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第6話 交錯する思惑
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dmps_fun
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ストーリー
| ……アウトレイジ? | |
| サスペンス | |
| はい、ボクがいた世界で 教団の邪魔をしていた集団です | |
| イズモ | |
| おそらく、ボクを追って この世界に来たものと…… | |
| イズモ | |
| 時空を渡る存在か 厄介な者まで結界に 招いたものだ | |
| サスペンス | |
| ですが、そのアウトレイジは 一体だけ……その他に紛れ込んだ のは子ども一人です | |
| イズモ | |
| そうか……ならばイズモよ そのアウトレイジに関しては お前が対処しておけ | |
| サスペンス | |
| はい……それと「祝」の神 ウェディング様の存在は 確認できませんでした | |
| イズモ | |
| ……何だと? そんなはずはない | |
| サスペンス | |
| オラクリオンを闘わせている時も 現れませんでしたね | |
| イズモ | |
| (……何を考えている? 我がカノンの前に現れるまで 潜んでいる気か?) | |
| サスペンス | |
| (もしくはシャングリラとの闘いで 何かあったか) | |
| サスペンス | |
| (ウェディングの気配自体は 消えてはいない……) | |
| サスペンス | |
| ……それと、クリーチャーを 召喚する人間も結界の中に | |
| イズモ | |
| 【プレイヤー】か? | |
| サスペンス | |
| はい、仲間がその名を | |
| イズモ | |
| そうか……クックックッ やはりカノンの近くにいたか | |
| サスペンス | |
| ……サスペンス様、 一つお聞きしても? | |
| イズモ | |
| 何だ? | |
| サスペンス | |
| 何故、今すぐにでも カノンを捕らえないのです? | |
| イズモ | |
| 言っていただければ すぐにでも | |
| イズモ | |
| カノン達は、 我自らが捕らえる その方が確実であろう? | |
| サスペンス | |
| 我に多少の損傷があろうとも ここに我を倒す力があるとすれば 同じゼニス…… | |
| サスペンス | |
| ウェディングただ一体のみ | |
| サスペンス | |
| それに……追わなくとも 奴らは我の元に来る、必ずな | |
| サスペンス | |
| ……何故です? | |
| イズモ | |
| 奴らは、我が生きていることに もう気づいているだろう そうなれば―― | |
| サスペンス | |
| 我が何かを企み、自分達を 狙っていると考えずには いられない | |
| サスペンス | |
| 孤立無援の今…… 我さえ倒せば全て終わると 信じたくて仕方がない状況だ | |
| サスペンス | |
| そして、我が闘いの中で 傷を負ったことを 認識している | |
| サスペンス | |
| その状態なら我を倒せるなどと ありもしない希望に縋り 自身を消耗させつつ挑むだろう | |
| サスペンス | |
| 我を倒すことが 奴らにとっての 希望になっているのだ | |
| サスペンス | |
| それが希望という名の 呪いだとも知らずにな | |
| サスペンス | |
| オラクルも結界も 全て奴らをおびき寄せるための 駒にすぎん | |
| サスペンス | |
| 奴らは我の掌の上よ もはや後は刈り取るだけなのだ | |
| サスペンス | |
| なるほど…… さすがは、サスペンス様です | |
| イズモ | |
| 貴様も評価してやろう | |
| サスペンス | |
| オラクリオンを修復したこと、 そしてオラクルという 使い勝手の良い駒も用意したこと | |
| サスペンス | |
| オラクルに関しては 私にとっても想定外の結果です | |
| イズモ | |
| まさか、修復中に オラクリオンの「元」になった 彼らが顕現するとは | |
| イズモ | |
| しかし、これで サスペンス様の計画は より盤石なものに…… | |
| イズモ | |
| だが、ウェディングが気がかりだ 念のため、オラクリオンを 我が使役するが……構わんな? | |
| サスペンス | |
| ……もちろんです | |
| イズモ | |
| 案ずるな、無事カノンを 我が手中に収めれば 貴様の願いを叶えよう | |
| サスペンス | |
| 我らゼニスを信仰の対象として 新たに教団を作るという願いをな カノンがいればそれも容易くなる | |
| サスペンス | |
