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*アサシン考察 #contents() *ステータス **基本情報 |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:アサシン| |>|BGCOLOR(#EEF):基本カード|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#87ceeb):A|BGCOLOR(#ffb6c1):B|BGCOLOR(#EEF):ステータス算出|BGCOLOR(#EEF):HP補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:0.96| |>|BGCOLOR(#EEF):与ダメージ補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:0.9|~|BGCOLOR(#EEF):ATK補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):0.94| |>|BGCOLOR(#EEF):スター発生率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:25|BGCOLOR(#EEF):NP獲得量|BGCOLOR(#EEF):与ダメージ時|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:1.45| |>|BGCOLOR(#EEF):スター集中率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:100|~|BGCOLOR(#EEF):被ダメージ時|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:4| |>|BGCOLOR(#EEF):即死率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:55|>|>|>|>|>|>|>| 基本カード -ほとんどのサーヴァントがQuickカードを2枚以上所持する。Quick1枚持ちは[[“山の翁”]]、[[セミラミス]]、[[李書文>李書文/アサシン]]の3騎のみ。 -Quick3枚のQuick偏重型カード構成が基本。このため、Quickブレイブチェインを組みやすいサーヴァントが多い。 --Quickはサーヴァントごとの性能格差が激しいカード。そのため、初期から実装されているサーヴァントのほとんどはQuickが2hitと低性能。 ---例外が射撃型モーションだった[[呪腕のハサン]]。Arts2hitに対してQuick3hitであり、NP/星出しの双方に期待できる。 --一方、高レアサーヴァントの大半は3hit以上(特に星5は全員が4hit以上)であり、後述の事項も相まって星出し能力は高め。 -Arts型アサシンのほとんどはArts2枚/Quick2枚のアーチャー型が基本。 スター発生率 全クラス中No1のスター発生率を持つ。このため、3枚目にQuickを置いたとき、初手Quick以外で1hit当たり2個が確定する。 また、Quickの枚数も多いためスター獲得の機会は多い。 だが、スター生産はhit数がモノを言うので、初期サーヴァントのほとんどはたいして星を生産できない。 スター集中率 セイバーなどと同じ、標準的な値。スター生産力を考えると低くはない。 しかし、星を集めることも弾くこともできない中途半端な値であり、スター操作によってクリティカルを狙っていく必要に迫られる。 即死率 全クラス中ワースト3の即死率の高さ。 しかも、魔力ランクが高いサーヴァントはそこまで多くないので、即死宝具相手は危険。 [[“山の翁”]]はクラススキルに即死無効があるので、即死は気にしないでよい。 …最も、仮想敵のライダーは即死宝具を所持していないので、あまり気にすることはないと思われる。 ステータス算出 全クラスでもトップクラスに悪い補正値を誇る。 HP/ATKの両方に下方補正が入るため、総合ステータスはあまり高くない。 大半のサーヴァントが攻撃寄りに設定されているのか、ATKが下方補正が入っている割にはレアリティごとの基本値を超えるサーヴァントはかなり多い。 しかしアサシンは攻撃力に0.9倍の補正がかかる他、Quickは基礎ダメージが低いカードなので実戦では火力不足に悩まされることが多い。 一方、全アサシンのHPがレアリティごとの基準値に届かない有様。後述の理由もあり、持久戦はあまり得意ではない。 NP獲得量 実はNP獲得量の基礎値自体は平均以下で、そこまで高くない。 しかし、アサシンのほとんどはArtsを2枚以下しか所持していないうえ、hit数配分の都合上Quickでも相応にNPを稼ぐサーヴァントが多い。 