概要

紫色(FC版Ⅳのみ灰色)の身体をした2足歩行のドラゴン系モンスター
【グリーンドラゴン】【レッドドラゴン】の色違いで、この系統の最上位種。


DQⅣ

地底世界にて【デスキャッスル】の結界を守る四天王として登場。南西の【結界のほこら】にて勇者一行を待ち構える。
ところがいざ戦闘になると、何故かボスの癖に3体で登場したり、誰か1体が倒されると何処からともなく同類を呼んだりと、戦っている最中はどうもボスと呼ぶには違和感がある。
あまつさえ、FC版ではザラキやニフラム(風神の盾)が効いてしまう始末(リメイク版では効かなくなったが)。
攻撃面では各1回行動で通常攻撃と高熱のガスを使うのみ。HPはFC版が300で、リメイク版は500に上がっている。
ドラゴン系なのでドラゴンキラーでの打撃が効果大だが、前述通り1体ずつ倒していくと仲間をどんどん呼ばれてしまうのできりが無い。
確実にヒットするヒャド、バギ、デイン系の呪文で一気に片付けよう。メラ、ギラ系は外れる確率が高く、イオ系は全く効かない。
スクルトやフバーハで守りを固めた上で、ギガデインやマヒャドなどで一気に畳み掛けるとよい。
ちなみにFC版では1体が3グループで出現するが、リメイク版では3体が1グループで出現する。
戦闘前の台詞と、最期に残す台詞は、まさに天晴れな武士そのもの。
その様子は、ブライが「最後まで忠誠心を忘れぬ散り際でしたな」と褒めるほど(PS版以降の会話)。
この後に【エビルプリースト】と戦うのをお勧めしたい。
落とすアイテムはドラゴンシールド。
余談だが、トルネコを出撃させれば仲間を次々と呼ぶのを利用してドラゴンシールドをカンストさせることも可能。
相当な根性が必要だが…。

DQⅦ

異変後のメモリアリーフ周辺などに出現。
行動は通常攻撃や氷の息、火炎の息、激しい炎、仲間を呼ぶ。
…やっぱり仲間を呼ぶのかよと思いきや、呼ぶ仲間はホイミスライムである。
メラ、バギ、デイン系と炎ブレスに弱く、ラリホーやメダパニも効くので対処には困らないだろう。
ちなみにモンスター職にもなっているが、能力はやや弱め。
ただ、マスターしないとギガミュータントやエビルエスタークに就けないのでかなり重要だったりする。
心はラッキーパネルで取れるので、狩る必要はない。通常で落とすのはドラゴンテイル。

モンスターパークでは「ギャオース!!ビギャギャオース!!」「ビギャオース!!」「ビギッ ギャギャース!」と叫んでいるだけである。
Ⅳの頃は武人のようないい台詞を喋っていたのに…。

DQⅨ

宝の地図の洞窟(火山タイプ)のA、Sランクに出現する。
通常攻撃に加えて焼けつく息を吐いたりする他、やはりというか仲間を呼ぶ。Ⅳ以来再び同種の仲間を呼ぶようになった。
また、HPが1100以上になりかなりしぶとくなった。
加えて、攻撃力も707と凄まじい高さになり、この値は【オーシャンボーン】【ドラゴン・ウー】【あんこくまじん】に次いで、Ⅸの全雑魚敵中第4位の高さ(レベルアップで強化した大魔王は除く)を誇る。
のっしのっしと寄ってきて1回ガブリと噛まれただけで200以上もの絶大なダメージを受けてしまう。素早さは低く、痛恨を繰り出してこないのがせめてもの救いか。
焼けつく息で麻痺させられたところに仲間を呼ばれて、一方的に攻撃を喰らい続けると非常に厳しい。
補助系も幻惑以外ほとんど効果が無く、パラメータを下げる攻撃も効きにくいので、弱点である風属性の攻撃でなるべく早目に倒したい。
ストームフォース+バイキルトをかけてのドラゴン斬りが一番効果的。
落とすアイテムも、竜のうろことレアでひかりの石と強敵にしてはショボい。
他の敵と違ってこちらを認識することはないので、特に必要が無いなら、1度倒して登録したら後は相手にしないのも手。
ちなみに説明によると大空に届くほどでかいらしく、集団で空を飛ぶと昼間でも真っ暗になるほどらしい。
もし本当だとしたら、山のような大きさと言われるギガントドラゴンや大きな家一つ分あるというアトラスよりでかいということになるが…。

DQMシリーズ

GB版のモンスターズではFC版Ⅳと同じ灰色だが、PS版やCHではそれ以外の本編と同じく紫色の体をしている。

DQM1、2

【りゅうおう】【メタルドラゴン】の素材となる重要なモンスター。
しかし、上級のドラゴン系モンスターであるにもかかわらず、ドラゴン系×【ガップリン】という非常に簡単に配合できるため、お世話になった人は多いだろう。
こいつを作るためにガップリンを大量捕獲するのももはやお約束のようなものである。
野生では1ではがんこじいさんのとびら(はざまのとびら)、2では天空の世界のフィールドなどに出現する。
習得する特技はバギ、どくのいき、マヌーサ。
また、1の星降りの大会2回戦のカレキの国代表が【ユニコーン】【ドラゴンマッド】とともに繰り出してくる。

DQMCH

魔獣系のAランク。習得特技は前と変わらずバギ、どくのいき、マヌーサ。
主として【ガーゴイル】から転生し、【ジェノダーク】への転生が可能。
野生の個体は【ロンダルキアへの洞窟】で一度に大量に登場し、容赦無くバギクロスを連発してくる、ウザいにも程がある強敵。
狩れるなら、心は落としやすい部類なので、マガルギ戦前のメンバーの強化に役立つ。

DQMJ2P

J1、J2では欠場したが満を持ちJOKER2プロフェッショナルでの登場を果たした。
ドラゴン系の位階配合の最上位なので、作る事自体は難しい方ではない。
一応【アルゴングレート】【リザードファッツ】を2体ずつ使った4体配合でも生み出せる。
特性は【れんぞく】【マヒブレイク】【ときどきピオラ】を持っている。
また、最強化で【くじけぬ心】を取得する。
ステータスは良くも悪くも普通で特に目立っていない。
ドラゴン系の例に漏れずベタン、毒、ルカニ系に弱い。
戦闘では特長がないために使われにくい。
さらに、こいつ必要とする配合の組み合わせのほとんどが【グレイトドラゴン】でも可能(こっちは魔界でスカウト可能)なため、
ドラゴン系の位階配合の最上位とは思えないほど扱いが悪い。
所持スキル【どくが】

敵としてはブランパレスにエビルプリーストと一緒に出現。
DQⅣファンは必見である。

テリワン3D

DQMJ2P同様位階配合で生まれるが、新たにドラゴン系の位階配合の最上位に【黒竜丸】が来たため
若干ながら位階が下がった。【かがみのとびら】【スマイルリザード】にお世話になった人も多いかもしれない。
何故か上位の黒竜丸よりも特殊配合に使われる。最大で6種類。それ 多すぎ。
スキル、特性ともに前作と同じであり、能力もこれといって低い部分もないバランス型だ。
【ねむりのとびら】にも普通にいるが、この扉に行く条件が難しい事とスカウトしにくいこともあってシカトされがち。

最終更新:2013年01月02日 10:39