概要
Ⅰ~Ⅲ、Ⅵ、キャラバンハートにおける地名。
Ⅵ以外の作品に登場するものは位置的には同一の祠。
作品ごとに訪れる目的が違う。
ちなみに本編シリーズではどの作品でも資格を持たない者は追い返されてしまう。
ロト三部作&DQMCH
DQⅠ
DQⅡ
【勇者ロト】の伝説を語り継ぐ賢者が居る。
彼は伝説の防具を守っており、これを受け取るにはロトの血を引く者であるという証を立てる必要がある。
証明する方法はロトのしるしを持ってくること。そうすれば
【ロトのかぶと】を手に入れることができる。
なお、ⅠやⅢとは異なり、必ずしも訪れる必要はない。
【炎のほこら】に通じる旅の扉もあり、ここから炎のほこらを経由して
【ベラヌール】まで船を使わずに行くことも可能。
DQⅢ
Ⅲではリムルダールとは陸地が離れており、聖なるほこらのある場所は孤島となっている。
そのため、訪れるには船が必要。
余談だが、このほこらの南には1マス分だけの島がポツンとあり、つい調べたくなってしまうが何も無い。
役割はⅠとほぼ同じ。
たいようのいしとあまぐものつえ、そして
【せいなるまもり】を持っていけば、Ⅰの時と同様ににじのしずくを手に入れることができる。
せいなるまもり(ロトのしるしの前身)を持っていないと追い返されるのもⅠと同じ。
さすがに「おろかものよ たちされい!」ではなくなり、
「真の勇者ならば聖なるまもりを携えているはず。出直してくるが良かろう」と、穏便な対応になっている。
DQMCH
やはり復活したアレフガルド大陸の南西にある。
ストーリー上必ずしも立ち寄る必要はないが、賢者イズラグが仲間に加わる
イベントが発生する。
DQⅥ
本来は下の世界から
【ゼニスの城】へ行くために造られたであろう祠。
フィールドから見た外観は、山に囲まれた平地の真ん中に木が数本生えているだけ(森地形)で、Ⅱの
【世界樹】に似ている。
足を踏み入れるとほこらになっており、ここが
【ヘルクラウド城】への入口となっている。
もちろん、ヘルクラウド城攻略後に「ゼニスの城」となった後でも同じように入れる。
中央には魔法陣、それを囲む四方にはいくつかの紋様の描かれたパネルが存在する。
パネルはスイッチを押すごとに切り替わり、正解のパネルを4枚揃えると魔法陣が起動する。
正解のパネルは
『稲妻』、
『ハート』、
『十字架』、
『太陽』の4つ。
この紋様は、4つの伝説の武具に刻まれており、それぞれの武具にインパスを使用することで知ることができる。
武具に印が刻まれていること自体は、ラミアスの剣を修復した
【サリィ】が気付いて教えてくれる。
祠の場所が分かりにくいことに加えて仕掛けが妙に複雑な上に、
謎を解いていざ魔法陣に飛び込んだら問答無用で
即ボス戦と、なかなかにプレイヤーを苦しめてくれる。
なお、正解の紋様さえ知っていれば伝説の装備を揃えていなくても魔法陣を起動させることは可能。
だが、いざ中央に立ってみると「資格無き者は去れ!」みたいなことを言われて追い返されてしまう。
SFC版ではこの場所では
【フローミ】の効果がなかったため、作中で正確な地名を知ることはできなかった。
名称を確認できるのは公式ガイドブック(上巻)のヘルクラウドの項で、ここにのみ「出会う場所→聖なるほこら」と記載されている。
ただし、町やダンジョンを紹介している上巻でもこの聖なるほこらについての紹介等は一切なく、
巻末のフィールドマップはおろかINDEXにすら名称が載っていないため、そこが一体何処なのかはまるでわからなかった。
DS版の攻略本では紹介ページもあり、謎を解くヒントなども書かれている他、巻末のフィールドマップにも記載されている。
また、DS版では
【スフィーダのたて】の紋様が『交差する剣』のようなものに変更されている他、
ほこらの中央にあった魔法陣が大きな竜の紋様が刻まれたレリーフのようなものに変わっている。
フィールドから見たほこら自体の外見も、ちゃんと他のほこらと同様の物になっており、見つけやすくもなった。
ちなみに、初期パネルの「六芒星(DS版では竜)」と、「稲妻」「十字架」以外のパネルは
正解の「太陽」「ハート(命)」の他に、「星」「月」「水」とⅡの紋章と同様のものになっており、
残りの一つはどことなく
ロトの紋章にも似た一対の翼のような紋様が描かれている。
【ルビスの城】の件といい
【魔の島】の件といい、Ⅵとロトシリーズは何か関係があるのだろうか……。
最終更新:2013年12月31日 21:16