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第5話 翳る光
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dmps_fun
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ストーリー
| ――ノインの尋問から一夜明け しばらくが経ち…… | |
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おい、何も悪いことはしてねーのに 監視ってどういうことだ! |
| 困惑する生徒達 | |
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インテリエイルへの反抗心を見せる者は 監視せよ――と インテリエイルから通達が来ております |
| ラビリンス隊員 | |
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抵抗するようであれば 捕縛しても構わない、と―― |
| ラビリンス隊員 | |
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マスター候補生を探せって言ったり こっちの動きを制限してきたり 無茶苦茶だと思わないのか!? |
| 火文明の生徒 | |
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ホウエイルの秩序を守る 集団じゃねーのかよ! |
| 火文明の生徒 | |
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だからこうして ホウエイルの秩序を守っている! |
| ラビリンス隊員 | |
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こちらも手荒な真似はしたくない 大人しくしてください! |
| ラビリンス隊員 | |
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貴方達のやり方は不当よ! |
| 自然文明の生徒 | |
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つい先ほどもシャコガイル先生の 名前を出しただけで連行された 人もいたわ! |
| 自然文明の生徒 | |
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……シャコガイル先生は マザーブレイン様の救世の予言を 阻んでいたんだ |
| ラビリンス隊員 | |
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世界を終末へと向かわせる闇文明に 加担している疑いもかかってる |
| ラビリンス隊員 | |
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どこに闇文明のテロリストが 潜んでいるかもわからない これも治安維持のためだ! |
| ラビリンス隊員 | |
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………………はぁ |
| リュミエ | |
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秩序を守るためとはいえ、やりすぎです |
| リュミエ | |
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(あれから一夜明けただけだというのに この有様ですか) |
| リュミエ | |
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(誰もかれもが困惑している ラビリンスでさえも) |
| リュミエ | |
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(光文明への連絡も途絶えている インテリエイルの所業の 報告に対する返事もない) |
| リュミエ | |
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(ホウエイルの法を司るのは光です 今こそ光文明が正義を 示すときではないのですか) |
| リュミエ | |
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(……今は従わざるを得ない インテリエイルにホウエイルの 支配権が移った以上は) |
| リュミエ | |
| 迂闊なことはつぶやかぬことだ | |
| 姿なきクリーチャー | |
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私にも監視の目がついているんですね |
| リュミエ | |
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声をかけるなら姿くらい 見せたらどうですか? |
| リュミエ | |
| 馬鹿を言うな お前のクリーチャーがどこに 潜んでいるかもわからないというのに | |
| 姿なきクリーチャー | |
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(マルハヴァンを警戒してのことですか) |
| リュミエ | |
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よほど私が信用ならないのですね |
| リュミエ | |
| インテリエイルの話では マスター候補生にも嫌疑がかかっている | |
| 姿なきクリーチャー | |
| かつて異端の研究を行っていたお前が 何かをしでかすには絶好の機会だろう | |
| 姿なきクリーチャー | |
| 過去を消すことはできん お前の働きは認めているがな | |
| 姿なきクリーチャー | |
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光文明はこの状況を どう考えているのですか |
| リュミエ | |
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インテリエイルに正義はありません このまま従い続けていては 光文明の権威が危ぶまれます |
| リュミエ | |
| 余計なことを考えるな お前はラビリンスの隊長として 責務を果たせ | |
| 姿なきクリーチャー | |
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では、隊長として意見を述べます この状況が続けばラビリンスは いずれ破綻します |
| リュミエ | |
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皆が正義を疑っている これは貴方も感じているでしょう |
| リュミエ | |
| 感情に振り回されるな | |
| 姿なきクリーチャー | |
| 光文明は規律そのもの 人間であるお前達も同様 揺らぐことは許されない | |
| 姿なきクリーチャー | |
| 隊長ならば 皆にあるべき姿を示せ | |
| 姿なきクリーチャー | |
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…………了解 |
