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E101・102 降下作戦

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E101/102 越前剣・王分隊 降下作戦


作戦案

【基本方針】
  • 目標へ到達をする降下用外殻に搭乗し、大気圏に突入をする。大気圏突入後HAHO(高々度降下高度開傘)にて目標地点に到着をする。

【装備】
空挺降下用装備一式
ヘルメット:通信機構付きフルフェイスヘルメット。強い日差しで眼を焼かないように偏光バイザー付き
エアーマスク:酸素が極度に薄いので酸素マスクは必需品
パラシュート:ラムエア(スクエア)キャノピータイプパラシュートを採用。このパラシュートは操作性に優れ滑空移動が可能な機動性に優れたパラシュートでスクエアタイプのデザイン。ただし構造が複雑なことからパラシュートが損傷すると致命的な事故につながりやすいが、これは部隊員の修練で事故を無くす。
ユニフォーム:落下に適したジャンプスーツもしくはウェットスーツを着用し、落下中の空気抵抗を軽減しバランスを保持をする
バックパック:専用のハーネスに固定してパラシュートハーネスに連結する。脚部前方あるいは後方に携行をして落下中の邪魔にならなく、着地時の衝撃に備える
エアーユニット:レギュレーターと酸素ボンベを装備しエアーマスクに装着される。専用のポーチに収納され携行をする
自動開傘装置:緊急時の予備パラシュート。火薬式の自動開傘装置。ハーネス内部に収納する。
アルティメーター:高度メーター。夜間降下向けにライトアップが可能なモデルが使用される。
専用武器:各自の手に馴染んだ武器。専用のポーチに入れ落下中や降下時にバランスを崩さないように配慮をする

バックパックの中身
携帯レーション:腹が減っては戦ができず
水:水筒入り。いざというときの浄化剤も付属
メディカルパック:包帯、消毒液、ガーゼなど簡易型メディカルパック
マップ:目標付近と全域マップの二つ
コンパス:自分の位置を知るときに必要
ライターとマッチ:火気が必要なときに使う
発煙筒、シグナルライト、旗:緊急時の連絡用
通信機:連絡を取り合うときに使う
双眼鏡:周囲の位置確認に

【技術論】
HAHO:高々度降下高度開傘と呼ばれるアプローチ方法。1万メートル上空の輸送艇ないし降下用外殻から降下し約8000メートルで開傘。ラムエアパラシュートなどによって降下操作を行い最大で20km以上先への滑空降下を可能にしている。
作戦によってはラウンドシュート/パラコマンダータイプのパラシュートも利用される。HAHOは酸素の薄い高々度から降下するためにジャンパーは酸素マスクとエアー供給ユニットを装備して降下することになる。(3000メートル以下に降下すると酸素マスクは不要になる)
HAHOでは約2000m分のフリーホール時間が存在するために輸送機の機速を下げることなく降下を開始できるという利点がある。
また空中における長距離移動ができるため目標降下の調整が容易である。

HALO:高々度降下低高度開傘。HAHO同様高度1万メートル前後から降下を開始。自由落下(フリーホール)を高度800m付近まで続けパラシュートを開傘する。HAHOと違う点は低高度での開傘のため開傘後の移動距離は殆ど無く降下地点のほぼ直下に着地することになる。
HALOの開傘には火薬式の自動開傘装置が使用される。これは開傘高度が極めて地表に近くなるためで、安全性を維持するための措置である。HAHO同様にラムエアパラシュート、酸素マスク、エアー供給ユニットなどを使用する。

【体術】
  • 輸送機が攻撃されるよりも早く降下する。
  • 兵員・物資の降下範囲が散らばらないよう、風に留意する。
  • 五接地転回法で着地時の衝撃を分散、緩和させる。
  • 体を垂直にして速度を上げる
  • 舌を噛まないように気をつける

  • 着地時は、身体を丸めて衝撃を緩和しつつ、即座に移動を行い、敵の攻撃にさらされないようにする。
  • 着地時に平衡感覚を失わないよう、回転数を少なくし、素早く立ち上がり行動体制を取る。
  • 減速装備は素早く切り離し、行動に支障を来たさないようにする。
  • 後続の事を考慮し、切り離した減速装備は回収を行い、邪魔にならないよう廃棄する。

SS・イラスト

 音もなく、宇宙空間に浮かんでいる箱形の輸送船。その姿はユーモラスにさえ見えた。何隻居るのだろうか。それは青い地球の上に佇んでいる
 不意に両脇腹に当たる部分が開くと潰れた円錐形に似た黒い小さな船が射出された。降下輸送艇。その狭い中には数名の兵士が戦場に到着をするのを待っている。

 『諸君、私だ』

 兵士のヘッドセットディスプレイに光が灯りウィンドウが開く。ウィンドウの中には指揮官が厳しい顔で立っていた。

 「これから降下作戦を行う。目標地点、ターゲット、それぞれ頭に叩き込んでいると思う。だが、最も大切なのは我々こそが未来を切り開くという自覚だ。
 いいか、自分を見失うな。我々こそは未来を切り開く嚆矢なのだ。そして私は命令をする。必ず生き残れ。勝手に死ぬことはゆるさん。私に遺族に手紙を書かせる手間をかけさせるなよ。以上だ。」

 ウィンドウは開いたときと同じく勝手に閉じる。全員の顔が引き締まった。その時だ、中央に座った男が口を開いた。

 「野郎ども、準備は良いか!」
 「おう!」

 全員が唱和をする。

 「いいか、これから敵地に降下をする。ジャミングがかけられているが対空砲火が予想をされる。決して油断をするな!」
 「おう!」
 「これから成層圏に突入をするまであと1〜2分。成層圏に突入をしたらとてもじゃないが震動が酷くて話せたものじゃない。だから今話す。
 打ち合わせ通りこれから俺達は敵領空に侵入。既にジャミングや航宙戦闘機が出撃をして敵を撹乱している。俺達はその間隙を付いて領空からHAHO(高々度降下・高度開傘)にて侵入し目的を達成をする。簡単だ。いいな。」
 「おう!」
  「良い返事だ。良いか野郎ども。俺は葬式の作法など知らん。だから死ぬなよ。今更俺に勉強をさせるな。」
 「おう!」
 「これより成層圏に突入する!」

 降下艇は激しい震動に襲われた。永遠と思われた震動。その震動がやんだとき、中央に座った男は自分の足下にあるハッチを開け放った。

 「さぁ、行け、ハリーハリーハリー!!」

 男に促されつぎつぎと降下をしていく兵士達。その中にある一組の男女が居た。越前藩国のRANKと刀岐乃。二人は手を握りしめると微笑んだ。

【降下前の刀岐乃とRANK/イラスト:鴻屋 心太】

 「行くよ!」
 「うん!」

 微笑みと共に二人は手を取り合い、眼下の光景に吸い込まれていった。 

(SS1・Wish)

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