少しウェーブのかかった金髪、鼻筋の通った顔立ち、色白で滑らかな肌。 手足は長くてスタイルが良い。
誕生日は6月6日。
カナダ出身、両親ともに女性。同性パートナーの家庭で育っているため同性愛への抵抗がないようだ。
カナダ軍の対テロ任務などを主とする特殊部隊JTF-2に所属する軍人であった「ママ」から戦闘技術やサバイバルの手解きを受けており、銃の扱いには手慣れている。
両親とも飛行機事故により死去。
日本で高校認定試験を受け大学受験した。このとき家庭教師に付いた閏間冴月によって裏世界へと引き込まれる。
行方不明となった冴月を探して自力で裏世界を探索中に、死にかけていた空魚を助け、以来一緒に裏世界を探検する仲間となった。くねくねを「わかってしまって」変容しかけた空魚を引き戻したときに肉体の変容を受け、左手が透き通っている。
他人との距離感が近く、知り合ってすぐファーストネームで呼んでくるが、その割に実は人見知り。
上智大学の英文科二年生。
日暮里の4階建てのオートロックマンション最上階の廊下の端、404号室に一人暮らし。
手
鳥子の左手は、くねくねを見すぎて変容しかかった空魚を引き戻し、顔から生えてきた何かを払い落としたために肉体的変容を受け、指先が透き通っている。その手を盗撮されて以来、普段は薄手の皮手袋を嵌めている。
最初は指先だけだった変異は、いつの間にか左手全体にまで広がった。
この手は、裏世界存在の実体に触れることができる。その力によって、空魚の目だけでは干渉できない裏世界存在に対する物理干渉を可能としたり、裏世界と現実世界の接点を開いたり、あるいは第四種接触者の異能を払ったりできる。
他人との関係性
「この世で最も親密な」相手。はじめは「冴月を探すために危険な裏世界を一緒に探索できるパートナー」の立ち位置だったが、いつからか空魚に恋情を向けるようになった。第一印象の「オフィーリアかと思った」を、空魚は「有名な土左子」と聞き流していたが、「過去の鳥子の視点から見た空魚」から察するに実は一目惚れだったのではないかと思われる。
閏間冴月に研究所の同僚として紹介され、冴月の失踪後に情報の共有とアーティファクトの買い取りを中心に付き合いを続けている。単なる利害関係ではなく、むしろ「冴月に魅かれ、置いて行かれた者同士」としての傷を共有する関係性。
元家庭教師。裏世界のことを教えてくれた人。突然いなくなってしまった、大切な友人。
幾度かの「裏世界存在としての」冴月との接触によって、既に人間ではない、こちらを害してくる危険な存在であるということは理解しながらも、なお想いは断ち切れていない様子。
最終更新:2023年01月28日 23:45