そのため、各サーヴァントを中心にPTを組んだ時はサーヴァントのNP獲得量は悪くない。 一方、Artsチェインは組みにくいので、PT単位ではNP獲得が滞りやすい傾向にある。 **クラススキル |BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:スキル|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:効果|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:E|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:D|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C-|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C+|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:B|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:A|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:A+|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:EX| |BGCOLOR(#EEF):LEFT:気配遮断|BGCOLOR(#EEF):LEFT:自身のスター発生率をアップ|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:2|BGCOLOR(#f5fffa):4|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:5.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:6|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:6.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:8|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:10|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:10.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:12| 気配遮断 自身のスター発生率をアップさせる。 …と言いたいのだが、ランクEXでも12%止まりと実戦では効果を感じにくい。 事実上パッシブスキルはあってないようなもの。 ****アサシン自体について 騎のクラス相性3すくみの一角。 -対ライダー、バーサーカー、ビースト1に与ダメージ2倍、対キャスター、ルーラーに与ダメージ0.5倍 -ライダーからの被ダメージ0.5倍、アルターエゴ、バーサーカーから被ダメージ1.5倍、キャスターからの被ダメージ2倍 -攻撃力補正0.9倍補正がかかっているうえ、ほとんどのサーヴァントがBuster1枚型構成のため瞬間火力は低い -被弾時のNP獲得量が1hit当たり4と高めで、被弾によるNP獲得はやりやすい 以上から、主な仮想敵は対ライダーであるといえる。 しかし、この点がアサシンにおいては大きな問題として立ちはだかる。 それは、&bold(){&color(red){FGOの強力なサポーターのほとんどがライダーに相性不利なキャスターに集中しているため、サポーターの選択肢が極端に狭い}}ことである。 それに輪をかけるように&bold(){&color(red){アサシンには有力な耐久サポーターが存在しない}}という事実が立ちはだかる。 特に長期戦では重要な&bold(){ヒーラーのほとんどがキャスターに集中している}という事実が重くのしかかる。 また、サポーターを採用できても、A枚数の不足からAチェインは難しいうえ、NP配布を持つアタッカーが存在しない。 そのため基本的にアタッカーとサポーターが一緒にNPを貯めることは難しく、サポーターにもクリティカルを用いたNP回収力(それもかなり高水準な)が要求されることが多い。 このため、サポーター不足、サポーターとの連携能力不足がアサシン運用の最大の壁であるといえるだろう。 **アサシンのスター事情 SRが25と高めで3rdQuickで1hit当たり2個の星出しが確定、さらにQuick多めの構成が多い。 しかし、Quickチェインを絡めてもスター飽和(50個)を達成しうるサーヴァントは少ない。初期サーヴァントはQuickチェインですら20個が関の山、という事態も。 そのうえスター集中率、クリティカル威力アップの双方を所持しているサーヴァントは多くない。 