「【いいえ。もし私の治める国があるならそれは私自身でさがしたいのです。】」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
長いドラゴンクエストシリーズの歴史の中で、またRPGというジャンルにおいても貴重な、
あとにも先にも唯一意味を持つ主人公のまともなセリフ。
一応、他に「そーれ、ハッスルハッスル」や「き、気持ちいい」などといったセリフもあるが、
アレは他のキャラと共通だし、主人公の威厳もあまり感じられないし…
具体的にはIのエンディング、竜王を倒して帰還した主人公に、
何を血迷ったか王位を譲ろうとするラダトームの王様への返事である。
ちなみに王様はやっぱり何を血迷ったのかこの返事をあっさり了承する。
「プレイヤーの分身である主人公がしゃべる」という異例の事態に配慮してか、このセリフの前に
「しかしあなたはいいました」という解説が入る。こういう解説の入れ方もRPGとしては珍しいが。
主人公はローラ姫とともに旅に出るところで、Iのストーリーは終了するが、
このセリフの通り、主人公は新たな土地を開拓し、
【ローレシア】を建国。
またそこから
【サマルトリア】、
【ムーンブルク】が独立し、数百年。
話はIIに続いていく。