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【ぼったくり商店】 - (2012/12/12 (水) 02:50:17) の編集履歴(バックアップ)


概要。

Ⅲ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸに登場する、通常の価格以上の値段で物を売りつけてくる店。

DQⅢ

【アッサラーム】に2軒ある。
話すと『おお!わたしの ともだち!おまちしておりました。』などと馴れ馴れしい態度で、
適正市価の16倍もの値段でものを売りつけようとする(例:普通8Gの薬草なら、128Gで)。
断ると『おお、お客さん買い物上手』と言って半額の8倍に、
もう一度断ると『おお これ以上負けるとわたし大損します』と言って更に半額の4倍に、
再度断ると『おお、あなたわたしに首吊れと言いますか?』と言って更に半額の2倍に値を下げる。
それでも断ると、向こうもようやく諦めてくれる。
道具屋の方はともかく武器屋の方はそれなりに良い物を揃えてはいるが、結局他の町で買えるものばかりなのであまり意味はない。
しかし唯一てつかぶとだけはここでしか売っていない(FC版のみ。リメイク版ではイシスで売っている)。
リメイク版では品揃えが豪華になっているが、やはり他で買えるものばかりであまり意味はない。
しかし道具屋の方で売っている「金のネックレス」だけはここでしか買えないようだ。

DQⅥ

【シエーナ】のバザーで割増した値段で商品を売りつけようとする者が複数人登場する。
バザーは2回行われるが、全ての人間が同じ場所で商いを行っており、
時期によってぼったくりだったりそうでなかったりする店もある。

なお、それぞれの店の特徴はSFC版のもの。
DS版では町の名前が「マルシェ」になり町の様子なども変化している。

  • 盾を並べた老人の店
1回目の時は定価70Gの【かわのたて】を、
「115ゴールドでいいぞ」と言って売りつけようとしてくる。
2回目の時は定価110Gの【とがったホネ】を、
同様の手口を用いて130Gで売りつけようとしてくる。
どちらも買うとこちらが損をするので、この老人からは物を買わないほうがいいだろう。
品物の内容的にも、皮の盾はともかく尖った骨はほとんど使いようがない。
ちなみに買ってみると「ん? 装備? そんなもん 自分で せんか! セルフサービスじゃよ!」と言われる。
アフターサービスまでよろしくない店である。

  • 鎧を並べた男の店
1回目の時は定価180Gの【かわのよろい】を、
「通常230ゴールドのところを200ゴールドぽっきり」と言って売りつけようとしてくる。
ただし、2回目の時は定価220Gの【かわのこしまき】を、
「通常500ゴールドのところを200ゴールドぽっきり」と言って売っているので、
こちら売り文句を明らかに盛ってはいるもののちゃんとお買い得ではある。
とはいえ、時期的に皮の腰巻を購入する必要があるかというと話が別なのだが。
なお、ここで買い物をすると「まいど! あ いそがしいから 装備は 自分で してくださいよ!」と言われる。

  • 絨毯を敷いた商人の店
「売り切れだと思ったら、1つだけ商品が残ってたよ」
「お客さん運がいいね。最後の一つだから◯◯ゴールドでどうだい?」などと、
商品がなんなのかを教えずに購買意欲を掻き立てる手法を持ち出してくる。
1回目は100Gで【おなべのフタ】を、
2回目は1000Gで【ステテコパンツ】を売りつけてくる。
ちなみに売却価格から逆算すると、それぞれの適正価格は40Gと100G。ぼったくりもいいところである。
ただ、この2つの商品は期間限定のこれらのバザーでしか購入することができない。
一応、それぞれ各地で手に入る他、モンスターがドロップすることもあるが、
金に物を言わせて数を揃えるならこの店で買うしか他に方法がなかったりする。
ちなみに、購入後再び話しかけると全く同じ手口でまた売ろうとしてくる。
買うのを断ると、「うちで買ったことがあるって言わないなんて人が悪いなあ」などと笑って誤魔化される。