総じて、スターを生み出すことはそこそこ出来てもそれだけではクリティカルを狙いに行くには心細く、仮にクリティカルを出せても大ダメージにつなげられるサーヴァントは多くないといえる。 しかし、0.9倍補正とQuickの低ダメージに付き合わざるを得ないうえArtsチェインを組みにくいアサシンの場合、素殴りの意味でも宝具装填の意味でもクリティカルを狙わないと低ダメージ地獄に付き合わされる羽目になる。 幸いPTの主力の高レアはQuickでそこそこ星を出せ、低レアの優秀なアタッカーはスターを瞬間的に獲得する手段を持っていることが多い。 これらを駆使してクリティカルを狙い続けるのがアサシンの常套手段になるであろう。 詳しくは[[こちら>考察/編成/クリティカル]]を参考にすると良い。 そのため、稼いだスターで確実にクリティカルを狙いに行くために、スター集中礼装の採用は有力な礼装候補になっている。 #region(スター獲得スキル/宝具持ち一覧) -スター即時獲得 --スキル ---20個:[[新宿のアサシン]]、[[謎のヒロインX]][[クレオパトラ]] ---15個:[[佐々木小次郎]]、[[呪腕のハサン]](2ターン)、[[荊軻]]、[[静謐のハサン]]、[[エミヤ〔アサシン〕]]、[[李書文/アサシン]] --宝具 ---固定値で獲得:[[佐々木小次郎]](15個)、[[荊軻]](20個) ---Quick属性多段hit宝具:[[風魔小太郎]](4hit×3)、[[スカサハ〔アサシン〕]]・[[牛若丸/アサシン]](5hit×3)、[[カーマ]](単体10hit)、[[新宿のアサシン]](単体11hit)、[[謎のヒロインX]](単体12hit) -スター継続獲得 --スキル:[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]](9個×3T)、[[カーミラ]](10個×3T) #endregion ***サポーター不足への回答 +強力なキャスターを採用して、殺られる前に殺る +-端から長期戦を諦め、サポーターは死ぬものと想定して強力なサポーターをサポートに並べて、サポーターを次々取り換えながらバフとNPを補給し、速攻でボスを倒す編成。 +-主に[[ぐだぐだ看板娘]]をサポーターにつけ、意図的に落とすことで新鮮なバフの補給を狙う構成。4人目を[[アヴィケブロン]]にするなどすればそこそこの延命が可能。 +--アサシンは自己完結型サーヴァントが多いため、単騎になっても多少は粘れる。しかし、息が切れる前に速攻で叩き落すことが必要なため、編成難易度はそれなりに高い。 +キャスター(特にヒーラー)を全力で守る +-長期戦等において必要なヒーラーを、ディフェンダーを用いて守る編成。 +-全体防御型では[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、[[ジャンヌ・ダルク]]や[[ライネス>司馬懿〔ライネス〕]]、単体防御型では[[レオニダス一世]]や[[シュヴァリエ・デオン]]、[[ゲオルギウス]]らを採用することである程度キャスターへの被害を防ぐことができる。 +--単体防御型ディフェンダーを採用する場合は彼らのHPのケアまで考慮していきたい。 +キャスター以外のサポーターを採用する +-選択肢が狭いが、キャスター以外にも優秀なサポーターがいる。 +--意外なことに、攻撃支援型サーヴァントはキャスター以外にもそこそこ数がいるため、入手機会は多い。特にアサシンの[[不夜城のアサシン]]は優秀なQuickサポーターであり、特筆に値する。 +--一方、防御支援の選択肢はあまり多くない。特にHP回復も兼任できるサーヴァントが[[ジャンヌ・ダルク]]や[[エレシュキガル]]、[[パッションリップ]]くらいしかいないのが痛い。 +--一応、アサシンの防御支援寄りサーヴァントに[[刑部姫]]がいることにはいるが、後述のように大半のアサシンと動きがかみ合わないため、[[マシュ・キリエライト]]を採用したほうが良い場面が多い。 +-特に長期戦を挑む場合ネックになるのが初手ボーナス供給である。 アサシン、特にQuick型の問題点として、1stボーナス供給力、チェイン形成力の弱さが挙げられる。 1stボーナスはBusterが初手Quick0.5枚分のダメージアップ、Artsが初手Quick1枚分のNP効率アップなのに対し、Quickは初手Quick0.25枚分のスター発生率アップ。初手Quickだけ露骨に恩恵が小さい。 一応これでも他クラスの場合1stQuickで1個/hit確定、3rdQuickで2個/hit確定という形で一応恩恵はあるのだが、アサシンの場合SRが25あるため1stボーナスがなくてもそのラインを超えてしまう。 そのためQuickが多いアサシンが一番1stQuickの恩恵を受けられない。 また、チェインもスター10個獲得のみ。