概要
DQⅣ
【闇の洞窟】に出現。
攻撃をミスするか、攻撃力の5倍のダメージを与えるタイプの
【痛恨の一撃】を出すかの2択しかない、まさに漢な奴。
攻撃力が21しかないので、痛恨のダメージは105で固定である。
その反面、攻撃能力や筋力増強に力を注ぎ過ぎたのか、守備力は43しかない。
確実に効く呪文はない(厳密に言えばマホトーンが100%効いたりするが意味なし)が、耐性自体は全体的に低いので、面倒なら攻撃呪文などを利用する価値はある。
HPは930とボス級で、非常にタフ。
…だったのだが、リメイク版ではHPが330に大幅ダウン。
代わりに毎ターン100程度の高い
【自動回復】が付いたが、あっという間に倒せてしまうのであまり強くない。
しかも攻撃力も19に下がり、痛恨のダメージが100を切っているのも痛い。
やっぱりミスりまくるし、普通ならここまで来てHPが100に達していない味方はまずいないので、95ダメージ受けてもどうということはない。
しかも、FC版の公式ガイドブック下巻のモンスター一覧には、なぜか掲載されていない。
せめて、ミルドラースのように痛恨のダメージを高めるか、ミスする確率が低くなっていたらもっと強かっただろうに…。
哀れなモンスターである。
しかし、彼らの遺伝子は数百年後
【おおきづち】、
【ブラウニー】に受け継がれることになる。
落とすアイテムは
【こんぼう】。そのまんまと言えばそのまんまだが、コイツのこん棒って相当デカいんじゃ……。
なおFC時代の4コマ漫画では、単体でしか出てこなかったので嫌われ者の異名を持っているが、
PS版では奥の方でたまに他のモンスターとセットで出てくることもある。それに伴い出現率も上がった。
ちなみに、おおきづちと異なり彼らの行動パターンに「ミス」は含まれていない。
彼らがミスと痛恨しかしない様に見えるのは、元の攻撃力が低すぎて通常攻撃のダメージが全く通らないためである。
DQMJ
モンスターズシリーズでは長いこと出ていなかったが、ジョーカーで初登場。
HPが高いことや、会心の一撃が出やすいのは相変わらずだが、
こちらでは見た目通り攻撃力が凄まじい勢いで高くなり、守備力もそれなりの高さを持つ。
それ以外の能力は伸びが悪く、特にMPはレベル40まで全くと言っていいほど伸びない。
配合では
【だいおうイカ】や
【ドン・モグーラ】を生み出すのに必要になる。
所持スキルは「じこぎせい」。
DQMJ2
ジョーカー2では、巨大モンスターに有効な特性
【ギガキラー】を持っている。
Sサイズなので場所を取らず、攻撃力も999まで上がるため武器装備なら軽く4桁になる。
特性の
【こうどうおそい】?がネックではあるが、いかに強力な
【ギガボディ】持ちのモンスターであっても、
こいつの圧倒的な攻撃力の前にはほとんど為す術なく沈んでしまうだろう。
各系統に対応した剣技も覚えさせれば、まさに鬼に金棒。
その圧倒的強さで凄まじい採用率を誇り、「おにこん」の略称で親しまれたり憎まれたりした。
配合では上記のだいおうイカやドン・モグーラの他、ムドーの配合にも必要になってくる。
プロフェッショナル版では、特性ギガキラーや攻撃力は変わってないものの、
たまに動くことができない
【強者のよゆう】が付き、「ギガキラー」はスキルで習得可能になった上、
絶妙な500という数字だった素早さも下がり、「おわこん」と言うなんとも不名誉な俗称で呼ばれるようになってしまった。
DQMB
第三章から合体モンスターとして登場。
組み合わせは
【コングヘッド】、
【アークデーモン】、おおきづち。
体形の似ているアークデーモンに棍棒を与えろという事か?
ステータスはHP:2800、力:346、賢:24、守:41、速:12。
使える技はウルトラスタンプともうどくのきり。
前者は思い切り棍棒を振り下ろして敵1体を2回攻撃。後者は毒を吐き、敵全員に打撃属性のダメージと猛毒の追加ダメージ。
暗黒の魔人と似たタイプで、あっちは氷と風と雷呪文に弱いが、こっちは炎、氷、雷呪文と覚えやすい。
気にせず、高い力でガンガン攻めまくろう。