| リュミエ | |
| おい、どこに行く? | |
| 姿なきクリーチャー | |
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インテリエイルから 呼び出されているんです |
| リュミエ | |
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気になるならついてきますか? |
| リュミエ | |
| 我々光文明のクリーチャーが インテリエイルの内部に入ることを 奴らは許さないだろう | |
| 姿なきクリーチャー | |
| 私はここで失礼するとしよう | |
| 姿なきクリーチャー | |
| 勝手なことはするなよ ラビリンスの部隊長 | |
| 姿なきクリーチャー | |
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……………… |
| リュミエ | |
| そこは水中を思わせる空間だった | |
| ただ眺めるだけならば、美しい そう形容できるだろう | |
| だが、その見た目とは裏腹に まるで深い水中にいるかのような圧迫感が 常に全身につきまとっている | |
| 息苦しく、動きづらい ここはそんなことを感じさせる場所だった | |
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(インテリエイルの拠点は やはり慣れないですね) |
| リュミエ | |
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(まるで魚人にだけ 最適化されたような場所です) |
| リュミエ | |
| 広い空間にただ一人 リュミエは立っている | |
| 他には人も、クリーチャーも 見当たらない | |
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(こんな場所にインテリエイル以外は 来たがらないでしょうし、当然ですね) |
| リュミエ | |
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(魔法が張り巡らされているから 監視の目は不要と言わんばかり 光文明と違い非合理です) |
| リュミエ | |
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(防衛機構の一つや二つ 置いていたほうが牽制にも なるでしょうに) |
| リュミエ | |
| 退屈を紛らわすため リュミエが場の分析をしていると 集団が歩いてくるのが見えた | |
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魔導具使いの解析は進んでいるか? |
| インテリエイル信徒 | |
| それが…… | |
| インテリエイルの学者 | |
| 核となる無月の門の欠片との 融合率が高すぎます | |
| インテリエイルの学者 | |
| 無月の門の欠片は時空に 干渉する力を秘めているため 我々の力では干渉が難しく…… | |
| インテリエイルの学者 | |
| 魂レベルで融合しているがゆえに 境界が曖昧になっています | |
| インテリエイルの学者 | |
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チッ、純粋な状態での抽出は難しいか |
| インテリエイル信徒 | |
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不純物がある状態では 我々の目的に支障が出る 必要なのは純度の高い―― |
| インテリエイル信徒 | |
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ご歓談中に失礼します |
| リュミエ | |
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呼び出しておいて ずいぶん待たせるんですね |
| リュミエ | |
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来たか、リュミエ ホウエイルの状況はどうだ |
| インテリエイル信徒 | |
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どうも何も お陰様で混乱の渦中です |
| リュミエ | |
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マスター候補生にまで 嫌疑をかけてくれたおかげで 行動しづらくてかないません |
| リュミエ | |
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一時的なものだ 真実とは、時に民を苦しめる |
| インテリエイル信徒 | |
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真実を見つめることでしか 真理を得ることはできない 必要な痛みだ |
| インテリエイル信徒 | |
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お前も真理を求める同志だからこそ こうして自由にさせているのだ 禁忌をも求めた光文明よ |
| インテリエイル信徒 | |
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真実、ですか |
| リュミエ | |
| 異世界の存在を匿っていたことや 魔導具使いであるノインと 行動を共にしていたこと | |
| それらは真実ではあるものの 世界を害するためではない むしろ、その逆だ | |
| 「この世界には何かが足りない」 | |
| これは自身が進めていた 龍を蘇らせる研究の果てに 辿り着いた結論 | |
| 今まで誰も目を向けなかったようなことに 目を向けなければ状況を打破できない そんな岐路に立たされている | |
| 【プレイヤー】達も ノインも、世界を救うために 必要なピースかもしれないのだ | |
| 法も、秩序も、皆を守るためのものだが それだけではこの世界が 救われることはないのだから | |
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リュミエ、お前を呼び出したのは 他でもない、ノインのことだ |
| インテリエイル信徒 | |
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お前の術でノインの魂と 魔導具の元である 無月の門の欠片を分離しろ |
| インテリエイル信徒 | |
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不可能です そんな技術はありません |
| リュミエ | |
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無機物と魂の融合は光文明の専門だ 融合ができるなら分離もできるはずだ |
| インテリエイル信徒 | |
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インテリエイルともあろうものが 浅慮ですね |
| リュミエ | |