[[2030年の欠片]]1枚相当ではあるが -Quick2~3hit勢はQuickチェインを含めても飽和狙いが厳しい -Quick4~5hit勢は2ndQuick+3rdQuick+欠片で飽和を狙える。このレベルのカード性能の場合1stArtsボーナスの恩恵が大きい。 -宝具で星を稼げる[[佐々木小次郎]]や[[荊軻]]、[[新宿のアサシン]]らは飽和を狙えるが、スター操作技術を持つためそんなにスターが要らない。 というありさま。 総じて「Quickチェインしても星が足りない」か「Quickチェインしなくても十分に星を稼げるか」の2択になりがちで、ほぼ恩恵がない。 そのため、サポーターは初手Arts、もしくは初手Busterを供給できるサーヴァントが好ましいだろう。 カード構成でこれらが多いサーヴァントを選ぶだけでなく、宝具のもArts/BusterにしておくことでQuickが偏った場合の1stボーナス供給役にできる。 そうなるとPT全体のQuickが減少し、星出しが狙いにくくなる。 そのため、アサシンは長期戦では「礼装などの不労所得でスターを10個ほど下支えしながらA/Bの初手ボーナスをもらったQuickで星を増産し、それをアタッカーが吸い上げてまた殴る」というクリティカル型のPTが相性がいい。 そのためクリティカル威力アップが極めて有効。スキルで高倍率のものを付与できるサーヴァントも多いのは良い。 #region(キャスター以外の有力サポーター一覧) -''セイバー'' --攻撃支援型:[[蘭陵王]]、[[水着メイヴ>女王メイヴ/セイバー]]、[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] --防御支援型:[[シュヴァリエ・デオン]](ターゲット集中) -''アーチャー'' --攻撃支援型:[[ケイローン]] --防御支援型:[[トリスタン]](全体回避) -''ランサー'' --攻撃支援型:[[フィン・マックール]]、[[源頼光/ランサー]] --防御支援型:[[レオニダス一世]](ターゲット集中)、[[エレシュキガル]](防御バフ+疑似HP回復) -''ライダー'' --攻撃支援型:[[水着イシュタル>イシュタル〔ライダー〕]]、[[アレキサンダー]]、[[坂本龍馬]] --防御支援型:[[ゲオルギウス]](ターゲット集中)、[[司馬懿〔ライネス〕]](全体防御+相性不利無視) -''アサシン'' --攻撃支援型:[[不夜城のアサシン]]、[[ステンノ]](神性持ち限定) -''エキストラ'' --攻撃支援型:[[シャーロック・ホームズ]]、[[ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕]] --防御支援型:[[ジャンヌ・ダルク]](全体防御+HP回復)、[[パッションリップ]](ターゲット集中+HP回復)、[[マシュ・キリエライト]](全体防御+ターゲット集中) #endregion **お勧め概念礼装 -[[カレイドスコープ]] 溜めにくいNPをほぼ全て賄うため、宝具が極めて撃ちやすくなる。 下位互換([[虚数魔術]]、[[龍脈]])との差が非常に激しいうえ、ピックアップされにくい恒常☆5なので入手は超困難なのがネック。 -[[熱砂の語らい]]、[[スター・オブ・キャメロット]]、[[ダンス・ウィズ・ラウンズ]] スター集中を所持していないアタッカーに。 スターを集めることでクリティカルが安定し、素殴り火力だけでなく宝具回転率まで安定するのでアタッカーに付けておきたい。 CBCで毎年1枚入手可能。おそらくCBC2020でも新規のスター集中礼装が1枚入手可能と思われる。 しかし、上に挙げた礼装は過去のCBCでの礼装のため、これから入手するにはレアプリズムが必要。 -[[イマジナリ・アラウンド]] シンプルに火力を強化。こちらは下位互換である[[ガンド]]でも代用がある程度効く。 -[[真夏のひと時]]、[[もう一つの結末]] 比較的クリティカルを狙いやすいクラスなので、クリティカル強化礼装も良い。 -[[黒の聖杯]]、[[ロイヤル・アイシング]]、[[パラドクス・エースキラー]] 宝具を攻撃の主軸に据える場合は、宝具威力をアップさせる礼装を。他から補いにくいバフのため、火力が伸びやすい。 **アサシンの分類 -単体宝具:大半のアサシンはここ。単体に対して大ダメージを与えることが可能。Quick主体のサーヴァントも宝具威力は他に引けを取らないので火力源として信頼できる。 -全体宝具:雑魚掃討に向いた性能。意外と星4に集中しており、星4以外では[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[風魔小太郎]]、[[酒呑童子]]、[[クレオパトラ]]、[[セミラミス]]のみ。 -妨害宝具:[[ステンノ]]、[[マタ・ハリ]]が該当。敵の妨害、遅延に向いた性能。[[カーマ]]は単体攻撃宝具でありながら魅了による妨害性能も兼ね備える。 -補助宝具:事実上現状では[[刑部姫]]のみ。 **各分類のサーヴァント解説 ***クリティカル重視型 メリット:クリティカルで通常攻撃ダメージを稼ぎやすい、NP効率が安定しやすい デメリット:サポーターと共にNPを貯めにくい、Wアタッカーに向かない 高性能カードを活かしたクリティカルでNPとダメージを稼ぎながら宝具解放を狙うタイプ。Quick型の大半や[[カーミラ]]、[[両儀式>両儀式〔アサシン〕]]、[[李書文/アサシン]]、[[岡田以蔵]]などが該当。(式や以蔵は下のAチェイン型にも参画できる) 大半がクリティカルを宝具回転の手段にするが、[[両儀式〔アサシン〕]]などのようにクリティカル威力アップを所持する、もしくは外部からクリティカル威力アップをかけることで通常攻撃も有力ダメージソースにできる。 ***Artsチェイン重視型 メリット:サポーターと連携を取りやすい デメリット:通常攻撃の威力が低くなりやすい Arts型アサシンの大半や[[セミラミス]]はこちらに該当。有力なサポーターはArts型に集中しているため、彼らとAチェインを組むことで長期戦闘に耐える型。 有力Artsサポーターの[[玉藻の前]]は自力で変化を持つため硬く、サポーターの支援を受けやすいのがメリット。 反面、ダメージソースは宝具のみで、通常攻撃は基本的に頼りにならない。 ***妨害型 メリット:敵の行動を抑えられるため被害が減る デメリット:敵を選ぶ。また、対魔力などで弾かれる可能性も [[ステンノ]]、[[マタ・ハリ]]、[[風魔小太郎]]、[[静謐のハサン]]、[[カーマ]]、[[酒呑童子]]が該当。敵へデバフをまき散らして被害を低減する。 上手く刺さるのであれば敵に行動させないので、味方の被害を劇的に減らせる。 しかし、ライダーのほとんどは対魔力を所持しているのでデバフを弾かれる可能性があり、安定性に欠ける。 また、スキル封印を行った場合、そのターンは必ず攻撃が飛んでくる点に注意。 ***火力支援型 メリット:味方の火力を強化できる デメリット:Artsが少ないので初手Aの供給が滞る [[ステンノ]]と[[不夜城のアサシン]]が該当。 両者ともに強力な火力支援を得意としている。 前者は宝具で強化解除と男性相手の足止めをすることができ、後者は皇帝特権や宝具を駆使することで自身がアタッカーにもなれる。 しかし、前者は対男性、後者はQuick型の支援に特化しているため場面と敵を選ぶ。 また、両者ともにArtsが1枚のうえ、スター生産力も低い部類なのでPT全体を回す難易度は高いといえる。 ***特殊型 上記すべてに当てはまらない特殊なタイプ。 -[[謎のヒロインX]] #region(詳細) 素直なカード群に反したトリッキーなスキル群を所持するヒロイン。 スキル1は自身に遅延発動型バフをかけ、1T後にそれが全体スタンに代わるという異色のスキル。 スキル3はアサシンなのにセイバー特攻。対セイバーに限りスター発生率+100%、セイバー特攻+50%という火力バフスキル。 絆礼装もセイバー特攻20%とセイバーへの殺意に満ちている。 %%思うんですけど、本当のセイバーならランサーに対しての殺意がマシマシだと思うんですけど%% 更に宝具はアルトリア顔特攻攻撃。アルトリア顔を持つ相手にダメージが上昇する。%%創造主に喧嘩を売るスタイル%% 唯一スキル2だけが無敵+星20個と素直なスキルである。 #endregion 総評 スキル3が全く機能しないことに目を瞑れば、星出しスキルと強化済み12hitQuick宝具で堅実に立ち回ることができる素直なアタッカー。 全体スタンは強化解除に弱い反面1T限定の弱体耐性はすり抜けられるのが長所。 また、宝具が12hitと非常に多いのでスター生産にも期待できる。 また、星5アサシンでまともな宝具強化を終えている単体アサシンはXのみで、素撃ちの火力はアサシン最高なのでバフを乗せやすいという長所もある。 そのためPTの流れを止めにくい優秀なサーヴァント。 彼女が真価を発揮するのは対セイバーでアーチャーと組んだ時。 セイバー相手ならば無類の星出し性能を誇るようになり、礼装次第では2ndQuickで12個、宝具で25個~30個とスターを大量生産していける。 これが「スターを若干集められるがスター生産力に欠けるため結局クリ殴りを狙いにくい」というアーチャーの弱点をぴったり埋める形になる。 絆礼装で火力支援もできる、殴れるサポーターになれる。 -[[“山の翁”]] #region(詳細) クリティカルを重視することが多いアサシンでは異例のBuster3枚+Buster宝具というBuster特化の構成。 スキルは生存力強化が2つ、攻撃強化が1つ。 -スキル1は脅威の5000回復するガッツ。5T持続するうえ、最短CTが7なので再使用も狙いやすい。 -スキル2は3Tの間自身の弱体耐性100%上昇、攻撃力20%アップ3T、防御力40%アップ1T、HP2500回復の複合スキル。