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【ゴーレム】 - (2012/11/02 (金) 08:34:46) の編集履歴(バックアップ)


Ⅰ、Ⅴ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸなど非常に多くの作品に登場するモンスター。
元ネタはユダヤ教に伝わる泥人形で、伝承通り人工の巨大人形のモンスター。
ドラクエではかなりメジャーな部類に入り、色々な面で優遇されているが、
これはⅠやⅤでの立ち位置のお陰だろう。
ボスでもザコでも行ける万能キャラで、シリーズ通して呪文は一切使わない典型的なパワータイプである。
色違いのモンスターに【ストーンマン】【ゴールドマン】【ゴーレムーガ】がいる。


DQⅠ

【メルキド】の町入り口でボスとして登場。
竜王軍とは関係のない、町の住人が作ったモンスターで、町を侵入者から守っている。
ステータスがアホみたいに高い上に呪文が効かず、【ようせいのふえ】で眠らせないと撃破は難しい。
ちなみにⅢの時代から既に設計計画はできていたらしい。
Ⅱの時代にはメルキド自体が無くなっているが、Ⅰのゴーレムを倒したことが影響しているかは不明。

なお、町の守護神がモンスターを襲うならまだしも、何故人間である勇者を襲うのかについては、
【モンスター物語】と小説版において語られている。
竜王軍は城塞都市メルキドを陥落させることで人間達に力を知らしめようとしていたが、
ゴーレムに対してはストーンマンやドラゴンを束で投入しても全く歯が立たなかった。
指揮を執っていた大魔道カトゥサも、多数の戦力の喪失で軍での立場が危うくなり、
最期の策としてきめんどうしを魔界から召喚、メダパニで混乱させることに成功した。
しかしそれでも「侵入者を倒す」という命令だけは覆すことができず、
ゴーレムは人間も魔物も無差別に襲うようになったものの、メルキドの守護神であり続けた。
そして、結局メルキドを陥落させることができなかったため、カトゥサは竜王に処刑されたという。

DQⅤ

Ⅰ以降本編では登場しなかったが、本作では仲間になり大活躍する。詳細は【ゴレムス】参照。
エルヘブンの大陸全域と天空の塔に出現する他、
マドハンドやメタルドラゴンに呼ばれるため見かける機会は多いだろう。
特別な行動はないが、単純にステータスが高いので、メダパニなどで動きを止めると良い。

DQⅦ

ウッドパルナ地方で本作最初のボスモンスターとして登場。
さらにモンスター職にまで採用された。
ゴーレムはボスモンスターなため、転職に必要な心は後に登場するゴーレムーガが落としていく。

DQⅧ

リブルアーチ周辺やライドンの塔に多く生息する。
相変わらず攻撃力・守備力が高く、テンション溜めや痛恨の一撃を多用するため3人だとキツい。
ただし攻撃呪文は軒並み有効。テンションを溜めている間に各種補助呪文でがっちり対策するのも手だ。
スカウトモンスターとしても登場。詳細は【ゴレムス(スカウトモンスター)】参照。

DQⅨ

ビタリ海岸や、竜のつばさ~くび地方にかけて生息している。
また、宝の地図(遺跡タイプ)にも出現するのでよく見かけるイメージ。
やはり攻守共に隙が無く、HPが300もある。
特に、船入手直後にビタリ海岸へ行くと非常に強敵なので注意しよう。
防御無視の痛恨も繰り出す上に、テンションを上げたり、におうだちもするので優先的に倒したいところ。
風属性と光属性が弱点なので、ギガスラッシュ等を使うといいだろう。無ければストームフォースで。
逆に、炎と氷には耐性がある。落とすのはつけもの石かミスリル鉱石。原材料?
秘伝書のクエストで会心の一撃で10体倒すモノがある。
やってみればわかるが、ゲーム中で1,2を争う苦行であり、
コイツの顔も見たくなくなってしまうプレイヤーも多い。

トルネコ1

16階から登場。攻撃力、守備力ともに非常に高いが、経験値もここから跳ね上がる。
これ以降は加速度的に敵が強くなるので、さしずめ深層への門番である。
こいつをストレートに倒せるかどうかで、今後の冒険の塩梅がわかる。
アイテムを落とす確率が高く、どろ人形を回避しつつも狩りたいモンスター。
ちなみに、封印したはぐれメタルはゴーレムよりも強い。

トルネコ2

不思議のダンジョン11階からのゾンビゾーンに混じって登場。
やはり基礎能力の高いパワーファイター。経験値も155と多めだが、GBA版では100に減った。
人形系なのでドールクラッシャーならば楽に戦える。
しかし、商人ではただの強いモンスターだが、戦士や魔法使いではさらに凶悪な存在になる。
というのも、通常攻撃の強烈な頭突きで戦士の技をセットした装備を破壊してくるのだ。
同様に魔法使いの呪文も頭突きで忘れさせてくる。
他のモンスターが一定確率で使ってくる特技と違って、こいつはこれが通常攻撃なので要注意。

トルネコ3

海底山地山頂部で初登場。今作では何故か人形系ではないので、弱点無し。
素の能力も高いが、異世界の迷宮16階からのものはレベル2になっており、更に強い。
攻撃力は30ほどで、強い盾を装備していても20はくらってしまう。
当然守備力も高く、中途半端な強さだと3発攻撃を当てないと倒せない。
前の階であめふらしを一撃で倒せる程度の攻撃力はほしいところ。
出現率も非常に高い。間違いなく異世界の迷宮での壁となるだろう。
慣れてくるとこいつより【さそりかまきり】の方が嫌になる。

