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E116 情報戦本体 第一回 - (2008/06/26 (木) 01:09:51) のソース

第一回の提出をいたします。

■参加部隊
○越前藩国情報戦本隊
http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/303.html 


f:このターンの行動={
#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 
r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正 

r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正

r:特殊を使う,なし,なし,3,0 
#情報戦を使用します。評価35+その他訓練2+n(ロールプレイ評価)


r:現地へ飛び、次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
→本隊待機(EV116-02) 

#以上AR5使用します

f:要求されるパーティロールプレイ={

リンクゲートを抜けた。火星宙域がもう間もなく見えてくる頃だ。

宇宙空母・初心の艦橋に特設で情報戦部隊用のシートを用意してもらった越前一行
だったが、その表情はいま一つさえなかった。

「情報戦が使えないとなると、まるでお客様だな」
SEIRYUが自分のシートの感触を確かめるように深く溜息をついてシートにもたれつつ、そう言った。ある意味、それは全員の代弁でもあった。

「敵の情報戦に備えて待機する。出来ることはそれくらいかなあ?」
「敵の情報戦が来たら出来る限り対処する、出来ることはそれくらいかなぁ」

刀岐乃とSEIRYUの声がかぶる。お互い顔を見合せて苦笑いする。

「まあ七海さんのお供みたいなもんか。自分の出来る範囲で何か探さないと。お茶でもいれるか?……と、噂をすれば影ってやつだな」

その声に刀岐乃が振り向くと、摂政黒埼に伴われて七海が艦橋に入ってくるところだった。
挨拶もそこそこに黒埼が二人に声をかける。

「もうこっちに詰めてたのか。どうせ今回はそんなにやることないからな。
あんまり根詰める必要ないぞ」
「そうそう、たまには摂政様もお休みしないとねー」
「あのね七海君……人を年寄りみたいに言わないでくれるかな……?」
「だって、七海よりちょー年寄りじゃん?」
「いやま、そらそーだが、こー言い方ってもんがな……」

10歳にやり込められる摂政を見て、刀岐乃とSEIRYUは何だかなーという表情になった。
「―――うちの首脳陣って、10歳にはほんと弱いよね……」
「……言うな、考えたくない」
「こらそこー!勝手なこと言うな!」
「えーっと仕事仕事っと。SEIRYUさん、2番フォルダのデータこっちに回してー」
「あいあいよー。あー忙しいな」
「こいつら……」

場違いに呑気な空気を醸し出しつつも、艦隊は決戦へと突き進む。

(約700字)
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