1Tだけだが大幅に被弾を減らせるうえ、HPを2500回復できるため、ガッツ後の立て直しに一役買う重要なスキル。 -スキル3はCT6の瞬間Buster強化スキル。持続は1Tしかないが倍率が50%と高い。Buster4枚持ちであることから恩恵は受けやすい。 スキル1とスキル2を活かした粘り強さが魅力で、戦闘によっては戦闘続行で復活→信仰の加護で立て直し→戦闘続行復活→再度ガッツで復活→信仰の加護で(ry、のようなことも可能。 Buster3枚構成の陰に隠れてはいるがArts/Quickも高性能。それぞれ1枚だけだがNP稼ぎ性能は高い。 #endregion 総評 Buster3枚なので安定したダメージを期待できるメインアタッカーとしてもArts/Quick性能と1stボーナスを活かしたサブアタッカーとしても強力な耐久型アタッカー。 しかし、その真価を発揮するのは単騎になったとき。短期でガッツを繰り返しながらBusterブレイブチェインで敵を葬る様は[[ヘラクレス]]似たものがある。あちらと違い、強化解除に弱い代わり継戦能力が高い。 初めから単騎で運用する場合は回数無敵を付与可能な[[司馬懿〔ライネス〕]]や[[アヴィケブロン]]、スター生成を付与可能な[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]らでバフを盛り、オーダーチェンジで後ろに下げる、という戦術が強力。 また、初めから単騎にするだけでなく、サポーター使い捨て戦法とも相性がいい。サポーターを使い切っても単騎で粘れるのは他アサシンにない利点。 礼装は特色を伸ばすならHP回復、防御力アップ、ダメージカットなどが相性が良いだろう。 -[[ヘンリー・ジキル&ハイド]] #region(詳細) 宝具で人格を入れ替えるという前代未聞のサーヴァント。 それぞれのスキルはジキルでは貧弱だがハイドでは高性能なものがそろう。全スキル、宝具効果が乗ったBusterクリティカルは圧巻。 しかし、第3スキル「自己改造」はハイドではクリティカルを狙いにくいなどの欠点があり、ハイド時には宝具を撃てないなど制約も多い。 また、1度強化解除されると宝具を撃つことすらできない星1以下の弱さになってしまう点にも注意。 #endregion 総評 こいつはアサシンではない。バーサーカーだ。 というのも各種バフがすべてハイド基準の性能になっており、ジキル時ではバフがほぼないといっても過言ではないからだ。 その代わりジキルは「ジキルでNPを貯めながら程よくHPを減らし、NPがたまった頃合いでボス戦に突入し、HPを回復してハイドの火力で蹴散らす」という芸当が可能。 しかし、ハイドはスター集中を持たないバーサーカーなので、うまく火力を出すには工夫が必要。 最も手っ取り早いのは[[ブリュンヒルデ]]に介添してもらうこと。高倍率のクリティカル威力バフもついてくるので、1撃1撃が必殺の威力になる。 余談だが、ジキルは仕様上1発しか宝具を撃てない。 そのため、基本的には2発目を考慮する必要がなく、NP面に関してもハイドのNPをために行く必要がない。 ゆえに礼装は[[魔性菩薩]]と極めて相性がいい。OC3ならば常時Buster性能が60%アップする。 -[[加藤段蔵]] #region(詳細) 単体無敵と単体回避を付与できるBuster型アサシン。 スキル2で回避、スキル3で無敵を所持するため、同時に3人中2人を守ったり1人を集中的に守ったりできる。 それ以外は特筆すべき点はないので、単体無敵付与と単体回避付与をいかに活かすかを考えるべし。 #endregion 総評 単体回避/無敵付与が取り柄の防御サポーター。 彼女がいる場合[[ぐだぐだ看板娘]]を持ったサポーターを無理やり生き残らせる、バーサーカーのお供に据えて2ターン確実に生存させるなど、どちらかと言えばPTを延命させるための能力に長ける。 ターゲット集中持ちと差別化できる点として、「後衛において全体宝具対策として起用」という運用が挙げられる。 オーダーチェンジで引っ張り出す→残り2人を無敵と回避で保護→宝具で自分だけ退場、のような身代わり戦法が強力。 これにより1発は宝具対策抜きでも味方が宝具をやり過ごせる。 そのため、[[慈悲なき者]]などの退場時に効果を発揮する礼装や[[聖女の教示]]など登場時に効果のある礼装が有力。 自身に[[ぐだぐだ看板娘]]を付けて無敵と回避で2ターン安全にしのいで3ターンの間確実に盾になるのもよい。 -[[刑部姫]] #region(詳細) アサシン唯一の補助宝具持ち。 比較的良好なカード性能、高い自衛力、強化解除スキル、そして宝具の全体防御アップ+最大HP上昇+BQカードバフなど多彩な支援ができるように見える。 しかし、立っているだけで宝具発動を狙えるわけではないため、自身が積極的に殴る必要がある点がネック。 Quick型のカード性能であるがゆえに宝具発動にはそれなりの手数が必要。クリティカルを積極的に狙いに行くタイプである。 そのため彼女を運用する際はアタッカーと刑部姫の両方のクリティカルを狙いに行かなければならない。 