少年ヤンガス

しゃくねつのほら穴で初登場。
基礎能力の高さに加え、ふきとばしやワープを無効化するふんばりも持つ。
無効化するのは移動系のみなので、他のアイテムで攻めれば良い。
物質系なのでウォーハンマーが弱点。

DQMシリーズ

こちらでも1以来の常連。当然ながら物質系。
泥人形×泥人形で誕生し、ゴーレム×ゴーレムで動く石像になる。
1では守りの扉のボス。DQⅠのあのシーンが再現されている。
序盤で手に入る貴重な上級モンスターなのでしっかり捕獲しよう。
デフォルトの名前はやっぱりゴレムス。

2では氷の世界の湖の塔に出現。少し影が薄くなった。
特技は力貯め、気合い貯め、瞑想。賢さの都合上、瞑想の習得は厳しいものがある。

キャラバンハートではメルキドの廃墟にゴーレムの心が落ちている。
Ⅰでの立ち位置からきたオマージュだと思われる。

ジョーカーではボスとして登場。
テンションをためた後の攻撃が厳しい。テンションを溜めたら防御しておこう。

スラもり1

これまたボス。二回出現する。
一匹目はノッケの森のボス。名前はゴレムス。オス。
必殺ゴーレム・パンチで攻撃してくるが、タイミングさえ誤らなければ安定して勝てる最初のボスらしい敵。
序盤ゆえ主人公のHPが少ない点には注意しよう。倒すと中にももんじゃが搭乗していた事が明るみに出る。
二匹目はノッケの森の奥のボス。名前はゴレみ。メス。ただし色はストーンマン。
憧れのゴレムス先輩がスライムに倒され、その上ももんじゃが操縦していたことが発覚、
著しく傷ついたメス心の苦しみを主人公にぶつけてくる。
両腕から小石を発射して攻撃してくるが、両腕の間にいれば絶対に攻撃が当たらない。
3回攻撃すると砕け散るので残った頭部にダメージを与えよう。
暫くすると再生するが、3回目の再生を試みると失敗し、勝利である。
再戦時には主人公の強さにすっかりホの字のご様子。

スラもり2

スラもり2では雑魚に降格、しっぽ団団員としてデスモージャに登場する。
巨体に似合わない勢いのあるパンチを繰り出してくる。
実はももんじゃが操縦しており、4回ダメージを与えるとハッチが開き、ももんじゃが吹き飛ぶ。
ハッチの開いたゴーレムには主人公が乗り込み、操縦することができる。
操縦中は敵を吹き飛ばし、針付き床を蹴散らし、障害物を破壊することが可能。
また、30匹連れて帰ることで乗組員として仲間にもなる。
弾き飛ばすことが出来ないので、運ぶにはキメラの翼が必須。
作戦は「リーダーをまつ!」のみで、開始直後にハッチが開いた状態となり、主人公が乗るまで一切動かない。
しゃべることは一切無く、一見するとただの機械のようだが
街で話しかけた際に「ゴーレムは気にしていないようだ」と出るなど自我は持っている模様。
主人公と操作法などが違うためか「戦車扉に挟まるとゴーレムが全快する」などの独特なバグが多く見られる。

スラもり3

ひき続き敵兼乗り物として登場。ガンバレーこうやに出現する。
障害物を破壊するために使うが、明らかにパンチに勢いがなくなってしまった。
輸送が難しいためか、仲間にする条件は10体捕獲と緩い。
船バトルでの作戦は前作と同じ。
HP0で相手に進入されそうになったとき、ロープの上でYボタン攻撃を連発すれば楽に敵を撃退できる。

DQMB

第1章から登場。
ステータスはHP:665 ちから:120 かしこさ:14 みのまもり:80 すばやさ:27。
打撃属性に強く、風属性に弱い。
特技は必殺の右ストレートとラリアット。
前者は敵1体に強烈なパンチを喰らわせる攻撃。
後者は腕を振り上げて敵全体に突進する攻撃。命中率が低い。
やはりHP、ちから、みもまもりが安定して高いので、初心者も気軽に使えるだろう。
ただし、呪文に弱く守備力ダウンが効きやすい。
ストーンマン、ゴールドマンとチームを組むと、合体して【怒りの魔人】?になる。
Ⅱでは主人公の職業が戦士だと、
必殺の右ストレートが打撃+マヒの効果を持つ「コークスクリューブロー」に変化する。

ロトの紋章

終盤のラダトーム奪還戦にて人間側が複数体用意している。
細かい戦闘の描写はないが、指揮系統が混乱していた竜兵団では全く歯が立たなかったことだろう。

エデンの戦士達

最初はほとんど原作と同じで、東の塔のボスとして登場する。
動きの遅いところを突けこまれてしまい、力を発揮することが出来なかった。
頭は良くないらしくウッドパルナの森に誘き出されて、
村の男達の罠にかかり、丸太のトラップで上半身を粉々に砕かれる。
命乞いも全く聞き入れなかった哀れな最期だった。
これでも瞬殺されてしまったチョッキンガーに比べればマシだが・・・