概要

白い卵形の表面が窪み、曖昧な目や口のようなものを持った「顔」が地面すれすれを、犬のような吠え声を上げて群れで進んでくる。
怪異名からは現代怪異「人面犬」を連想するが、こちらは犬の姿かどうかも不明であり、顔とされる部分もランダムな斑が顔のように見えているに過ぎないようだ。

同様に人の顔に見える塊状の怪異は複数回登場するが、踏切の警報音が鳴った後のものは犬のような吠え声ではなく祭り囃子のような音を立て、実体はその顔のような塊から切り株のような肢が無数に突き出た芋虫のような姿で、中央上部に黒い雄牛の首が付いており、湾曲した角の間には荒縄をねじって作ったような輪が浮かび青い光を放っている。
顔に見えるシミュラクラという点では共通するが、同一の怪異と言えるかどうかは不明。

登場回

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最終更新:2021年03月17日 11:40