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応用植物生理学

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第一回:栄養生長と生殖生長,花芽分化,光周性

栄養生長と生殖生長

栄養生長:非生殖器官の生長
生殖生長:生殖器官の生長

植物の管理における栄養生長と生殖生長の様式

  • 栄養生長のみを行わせる植物
葉茎菜類(ホウレンソウ,アスパラガス,レタス...etc)や観葉植物(ポトス,カポック...etc).シンクは栄養生長器官.放っておいたり適当な環境になれば花芽分化はする.
  • 栄養生長と生殖生長を同時に行う(行わせる)植物
果菜類(トマト,ナス,ピーマン,キュウリ...etc)や花苗(サフィニアetc).シンクは栄養生長器官と生殖生長器官の両方.
  • 栄養生長の後に生殖生長を行う(行わせる)植物
ブドウ,カリフラワー,果樹...etc.シンクははじめ栄養生長器官で次に生殖生長器官.

花芽分化と栽培管理

  • 果菜類・果樹:花芽分化が必要.花芽分化しないと果実が出来ない.
  • 根茎菜類・根菜:花芽分化を必要としない.
  • 花卉:花芽分化が必要.花が商品.
  • 観葉植物:花芽分化を必要としない.花芽分化すると品質が低下する(花は観賞に適さない).

花芽分化とは

  • 定義
生長点が葉原基の分化を停止し,花の器官を分化し始める現象.質的な変化で不可逆の反応である.
  • 花芽分化の3つの様式
    • 頂生花芽:茎頂が花芽となるもの.茎頂が花芽になった後は腋芽が伸長する.ナス科,ユリ科,セリ科,キク科など.
    • 頂腋生花芽:頂芽と腋芽がともに花芽となるもの.バラ科など.
    • 腋生花芽:腋芽が花芽となるもの.アブラナ科,アカザ科,マメ科など.

  • 抽台:花芽分化後,花芽が伸長し始める現象.

花芽分化の誘導要因 光

  • 光周性
日長が花芽分化,根肥大,発芽,休眠などの調節に関与する現象.このとき,光は葉で感知され,その強度は光合成の補償点よりかなり低くて構わない.
必要とする日長によって短日植物,長日植物,中性植物に,日長条件が必須か否かによって絶対的(質的)光周性植物,相対的(量的)光周性植物に分類される.

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