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【ブラックロッド】 - (2013/01/05 (土) 07:39:09) の編集履歴(バックアップ)


ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する武器の1つで、魔界の名工ロン・ベルクがポップの為に作った物。
装備者の魔力を打撃力に変える【理力の杖】【大魔王バーン】?【光魔の杖】のアップグレード版的な性能を持っており、
少ない魔力でも大岩を砕く程の威力を発揮。
しかも装備者の意思1つで形状を変えられ、伸縮自在で先端が二股に分かれる等小回りが利き、
応用性が高い優れもの。

ポップが自分がアバンのしるしを光らせられず苦悩している所へ、彼を気遣いに訪れたマァムから説明書と共に渡され
自らのやるせなさを爆発させると同時にこれを岩に投げつけた途端その威力を目の当たりにし、
ロンを含めて皆が自分を信じてくれてる事を実感してポップは新たに決意を固めた。

ハドラー親衛騎団のシグマとの戦いで初めてこれを本格活用。
ロッドを伸ばして彼の持つ伝説の武具【シャハルの鏡】を胸から引き抜き、
それを手に取り戻そうとした所へ振り回して第二撃目を食らわせてキャッチを阻止し、
更に先端を二股に分かれさせて右腕を捕らえた
(但し、この時シグマを捉えた場所が着脱可能な部位だった為、『ライトニングバスター』の反撃を受けてしまっていたが)。

また、【ミストバーン】との決戦時には『ビュートデストリンガー』からダイを庇い、
マァムとの合いの手で棒高跳びのような要領で攻撃を回避すると同時に連係プレイに繋げ
ミストバーンを足止めした。

加えて、真・大魔王バーンとの戦いでは【天地魔闘の構え】【カラミティエンド】に砕かれてしまったものの、
その奥義を打ち破る為の一助となる。


このように非常に強力な武器であるが、ポップは敢えて乱用は避けて
ここ一番の場面を見据えてかなり効果的に使用していた。

乱用を避けたのは、光魔の杖に比べ如何に燃費が良くなろうとも
使用タイミングが多くなると必然的に消費MPが増えすぎるし、
なまじ強力が故にこの武器を警戒されると、肝心な時に繰り出しづらくなるからでもあろう。

まして、高い魔力とブレーン要素、判断力までもが問われる魔法使いであれば尚更である。


因みに、集英社刊「ダイの大冒険 PERFECT BOOK」によると、この武器の攻撃力数値は+60とのこと。
漫画で散々描写されてきた高性能ぶりとは裏腹に、理力の杖(+55)と攻撃力が大差ないというのは
些か違和感を禁じ得ない所。
或いは、ロッドに込めた魔力次第で攻撃力が上乗せされたりする仕様なのかも知れないが…。