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お前の力がなきゃ 多くの生徒がここに居なかった かもしれないこともな! |
| 水文明の生徒 | |
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だけど俺達は 闇文明からこの地上を救うため お前を捕えなきゃいけないんだ! |
| 水文明の生徒 | |
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…………そう |
| ノイン | |
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覚悟はできてる、ってことだよね |
| ノイン | |
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どんな結果になったとしても 恨まないでよね |
| ノイン |
勝利時
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これって……! |
| ルピコ | |
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……先にノインを 追っていた先遣隊だ |
| レヴィ | |
| 戸惑うルピコ達の前にあったのは 倒れ伏しているホウエイルの 生徒達の姿 | |
| 生徒達はピクリとも動かず 倒れたままだった | |
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失礼します |
| リュミエ | |
| リュミエは倒れている 先遣隊の生徒達を一人一人 確認していく | |
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………… |
| リュミエ | |
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……駄目ですね 既に息絶えています |
| リュミエ | |
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そんな…… |
| カノン | |
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この様子だと、先遣隊は ノインに返り討ちにあった ようですね |
| リュミエ | |
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魔導具の力を前に なすすべもなかったのでしょう |
| リュミエ | |
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レヴィ 捕えることが難しいケースも 想定しておいた方が良さそうです |
| リュミエ | |
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い、いえ そんなはずがありません! |
| ルピコ | |
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ノインさんはホウエイルで 生徒達を救うのを 手伝ってくれたんですよ |
| ルピコ | |
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先ほど出会った 凶鬼にやられたんです きっとそうです! |
| ルピコ | |
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それはないだろう |
| レヴィ | |
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凶鬼に襲われたとしたら 被害者は溶かされているはずだ 跡形もなくなるだろう |
| レヴィ | |
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君達も召喚されたクリーチャーが いとも容易く溶かされるのを 体験しているだろ? |
| レヴィ | |
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先遣隊の者達は 溶かされた形跡はない |
| レヴィ | |
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つまり…… |
| レヴィ | |
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凶鬼ではない者の仕業 ということね…… |
| カノン | |
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そんな…… |
| ルピコ | |
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(フン……ノインはどうやら まだ健在なようだな) |
| デっちゃん | |
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(デっちゃんさん これは本当にノインさんが 行った事なんでしょうか……) |
| ルピコ | |
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(知らぬし興味もない 私が気にしているのは ノインの安否だけだ) |
| デっちゃん | |
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(マスター候補生でもない ただの生徒ではノインを 止めることはできないだろう) |
| デっちゃん | |
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(奴らとノインでは くぐってきた死線の数が まったく違う) |
| デっちゃん | |
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僕達を待てと 言っておいたのに…… |
| レヴィ | |
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――リュミエ |
| レヴィ | |
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【プレイヤー】達が 言うように、ノインではない としたら…… |
| レヴィ | |
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このままノインを追うのは 危険かもしれない |
| レヴィ | |
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まずは状況を把握するために 先遣隊を調べよう |
| レヴィ | |
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妥当ですね 分かりました |
| リュミエ | |
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私の方でも クリーチャーをノインの捜索に あてています |
| リュミエ | |
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多少、ここで時間を使っても 問題ないでしょう |
| リュミエ | |
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(何だと……!?) |
| デっちゃん | |
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(おい、お前達! ノインの元へ急げ!) |
| デっちゃん | |
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(急にどうしたの?) |
| カノン | |
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(マスター候補生の クリーチャーが送られた となれば話は別だ!) |
| デっちゃん | |
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(ノインの元へ急げ!) |
| デっちゃん | |
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(どうして? ノインを 捕まえるという指示を受けて いるだけでしょう?) |
| カノン | |
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(馬鹿者が、マスター候補生の 扱うクリーチャーは 意志が強い者達だ) |
| デっちゃん | |
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(奴らのクリーチャーは、 文明を背負って行動している) |
| デっちゃん | |
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(クリーチャーが 危険だと判断すれば ノインは排除される!) |
| デっちゃん | |
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(まさかそんな! デュエリストに従わない なんてことあるんですか?) |
| ルピコ | |
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(今すぐここを発て! マスター候補生より先に ノインを見つけろ!) |
| デっちゃん | |
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(で、ですが地上では 通信ができません はぐれたら……) |
| ルピコ | |
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(ええい、そんなこと 気にしている場合か!) |
| デっちゃん | |
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(クソっ……悠長にしおって!) |
| デっちゃん | |
| ガサガサッ | |
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……レヴィ 凶鬼がまた来ます |
| リュミエ | |
| リュミエの視線の先 | |
| 森の奥から、複数の物音が 聞こえてくる | |
| それは次第に近づいて来ていた | |
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……妙だ |
| レヴィ | |
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なぜここまで凶鬼に遭遇する? |
| レヴィ | |
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ノインが逃げ回っているせいか? |
| レヴィ | |
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だとするなら 迂闊に動くと囲まれてしまいます |
| リュミエ | |
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【プレイヤー】 ルピコ、カノン |
| リュミエ | |
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気を付けてください 周囲に凶鬼が迫って―― |
| リュミエ | |
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何なの、これは……!? |
| カノン | |
| カノン達の目の前に 大きな音を立てながら 現れたそれは | |
| とても、機械的で | |
| とても、巨大だった | |
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GAAAAAAAAAAAAA!! |
| クリーチャー | |
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重機型の凶鬼!? なぜこんなところに!? |
| レヴィ | |
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馬鹿な! こういった巨大な凶鬼は 魔導具を守るために居るはず |
| リュミエ | |
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影の者はそこまで ノインの捕獲に必死に なっているということですか!? |
| リュミエ | |
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GAAAAAAAAAAAAA!! |
| 凶鬼 | |
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くっ……! |
| レヴィ | |
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マズい、あの重機型の凶鬼に 【プレイヤー】達と 分断された! |
| リュミエ | |
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小型の凶鬼まで 迫って来ている……! |
| レヴィ | |
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【プレイヤー】達! 身を隠していてください! |
| リュミエ | |
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すぐにこの凶鬼を 倒してそちらに向かいます! |
| リュミエ | |
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――しめた! |
| デっちゃん | |
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好機だぞ、お前達! |
| デっちゃん | |
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この混乱に乗じて ノインの元へ向かうのだ! |
| デっちゃん | |
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そんな! レヴィさんとリュミエさんを 置いてはいけませんよ! |
| ルピコ | |
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そうよ、それに 私達はノインの居場所が わからないのだわ |
| カノン | |
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心配するな 私はノインの居場所が分かる |
| デっちゃん | |
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ついてこい! |
| デっちゃん | |
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わっ!? デっちゃんさん、一人で 行ったら危ないですよ! |
| ルピコ | |
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待つのだわ、デっちゃん! |
| カノン |
敗北時
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……くっ! |
| ノイン | |
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駄目、無意識に 手加減してしまう……! |
| ノイン | |
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これは戦闘…… 命の取り合いだ |
| ノイン | |
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情け容赦は捨てないと 私がやられる…… 昔を思い出して、ノイン |
| ノイン |







