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別々の料理をぐちゃぐちゃに 混ぜ合わせた後に、まったく同じ状態に 戻せと言っているようなものですよ |
| リュミエ | |
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世界を救うために必要なことだぞ できないとは言わせない |
| インテリエイル信徒 | |
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もしお前がやらぬと言うのなら |
| インテリエイル信徒 | |
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禁忌の研究をする機会も 異世界の者達と再び会う機会も 二度と訪れることはないだろうな |
| インテリエイル信徒 | |
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光文明に脅しですか 大きく出たものです |
| リュミエ | |
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これが脅しに見えるか? 勘違いはやめてほしいものだ |
| インテリエイル信徒 | |
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禁忌の中にこそ救済の道があることに お前も気付いているのだろう |
| インテリエイル信徒 | |
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真に救済を望む者だからこそ 行きつく答えだ |
| インテリエイル信徒 | |
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魔導具の力、その根幹の解明こそが この世界を救う道 |
| インテリエイル信徒 | |
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お前と我々は志を同じくする同志なのだ それがわからぬほど愚かではあるまい |
| インテリエイル信徒 | |
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同志とは心外ですね 私は光文明です |
| リュミエ | |
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強がっても無駄だ 探究者の本質は簡単には変わらん |
| インテリエイル信徒 | |
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どこまで行っても お前はこちら側だ |
| インテリエイル信徒 | |
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(……知った風な口を) |
| リュミエ | |
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(私が信じるのは正義と秩序) |
| リュミエ | |
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(自分達のために 動いている貴方達とは違います) |
| リュミエ | |
| 杖を握る手に、無意識に力が入る | |
| インテリエイルの姿が見えなくなった後 この施設に収監されている ノインの元へと向かおうとすると | |
| 施設全体が大きく揺れた | |
| 振動の音と共に響いたのは 大きなくぐもった音と―― | |
| 警報だった | |
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じっとしてるだけなのに 不快極まりない場所だね…… |
| ノイン | |
| 生を感じない空間 | |
| 生を感じないというのに 常に体にまとわりつく 「何か」を感じる | |
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監禁した者を調べる 魔法が組み込まれてるのかな |
| ノイン | |
| 戻ったらホウエイルの魔女が消えてた ――と思ったら、途端に 不快感が襲ってきた | |
| ノイン | |
| この場所の元々の機能を シャコガイルが防いでたんだ 魔女って言われるだけあるよ | |
| ノイン | |
| たぶんだけど 長居してると力が奪われるような 仕組みもありそうだ | |
| ノイン | |
| どうやったら出れるかな…… | |
| ノイン | |
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召喚も使えない、疑似魔導具の力も 使えない、となると |
| ノイン | |
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……腕力? |
| ノイン | |
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いや、無理無理 力で出れるならこんな場所に閉じ込めない |
| ノイン | |
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インテリエイルの奴ら 私の力に興味を持ってるくせに 手を出さず放置する理由は何なんだろう |
| ノイン | |
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私の持ってる棺すら奪われてないし カードもそのままだ |
| ノイン | |
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私なら怪しい物は 全部取っちゃうけど |
| ノイン | |
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狙いがあるとすれば…… 私を「王権」たらしめてる 無月の門の欠片のはず |
| ノイン | |
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手を出したくても 手を出せない状況ってこと? |
| ノイン | |
| 緊急事態! 緊急事態! | |
| 放送 | |
| 全ての囚人部屋が解錠された模様! | |
| 放送 | |
| 外に繋がる出入り口は閉鎖した! 動ける職員は囚人の捕縛に向かえ! 繰り返す―― | |
| 放送 | |
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どういう、こと? |
| ノイン | |
| ノインの目の前の景色は まったく変わり映えがしなかったが 先ほどまでと違いかすかに風の流れを感じる | |
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つきまとってた不快感も消えた |
| ノイン | |
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こんな形で騙す必要もないし さっきの揺れといい、異変が起こったんだ |
| ノイン | |
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――抜け出すなら、今がチャンス! |
| ノイン | |
| ノインは風を感じるほうへと走る 目の前は壁だが気にしない | |