  • セット販売を行う商人の店
複数の消費アイテムをセットにしている商人。
1回目のバザーでは、【やくそう】6つと【せいすい】1つを50Gで売っている。
この時は通常8G×6コ+20G=68Gの品を50Gで買えるので、18Gもお買い得。
それどころかこれらを全部売却すると51Gになるので、差額の1ゴールドを儲けることもできる。
序盤の薬草はいくつあっても困らないので、1セットくらいは買って行ってもいいだろう。

が、問題は2回目のバザーの時。
今度は【アモールのみず】3つと【キメラのつばさ】1つを400Gで売っている。
この時は通常120G×3コ+25G=385Gの品を400Gで購入することになるので、15Gの損をすることになる。
1回目のバザーで「この店は良心的な価格」という先入観を植えつけられてしまっていると、
2回目のバザーであっさり騙されてしまうこともあるかもしれない。

  • 世界地図を売る商人の店
Ⅲのアッサラームの店と似た感じの、値切りタイプの店。
最初は3000Gで売ろうとしてくるが、即自分から値引きし2000Gから開始。
その後断り続けると1000G→500G→300Gと下がって行き、最終的には200Gにまで下がる。
値切れるのはここまでで、ここで断ると「お客さんひやかしだね?」と言われ追い返される。
なお、【ビルテ】救出後には最初から200Gで売られている他、
【空飛ぶベッド】入手後には10Gまで下がったところを、
「今まで地図なしで旅してきたなんて、その根性が気に入った!」などと言って、タダで貰うことができる。
ちなみに、お金さえ持っていればちゃんと途中の値段で購入することも可能。
実際の定価がいくらなのかがわからないため、ぼったくりと断言することはできない。
もし世界地図の定価が本当に3000Gなら、逆に超優良店と言えるだろう。

DQⅦ

過去の【ルーメン】を最初に訪れた際、武器屋の2階で【ベビーゴイル】が店を開いている。
コイツはやくそう・どくけしそう・おなべのふたの3種類を売っているが、購入してみると全て【うまのふん】に変わってしまう。
ただ、うまのふんをお金で購入できるのはここだけなので、大量に欲しいなら逆に利用できる。

DQⅧ

【サザンビーク】のバザーをうろついているゴロツキが盗品を売っている。
薬草、毒消し草、聖水などの消費アイテムを全て3倍の値段で売りつけてくる。
元々が安いアイテムばかりなので、3倍とは言えそれほどのインパクトはないが、
目を引くのは9000Gという無茶苦茶な値段で祈りの指輪を売っていること。
祈りの指輪の売り値(買値の半額)は1500Gなので、これもやはり正規の値段3000Gの3倍になっているのだが、
祈りの指輪を店売りしているのは世界でこのぼったくり店ただ一つ。つまり、9000Gが実質的に正規価格なのである。
しかも、広場からのバザー撤収後はこの店(このゴロツキ)だけ完全に消えてしまうので、買えるチャンスも限られる。
とはいえ、祈りの指輪は9000Gも出して買うほどのアイテムではない。
普通は宝箱などからの拾い物だけで間に合うし、錬金などで数が欲しいならカジノで稼いで1000コインと交換した方が楽だろう。
ちなみにこのゴロツキ、チャゴスをたぶらかして巨大な【アルゴンハート】を売りつけるという役回りで、ストーリーにも絡んでくる。
余談だが、バザー開催直後に街中でヤンガスに話しかけると、このゴロツキが来ることを予感したかのような発言をする。
流石は元山賊といったところか。

DQⅨ

【カラコタ橋】に存在し、川を挟んで右側に居る、夜になると若い姉ちゃんを侍らせているじじいの道具屋。
値段は全て5倍になっている。
爺は「うちのものは特別製だよ」と言い張っているが、売っている物は全て他の町や村でも売られているものだけなので、やっぱり意味は無い。
公式ガイドブックにも「ここでは買うな」と書かれている始末。