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食料生産地

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echizen

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食料生産地


要点

  • アイドレス名称:要点:周辺環境
  • 食糧生産地:食料・育成中の食料・生産地で働く国民:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形

定義

L:食糧生産地={
 t:名称=食糧生産地(施設)
 t:要点=食料,育成中の食料,生産地で働く国民
 t:周辺環境=食糧倉庫,食糧生産に向いた地形
 t:評価=なし
 t:特殊={
  *食糧生産地の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターン食料+15万tされる。
 }
→次のアイドレス:・神殿(施設)・農業機械(施設)・食糧倉庫(施設)・猫神(にゃんにゃん共和国のみ)(職業)

※HQ獲得により食料生産量+5 根拠


イラスト

その1
(作:朱居まりあ)
(達成要点:食料・育成中の食料・生産地で働く国民:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形)

その2
(作:鴻屋 心太)
(達成要点:食料・育成中の食料:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形)

その3
(作:黒埼紘)
(達成要点:食料・育成中の食料:食糧生産に向いた地形)

その4
(作:佐倉 真)
(達成要点:食料・育成中の食料・生産地で働く国民:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形)

その5
(作:黒埼紘)
(達成要点:食糧倉庫)

その6
(作:SEIRYU)
(達成要点:育成中の食料:食糧倉庫・食糧生産に向いた地形)



設定文書その1 :『越前藩国と稲作』


越前の産業構造


貧乏子沢山という言葉がある。越前藩国とはまさにその言葉にふさわしい藩国であった。

国民の数こそ帝國でトップ3に入る(ターン5現在)ものの、保有資産量はつい最近まで藩国史を通じて最底辺からぴくりとも浮き上がらず、動員・戦争・供出・備蓄・罰金の命令が下るたびに、藩王をはじめ、摂政・理族が青い顔をして金策に駆けずり回るのがこの国の常であった。

人生がけっぷち、ならぬ国政がけっぷちのこの国が、それでも国家として成立してきた理由はこの国の産業構造にある。
医療、サイボーグ技術など、とかく先端技術が注目されがちな越前藩国ではあるが、実はその産業割合のほとんどが第一次産業で占められているのだ。

肥沃な土地、変化にとんだ四季をもつ国土は、バイオ技術の駆使による農作物の改良とあわせて、毎年多くの大地の恵みを産み出し、この国の食料自給率は実に100%近い数字を維持し続けている(あまり知られていないことだが、面積あたりの生産量は帝国内でもトップクラスを誇る)。 つまり、お金がなくても食うだけなら困らないということである。
特に最近では、土壌改良技術や、悪天候に強い新品種の開発などによる成果が目覚ましく、ここ数年に話を限れば食料自給率は120%を超えてなお増加傾向にあり、近隣国への農産物の輸出は越前藩国の主要な収入源の一つになりつつある。

越前の田園風景


実際の生産地の様子を紹介しよう。

山がちな東国の例にもれず、この藩国でも稲作に適した平地は少ない。そこで、この国では山岳水田の開墾が推し進められた。
重機やI=Dでは困難なこの仕事を、サイバー農夫たちはやすやすとこなしていった。
機敏な動作こそ不可能なものの、耐久性、防水性、出力に優れた農作業用サイバーウェア「O-100-翔」の開発がこれを大きく助けた事は、藩国技術史に残る技術者達の一大功績である。 (戦争用のサイバーウェアより扱いが大きいあたりから、この国の国民性とか、当時の懐事情とかを察して欲しい。 )
仕事帰りの農家の人たちが、農具と一緒にサイバーウェアのメンテをしている光景は、他国では珍しいものだろう。

都市部は高層化した建物で形成されているが、一歩郊外へと踏み出せば開墾の成果、見渡す限りの田園風景が広がっている。他国のように平地だけではない。山々まで青々とした田畑が広がっているのである。
そこでは、人々が家族単位を基本とした稲作を行い、越前藩国の主食たる米を生産している。
個々の田畑には、山岳であれば豊富な湧き水、平地であれば藩国の中央に存在する三日月湖、または藩国を東西に分けるように流れる天野川から引かれた用水路から充分な水が引かれている。

火山性の地層を通して蓄えられた水は、多量のミネラルを含む。この良質な水こそが、美味なる米と酒の源となるのである。

稲作地帯の一年


春、田植えを終えたばかりの苗が、若い緑を精一杯に太陽に向かって伸ばす姿を子供の成長に重ね、この国ではちょうどこの季節に子供の節句を行うのがならいとなっている。
子供達の立派な成長を願い、大人たちは節句の儀式に出席し、大いに飲み、騒ぐ。

夏は労働の季節である。育ち行く作物を見守り、丹念に手入れをしていく人達の額に光る汗は美しいものだ。
そんなふうに汗をかいた仕事帰りには、当然一杯やるものである。
夏祭り、盆踊りと行事も目白押しである。

秋を迎えると、国のあちこちで収穫の無事を祝う祭りが行われる。
あちこちで飲めや歌えやの騒ぎになるこの時期は、越前藩国に来る観光客が最も多い時期でもある。

冬は農閑期であり、春の田植えにむけて準備するだけのこの時期には、結婚式が増える。
年末年始もあることだし、当然のように飲む。

やたらと宴会・祭りが多いと思うかもしれないが、そこは「国民性」の一言で納得して欲しい。

食料生産の先端技術

そんな越前藩国の農業分野では、近年、他の藩国に例を見ない取り組みが行われている。
資源採掘用海洋ドームの海上部分に、試験用稲作プラントを設置しているのだ。
ここでは品種改良など最先端農業技術の研究が行われ、確立された最新農業技術、農業理論は各地の農業に導入されて、効率化・省力化に貢献している。

