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【ルカス】 - (2012/08/18 (土) 23:22:47) の編集履歴(バックアップ)


DQⅦ

Ⅶに登場するキャラクター。
過去のレブレサックの村の住民。【レブレサックの神父】と共に魔物を討伐しに行った木こりの夫妻の子供。
しかし、その両親は帰ってくることなく、すでに殺されてしまっており、身寄りのいない状態にある。
また、【女神像】の元の持ち主で、元々は彼の両親の形見だった。
女神像は母によく似ているといい、両親を失った彼にとっては一番の宝物であった。

当初は他の村人と同じく、教会に住み着いた魔物を両親の仇だと思っており、強い憎悪を抱いていた。
それと同時に、【レブレサックの神父】が魔物に姿を変えられる一連の事件で、
いち早く魔物=神父の様子がおかしいことに気付いた人物である。
彼は主人公達と共に魔物の姿をした神父を庇うが、村人たちに魔物の仲間として扱われ、
主人公と一緒に魔物の住む山へと追放されてしまう。
黒幕である【ボトク】を倒して村に戻ってくると、神父が張りつけにされ、村人たちに殺されかけていた。
ボトクから事の真相を聞いていた彼は、必死に村人達に事情を説明するが、最初は信用してもらえなかった。
そうしているうちに、神父は元の姿に戻るのだが、村人達に暴行を受けていた神父は重症を負っていた。
神父の手当てをするよう訴えるが、まだ疑心暗鬼にかられたままの村人達はどうして良いかわからず、
結局、協力したのは主人公一行だけであった。
その後、神父が傷も癒えぬまま旅立とうとするのを、せめて傷が癒えるまで待つべきだ、
そもそも神父が出て行くことはないと言って引き留めたが、それでも神父の決意は揺るぐことはなかった。
彼は両親の形見である黄金の女神像を神父に託し、主人公と共に神父の旅立ちを見送った。

神父が去ってしばらくしてから彼に話しかけると、当初は自分も他の村人と同じだったことを認め、
神父を目標に強く優しい人物になることを目標に生きていく決意をしたことがわかる。
また、他の村人以上に魔物を憎んでいるはずの彼だけが、教会の魔物を庇う立場に立ったことも、
レブレサック村のエピソードの面白い点と言えよう。
兎にも角にも、レブレサック村の数少ない良心で、良い意味でたくましい少年である。