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【トロル】 - (2012/08/23 (木) 04:10:34) の編集履歴(バックアップ)
概要
Ⅲで初登場し、以後Ⅵ、Ⅷ、Ⅸに登場する棍棒を持った巨人のモンスター。
高いHPと攻撃力、痛恨の一撃はどのシリーズでもほぼお約束。
そしてHPは高いが防御力は低いのも概ね共通。
同じような性質のモンスターは、ギガンテスやサイクロプスなどの一つ目巨人系が該当する。
上位種には
【トロルキング】や
【ダークトロル】、
【トロルボンバー】が居る。
「トロル」または「トロール」とは、北欧の昔話でよく登場する妖精や魔物の名称。
巨人である場合もあれば、小人である場合もあるという。
トールキンの作品においてオークなどと共に悪玉の魔物として描かれて以来、
邪悪な巨人としてのイメージが定着した。
DQⅢ
ネクロゴンド地方に出現。
前作におけるサイクロプスやギガンテスと同様のポジションのモンスターとして、
そのパワーとそこから繰り出す痛恨の一撃で勇者達を苦しめた。
また、何故か上位種の
王様よりも攻撃力が高く設定されている。
落とすアイテムは見た目にちなんでか こんぼう となっている。
DQⅥ
ペスカニ周辺に出現。
やはり痛恨の一撃の脅威をプレイヤーに知らしめた。
素の攻撃力の高さやタフさも健在で、つきとばしをしてくることもある。
また、
【ブラッディハンド】に呼ばれることもある。
落とすアイテムは今回もこんぼう。
ちなみに、この作品のトロル系モンスターはⅥでは数少ない
【自動回復】特性持ちになっており、
毎ターンHPが20ずつ回復している。
DS版では夢告白の舞台の一つとして「トロルのやま」というものが登場している。
最初から選択可能で、内容はトロルと向き合うようにバニーと犬がいる山というよくわからないもの。
DQⅧ
闇の遺跡などに登場する。悪魔系のモンスターとなった。
「攻撃をミスする」「武器を舐めまわす」などの無駄行動を取るようになり、攻撃ミスの専用アクションも設定された。
これにより、従来よりも頭の悪いイメージが強くなっている。
そのため、SFC以前の時代と比べると弱体化した感はあるが、それでも高い攻撃力と痛恨の一撃は脅威であり続けている。
落とすアイテムは怒りのタトゥーか大かなづち。
また自身の名を冠したトロルの迷宮というダンジョンが登場している。
DQⅨ
カズチャ村などに登場する。Ⅷに引き続き悪魔系。
ラストバッターが使える他は痛恨の一撃、武器を舐めまわす、攻撃ミスなど大体はⅧでの特徴が引き継がれている。
またラストバッターがMPを消費する仕様の為、無限のMPを持つ。
だからといって大して意味はないのだが。
落とすアイテムはこん棒か力の種。
不思議のダンジョンシリーズ
トルネコ2以降ちからためを使うタイプのパワーモンスターとして登場。
しかし2と3のちからためは1ターン後に攻撃しない場合はためた力が無駄になるので、
一歩下がるだけで防げるという、本編譲り?の頭の悪さになってしまっている。
トルネコ3では特技使用率が0%に設定されているため、イカリ状態でないと特技を使わない。
しかし仲間にする分には、確実に攻撃してくれるから嬉しい仕様と言える。
成長タイプ
【攻撃・早熟】なので立派な戦力になれるが、自然回復速度がやや遅いのが短所。
また、珍しくボストロールが上位に登場しない。
少年ヤンガスでは同じくちからためを使うが、Ⅷ準拠のテンションを上げるタイプのちからため。
攻撃しない隙が生まれるのは同じだが。