テリー=エスターク説
- あくまでも「こんな説もある」程度に思ってください。
製作陣の発言等
6発売前
- 「魔族が人気なので6の主人公はそろそろ魔王にしようかと思ってる」(堀井氏)
6発売後
- 「初期設定ではテリーが主人公だったが感情移入しにくいと思いやめた」(堀井氏)
- 「テリーみたいな主人公を最初に描いた」(鳥山氏) 参考画像
- 6グレイス城が4コーミズ村(進化の秘法発見場所)と同じ位置
- 6EDでテリーがダークドレアムと対峙
- モンスターズでエスタークを倒したとき「長い夢の中でいつか見たような気がする」と言う
- 夢のグレイス城の老人
- 「こうしていると どこからともなく 阿鼻叫喚が 聞こえてくる…。
- 「むかしここで どんな儀式が おこなわれたか しっていなさるか?
- 「わしには わかる… おまえさんたちは この世界の者では なかろう。
- 「だが ここでおきた ことは この世界だけに とどまらぬ!
- 「いずれや すべての世界に わざわいを およぼすであろう。
- 「おろかなことよ… 悪魔を 呼び出すとは。 神の怒りにふれて 当然じゃ!
- 「無限地獄じゃ! この城の者たちは みな 無限地獄をさまよっておるのじゃ!
42スレ目、諸要素に関する統合的考察
時系列順考察材料
- ドレアムは過去から存在する破壊の化身である (グレイス城)
- ドレアムは善悪を判断しない (グレイス城、20ターン以内撃破等)
- ドレアム召喚の影響は未来にまで及ぶ (夢グレイスへ直に行くと聞ける)
- ムーア征伐後、テリーはドレアムと出会う (6ED)
- 元々テリーは主人公で、主人公は魔王って構想もあった (【ゲーム外】堀井インタビュー)
- 魔族の王エスタークは進化の秘法を作り出し、自ら使用した (4天空人)
- エスタークの進化の秘法は黄金の腕輪がないため、不完全だった (同上)
- エスタークは天空と戦った末、地の底に封じられた (同上)
- 予言どおり、4勇者によってエスタークは倒された (4本編)
- 黄金の腕輪で進化したデスピサロも倒されて死亡した (4本編)
- エスタークは死なずに眠り続けて5時代も生き続けている (5隠し)
- エスタークが唯一喋る5では善悪含め、自分が分からないと言っている (5隠し)
- ドレアムとエスタークの同一性を示唆する描写は多数ある (モンスターズ等外伝、外見等)
具体的考察
2、12、13から、ドレアムとエスタークには近似性が認められる。
3、8から、ドレアムはエスタークとなって暴れ回り、地下に封印されたと考えられる。
1、6から、ドレアムとエスタークは同一ではないと考えられる。
6から、ドレアムとエスタークを結びつけるのは進化の秘法と考えられる。
a. 推測として、進化の秘法はドレアムの力を得る方法、という考えができる。
4、5、aから、6EDのテリーとドレアムの邂逅こそ後の魔王エスターク誕生のきっかけではないか?という可能性が考えられる。
具体的に言うと、ドレアムと会ったテリーがドレアムの力を得る事でエスタークと呼ばれるものになり、その方法は進化の秘法と呼ばれる事になった。
11、12から、エスタークが善悪の判断を持たず、自分を持たず、不滅性を持つ事が分かるが
1、2と併せると、これはドレアムの側面が強い事が原因と考えられる。
こう考えた場合
7、9、10、11から、完全なはずの
ピサロの方が滅んでエスタークは残った理由について
1の化身としての性質を受け継いでいる、直接対峙した影響が強かった、ピサロの秘法は夢の力を借りただけでドレアムの力は借りていない、等々と様々な説明をする事ができる。
2、6、12から、ドレアム・エスタークともに善悪の判断を持たないにも関わらず、魔族の王とされている点について
自発的に王となったのではなく、我を持たない破壊の化身が魔物たちが祀り上げられたのでは、という推測もできる。
また、エスタークが基本的に睡眠状態にあり、長い夢云々と話す理由も
ドレアムとしての面が強いため、基本的には夢世界でドレアム状態にあるのが自然だからと考える事ができる。
反論
- 「魔族の王エスタークが進化の秘法を作り出した」という台詞からすると、エスタークは元から魔王だったように思われる。
- 特に時系列を示した台詞ではない、と考える事も十分に可能。
- 上記4、5を無視してエスタークはテリーと全く無関係の魔王とすれば、この点は無視できるので、他の流れについては特に支障はない。
- 天空では誤って伝わっているという可能性もあるが、大した根拠なく作中の台詞を否定する事になるので、これは妄想になる。
- PS版のモンスターズでは敗北時に「相手はおまえと同じ様な清き目をした者」と語る≒自身で自身の外見について語るのは妙
- GB版で「いつか見た」という記憶はテリーとエスタークが戦っていた光景ではない。
- GB版はテリー対エスタークでPS版は天空の勇者との戦いと別々の記憶を思い出している。
付論
進化の秘法=ドレアムの力を得る秘法、と考えると
4ロザリーヒルで実験体となっている動物達が穏やかに会話している事が気にかかる。
より広汎に「夢の力を得る秘法」とすれば、応用がきき説明がしやすくなる。
エスタークはドレアムの力を得ているが、ロザリーヒルの動物はもっと無害平和な知性体の力を得ていると考える事ができる。
また通常の進化を、ゆっくりと自然に理想とする夢に近づいていくものだと考えると
性急に人為的に歪んだ形で夢に近づく秘法が「進化の」秘法である事も説明がつく。
他に、一見生物学とは無縁そうな錬金術師が進化の秘法を再発見した事も、錬金術が夢の技術だからという解釈が可能になる。
最終更新:2014年02月09日 08:01