ダイの大冒険の設定の1つ。
モンスターの種族の一種で劇中では自称「バーンパレス最強の守護神」【マキシマム】のみが該当する。
ダイの大冒険には【鎧の魔剣】【ダイの剣】等、いくつか生命体ではないが自我意識や心を持っているアイテムが幾つか登場しており、
マキシマムも元をたどれば自我意識を持った【オリハルコン】製のチェスの駒だったため、何かしらの関連性が疑われる。
さらに自我意識や心を持っているアイテムは共通して魔界の住人や神々が関係している物が多いが、そのあたりの関連性はいずれも不明である。

そもそも第一に何故わざわざオリハルコンでチェスの駒が作られたのか自体が不明なのだが、
向こうの設定ではチェスは元々神々が考え出した遊びという事と、オリハルコンが神々の世界の金属である事になっている事を考えると
貴重なオリハルコン製の娯楽品が存在する事も半ば納得いく所。
然し、もしかしたらこれは予め神々のうちの一人が司令塔となる王(キング)のみ自我を持たせ、
王(キング)に軍を率いさせる戦闘兵器の触媒の為に作り出した可能性もある(単に持ち主の所へ自動的に帰還させる便宜性の為の線もあり得るが)。

尤も、【バーン】【ハドラー】に戯れで幾つか駒を授けて「禁呪法」で個別に確固たる意志を持たせる事は
作成者側にとっても想定外の事だったのだろうし、
当の王(キング)の駒の人格が下衆そのものだった点を考えると、作成者の性格もあまり良くなかったのかも知れないが…。

最終更新:2013年10月16日 20:09