4コマクラブ出身の作家の一人で、総合劇場時代の初期から中期にかけて活動。 デビュー当時はまだ女子中学生だった。 幸宮チノやちるみるらと並ぶ、ほのぼのネタ担当の一人だが、幸か不幸か、彼女について多くの人の記憶に残っているのは、 「恐ろしく絵の下手な漫画家」という一点だろう。 まさに小学生・中学生の女子が授業中にノートに描いたマンガ、という感じで、 人物もモンスターもシッチャカメッチャカなデッサンであったが、それ故に妙な味があった。 当時のエニックス編集部は、よくもまあこの画力でデビューさせようと思ったものである。 現在はプロ漫画家ではないが、たるみ名義で同人での漫画活動は続けており、 その画力は当時と同一人物とは思えないほど上達している。 ----