| きっとこれは幻影だと言い聞かせ 壁に衝突する―― | |
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景色が変わった…… 出れたって、ことかな? |
| ノイン | |
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ノイン! |
| リュミエ | |
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リュミエ これは貴方の仕業? |
| ノイン | |
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…………違うみたいだね 貴方がやったなら私に杖を突きつけるのは おかしいもん |
| ノイン | |
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私は、正義と秩序を守る者として 為すべきことを為します |
| リュミエ | |
| ノインの目の前に立ちはだかったリュミエは クリーチャーを展開する | |
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そう、やる気なんだ |
| ノイン | |
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いいよ、受けて立ってあげる! |
| ノイン |
勝利時
| ノインのクリーチャーと リュミエのクリーチャーが 激しくぶつかり合い | |
| ぶつかり合うたびに部屋そのものが 軋む音を上げる | |
| 堅牢なリュミエのクリーチャーは 攻撃をものともせずノインを狙う | |
| ノインはそれを身を翻してかわし クリーチャーをリュミエへと向かわせる | |
| それを意に介さず リュミエのクリーチャーは ノインを攻撃し―― | |
| ノインをかすめ、壁を打ち崩した | |
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どういうつもり? |
| ノイン | |
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施設の中から出ようとすると インテリエイルと出くわす |
| リュミエ | |
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そうなれば再び捕えられてしまいます |
| リュミエ | |
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ノインを止めようとしたが 先ほどの揺れで壁の一部が崩れ 逃走を止められなかった |
| リュミエ | |
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口実としてはこんなところでしょう |
| リュミエ | |
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今なら誰も見てないのに 闇文明を助けるの? |
| ノイン | |
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約束を果たさなくても 誰も気にしないでしょ |
| ノイン | |
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模範となるべき光文明が 自分の言葉すら守れないようでは 誰も従うことはないでしょう |
| リュミエ | |
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行きなさい 気が変わる前に |
| リュミエ | |
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光文明らしい頑固な奴だね |
| ノイン | |
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――ありがとう |
| ノイン | |
| ノインはチラリと振り返った後 壁に開いた穴から インテリエイルの拠点を抜け出す | |
| それを無言で見送った後 陰からクリーチャーが リュミエの元にやってきた | |
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マルハヴァン 光文明の監視は? |
| リュミエ | |
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ここにはないようだ 奴の言葉に偽りはないようだな |
| マルハヴァン | |
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誰にも見られていませんか? |
| リュミエ | |
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当然だ 俺を誰だと思っている |
| マルハヴァン | |
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本当にノインを行かせていいのか |
| マルハヴァン | |
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ノインが俺達のために動くとは限らない 奴は闇文明だぞ |
| マルハヴァン | |
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わかっています |
| リュミエ | |
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私は、協力すると言ってくれた 彼女の言葉を信じたまで |
| リュミエ | |
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今は光文明ですら ホウエイルのために動いていない |
| リュミエ | |
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……私には信じることしかできません |
| リュミエ | |
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この混沌とした状況だからこそ 人々の心を信じます |
| リュミエ | |
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先が思いやられる回答だ |
| マルハヴァン | |
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いつもどおり お前は信じる道を進め |
| マルハヴァン | |
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お前が光である限り 俺はお前の影だ |
| マルハヴァン |
敗北時
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(さすが光文明! 守りが固いし、強い!) |
| ノイン | |
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(手を抜いたらやられる 敵として倒すしかない!) |
| ノイン |



