まぁ、時々試行錯誤が行き過ぎて、「空飛ぶ人食いとうもろこし(意外に美味かった)」とか「I=D大のスイカ(スカスカで不味い)」などが出来てしまうときもある(その度に摂政以下、吏族達が頭を抱えて後処理に奔走する)が、そんなことは些細な問題だ。と、信じたい。

また、これに加えて毎年の収穫を支える大きな助けとなっているのが理力流観測システムの存在である。
理族は常に藩国全土を巡り、理力の流れを観察している。理力と天候との関係は明らかではないが、この藩国では理力の流れから、天候や寒暖の変動などを予測する術が確立している。

さらに、越前藩国自慢のインフラである多目的センサー網が農業生産力の向上に大きく寄与している点も見逃せない。
国中に張り巡らされたセンサー網から得られる莫大な情報の蓄積は、他国では考えられない精度での作業日程の構築を可能としている。
越前藩国の農民は、多目的端末にアクセスするだけで、今日施肥すべきか否かや、施肥する際の最適な肥料成分や濃度、水温の上下、育成状況の優劣等の情報を極めて簡単に引き出すことが出来るのだ 。

また、(意外に思われるかもしれないが)越前藩国のお家芸、医療分野にも農業は関係している。
薬の原材料がイネ科の植物であることがその一番の理由だが、最新の研究ではこの国特有の風土病「不安定性無気力症候群」の治療と症状緩和に農作業が有効である。との報告がなされているのだ。
汗をかき、自然を感じ、自らの行動の成果を収穫(あるいは作物の生長)と言う形で実感できることがその要因ではないかと言われているが、詳細に関しては研究中である。
越前中央病院では、この研究結果を受けて、入院患者のリハビリとして農作業を導入する方針を既に発表している。
この試みが上手くいけば、目が虚ろだったり、時折発作的に痙攣したりしながらも、さわやかに働く戌士の姿が見られるようになることだろう。

瑞穂の国、越前

このように、藩国の各所に関係する農業は、すでにこの国の特色と言っても過言ではない。
イワヤト山の一帯を水源とするイワヤト水系の豊かな恵みを受けて、黄金に実る稲が遠い山々の稜線まで見渡す限りに続く収穫期の風景は、初めて見るものを圧倒することだろう。
何百億わんわん積みあげようが、この黄金の景色にはかなうまい、とは藩王の言である。

貧乏なこの国の藩王は、そんな大金見たことないからだろう、とは、つっこまないであげてほしい。筆者からのお願いだ。

(達成要点:食料・育成中の食料・生産地で働く国民:食糧生産に向いた地形)

設定文章その2:~7002年度 越前米PRパンフレットより抜粋~


 越前藩国に存在する小梅平野は米の名産地です。

 皆さんは、美味い米の生産に欠かせないものが三つあることはご存知でしょうか。
 それはきれいな水と土、そして昼夜の気温差です。

 小梅平野は周りを山に囲まれた盆地地形。険しく狭い地形である、このごく限られた地域で作られるのが越前米。きれいな水を論じるのならば絶対に負けません。冬の間、山に降った雪がゆっくりと解けていき、周りを囲む深い山から流れ込む水と土は山の養分をたっぷりと含んでいます。
 水に関してはもうひとつ大切な要素があります。水中の窒素の含有量です。窒素の含有量はお米に含まれるたんぱく質の量に直接の影響を与えます。
 窒素が多すぎるとたんぱく質の量が増えすぎ、米の豊かな食感が失われるのです。
 そして、この小梅平野に流れ込む雪解け水中の窒素は多過ぎず少な過ぎず、炊き上げた越前米をふっくらと瑞々しい美味しい白米にするのです。

 最後の気温差ですが、これはその稲穂が成熟していく期間、具体的には7月末から9月上旬ごろまでの間、昼温かく、夜に冷えるという一日の寒暖の差が必要であることがわかっています。
 この理由は、稲穂における養分の生産と貯蓄のシステムに関係します。
 まず稲穂の養分は昼間の光合成によって生産されます。昼間太陽の光とぬくもりを充分に受けて稲は生命のエネルギーを最大限生み出します。そして夜、日中に作り出した養分を稲穂に蓄えるという過程をおよそ1ヵ月半繰り返し稲穂が実るのです。
 ですが、この成熟期に夜の気温が高いと、稲穂への養分の蓄えが充分に出来ません。
 夜になっても気温が高いままだと、稲穂はエネルギーの消費量が高いままになるからです。
 反対に気温が低くなると消費エネルギーは低くなります。
 夜間、光合成は当然出来ないわけで、その間の消費エネルギーは本来稲穂に蓄えられるべきエネルギーから消費されてしまうという構図になるのです。
 このような理由から昼間充分に日光が差し、夜には充分に冷え込む、一日の寒暖差が激しい地方の稲穂は、命の力をたっぷりと蓄えられるのです。

 高原の小梅平野は昼と夜の寒暖の差が大きく、まるで雪国のような夏が訪れるため、ここで育つ稲穂は昼に蓄えた養分をそのままに夜ぐっすりと休んで力を蓄えます。

 母なる霊峰イワヤトの養分を吸収し、父なる太陽の光を一杯に浴びて作られた越前米の味をぜひ一度ご賞味ください。


(達成要点:食料・育成中の食料)

(書:不破陽多 編:セントラル越前 ネタ出し:チャットに参加していた藩民有志一同)

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