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E116 情報戦本体 第一回 - (2008/06/26 (木) 02:22:28) の編集履歴(バックアップ)


第一回の提出をいたします。

■参加部隊
○越前藩国情報戦本隊
http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/303.html


f:このターンの行動={
#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 
r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正

r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正

r:特殊を使う,なし,なし,3,0
#情報戦を使用します。評価35+その他訓練2+n(ロールプレイ評価)


r:現地へ飛び、次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
→本隊待機(EV116-02)

#以上AR5使用します

f:要求されるパーティロールプレイ={
リンクゲートを抜けた。火星宙域がもう間もなく見えてくる頃だ。

宇宙空母・初心の艦橋に特設で情報戦部隊用のシートを用意してもらった越前一行
だったが、その表情はいま一つさえなかった。

「やれやれ。今回はオペレーターのサポートだけで終わるはずだったんだが・・。」
SEIRYUの口からボヤキが漏れる。ある意味、それは全員の代弁でもあった。

E116で全部隊が打ち上げられる直前に、大変な情報が廻ってきた。
大量のキャラクターが敵からハッキングを受け、挙動をコントロールされる危険性があるのだという。
とりあえず、打ち上げギリギリまでの努力で、敵ハッキングの影響除去には成功したものの……

「移動中にできる限りの再セキュリティチェックを行う。」

摂政の指示により、こうして移動中も仕事をする羽目に。

宇宙空間を移動中に、潜伏しているかもしれない敵のトロイを排除する。
この大軍相手に、である。

「無茶じゃね?」
「無茶だよね。」

刀岐乃とSEIRYUの声がかぶる。お互い顔を見合せて苦笑いする。

「これが終われば、我々の仕事はほぼ済んだようなもの、だといいねえ。うん。」
「ですねえ。後はまあ七海さんのお供みたいなもんか。お茶でもいれるか?……と、噂をすれば影ってやつだな」

その声に刀岐乃が振り向くと、摂政黒埼に伴われて七海が艦橋に入ってくるところだった。
挨拶もそこそこに黒埼が二人に声をかける。

「……すまんな、任せきりで。」
そう言う黒埼の声にも、疲労の色が混ざる。

「まあ仕方ないんじゃない? たまには摂政様もお休みしないとねー」
「あのね七海君……人を年寄りみたいに言わないでくれるかな……?」
「だって、七海よりちょー年寄りじゃん?」
「いやま、そらそーだが、こー言い方ってもんがな……」

10歳にやり込められる摂政を見て、刀岐乃とSEIRYUは何だかなーという表情になった。
「―――うちの首脳陣って、10歳にはほんと弱いよね……」
「……言うな、考えたくない」
「こらそこー!勝手なこと言うな!」
「えーっと仕事仕事っと。SEIRYUさん、2番フォルダのデータこっちに回してー」
「あいあいよー。あー忙しいな」
「こいつら……」

緊張と疲労を経験で覆いつつ、艦隊は決戦へと突き進む。

(約700字)
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