| ……カノンという少女に そこまでの力が? | |
| イズモ | |
| ゼニスに縁のある者と 説明はされていましたが…… | |
| イズモ | |
| あぁ、カノンは 我らゼニスをこの世界に 顕現させることが出来る | |
| サスペンス | |
| 門を開く存在だ | |
| サスペンス | |
| (その力が何故、カノンに 備わっているのか 調べる必要はあるが) | |
| サスペンス | |
| つまり次元を超える力……!? ……それは…… | |
| イズモ | |
| どうした? | |
| サスペンス | |
| ……いえ、 危険な存在であると 認識したまでです | |
| イズモ | |
| 間違っても殺すな ウェディングさえいなければ カノンを操ることなど容易い | |
| サスペンス | |
| そのための材料として 【プレイヤー】達も 狙っていたわけだからな | |
| サスペンス | |
| クックック…… | |
| サスペンス | |
| ……次元を繋げる | |
| イズモ | |
| それはつまり……ボクの世界と 繋げることも可能ということ、か | |
| イズモ | |
| (その力を行使できれば、 ヨミ様と再び……) | |
| イズモ | |
| (……ヨミ様) | |
| イズモ | |
| 手に入れなければ 何を、してでも | |
| イズモ |
勝利時
| あぁ、もう! 手応えが全然ねぇ!! 何だこれ!? | |
| 鬼丸 | |
| 入ろうとしても 壁で阻まれる感覚がある 実体はあるはずなんじゃが | |
| プリンプリン | |
| 結界の破壊は厳しいか だが、初め見た時より だんだん小さくなっている? | |
| ダピコ | |
| おそらく……この結界の内部で 結界を解くために 行動している者がいるのだろう | |
| 修羅丸 | |
| 【プレイヤー】達が? 黙ってやられるだけじゃねぇか 流石だぜ | |
| 鬼丸 | |
| 可能性の話だがな | |
| 修羅丸 | |
| それなら、こっちからも 攻撃し続けたら 多分壊れるんじゃねーか? | |
| 鬼丸 | |
| ……結界の維持にも 相応の代償が必要のはず | |
| 修羅丸 | |
| たしかに、 外部からも干渉し続ければ 壊す助けになるかもな | |
| 修羅丸 | |
| よっしゃあ! そんじゃガンガン めった斬りにしてやるぜ!! | |
| 鬼丸 | |
| 随分、パワフルな連中と 仲良くなっておったんじゃな | |
| Dr.ルート | |
| 頼もしい仲間だ ……それで、Dr.ルート | |
| ダピコ | |
| そのイズモという奴について 何か分からないか? | |
| ダピコ | |
| さっきも話した通りじゃ | |
| Dr.ルート | |
| オラクリオンを残して 何処かに消えたと思ったら | |
| Dr.ルート | |
| この黒い結界が出現した途端 そのオラクリオンも 退いていってしまってな…… | |
| Dr.ルート | |
| 全く…… 一杯食わされたわい | |
| Dr.ルート | |
| だが、人工の神を使役していた 異様な存在じゃ | |
| Dr.ルート | |
| お主らを襲ったゼニスと何か 関係があるかものう? | |
| Dr.ルート | |
| 修羅丸よ イズモという名に覚えは? | |
| プリンプリン | |
| ありません 少なくともゼニスに そのような者は居ませんでした | |
| 修羅丸 | |
| 手掛かりは……無しか ……ルピコ…… 【プレイヤー】 | |
| ダピコ | |
| 勝太くんもおるじゃろうし 何とかこの 結界を解析できればのう…… | |
| Dr.ルート | |
| 勝太もいるのか!? シティにいたはずなのに 何でこんな時に……ん? | |
| ダピコ | |
| すると、そこで 「勝太」という名を聞き ひと際大きな反応を示す者がいた | |
| そうか、お前はデュエマシティで 勝太に出会う前にこの世界に 来たから知らなかったのか | |
| ダピコ | |
| おぉ、そうじゃった! 年は君と同じぐらいだったが ちゃんと元気そうじゃったぞ | |
| Dr.ルート | |
| 少年はDr.ルートの言葉に 驚きつつも、黒い壁を見つめて 拳を固く握りしめるのだった | |
| オレの知ってる勝太は まだ赤ちゃんのはずだけど…… そうか、元気だったのか! | |
| ??? | |
| あいつが困ってるなら オレが助けないとな! 待ってろよ、勝太……! | |
| ??? |
敗北時
| 全く……ウェディングが カノンにほだされなければ | |
| サスペンス | |
| ここまで計画を修正する必要は 無かったというのに…… | |
| サスペンス | |
| 今度こそ雌雄を決する時だ…… 裏切りの処刑人 ウェディングよ | |
| サスペンス |