しかし、彼女は星操作手段も星飽和手段も持たないため、クリティカルを狙うにはアタッカーと星を分け合わなければならない。 さらに宝具はQuick補助宝具。上述の通り1stボーナス供給に使えない上補助宝具なのでダメージ無し、0hitなのでスターもなければNP回収もない。 そのため宝具を撃つたびに1stボーナスか順番ボーナスのどちらかとArtsチェインが確実に潰される。 また、防御支援型なのに味方を宝具からは守れない点に注意。 #endregion 総評 Quick・クリティカルバッファー、防御支援サポーター、および自衛特化のアサシン。 アサシンでは唯一の自陣強化型宝具持ちであり、この補助宝具を主軸に戦うタイプのサーヴァントである。 宝具は攻防一体の全体補助宝具。効果は攻防一体の反面、防御力20%アップと最大HP2000上昇、BusterとQuickの2色に30%のバフと個々の効果が攻防両面で中途半端。 防御支援が付いた分、攻撃面ではメインアタッカーにするには心細い。 防御支援はマシュのスキル1と同程度しかなく、攻撃支援も2色バフが十全に活きる機会は相当少ない。 Buster型サーヴァントはQuickが死に札に、Quick型サーヴァントはBusterが死に札になりやすいことを考えると事実上単色バフ。 宝具の2色カードバフ以外には3Tの全体クリティカルバフと1Tの単体防御デバフしか持たないため、刑部姫はメインアタッカーとしての運用ではなく、メインアタッカーの脇に据えたい。 しかし、彼女はカード性能こそ良好だが一手で大幅にNPを稼げるカードを所持しておらず、ある程度積極的にカードを切らないと宝具回転を見込めない。 自身の宝具がQuick属性補助宝具であることも相まって、手数を削減するということが特に苦手。 その上、アタッカーからある程度星を奪う前提の性能をしているのに星飽和や星操作の手段を持たないため、最悪アタッカーも刑部姫もクリティカルを外し、PT回転を止めてしまう。 総じて「攻撃支援をするために攻撃機会を奪い続ける」「防御支援をするのにアタッカーに自衛力を要求する」という矛盾が起きている。 刑部姫の望む動きとアタッカーの望む動きが正反対の方向を向いていることもあり、現状「刑部姫が支援したいサーヴァントはほぼ全て刑部姫と相性が悪い」という事態に。 同じ動きをしたい刑部姫と組むのが消去法的に最適解と言ってもいいかもしれない。 現状では不遇というほか無い。 *コメント *コメント #pcomment(reply,enableurl,new,20,考察/性能/アサシン/コメントログ) &link_path(コメントログ){すべてのコメントを見る} ---- ----
*アサシン考察 #contents() *ステータス **基本情報 |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:アサシン| |>|BGCOLOR(#EEF):基本カード|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#98fb98):Q|BGCOLOR(#87ceeb):A|BGCOLOR(#ffb6c1):B|BGCOLOR(#EEF):ステータス算出|BGCOLOR(#EEF):HP補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:0.96| |>|BGCOLOR(#EEF):与ダメージ補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:0.9|~|BGCOLOR(#EEF):ATK補正|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):0.94| |>|BGCOLOR(#EEF):スター発生率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:25|BGCOLOR(#EEF):NP獲得量|BGCOLOR(#EEF):与ダメージ時|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:1.45| |>|BGCOLOR(#EEF):スター集中率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:100|~|BGCOLOR(#EEF):被ダメージ時|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:4| |>|BGCOLOR(#EEF):即死率|>|>|>|>|BGCOLOR(#f5fffa):CENTER:55|>|>|>|>|>|>|>| 基本カード -ほとんどのサーヴァントがQuickカードを2枚以上所持する。Quick1枚持ちは[[“山の翁”]]、[[セミラミス]]、[[李書文>李書文/アサシン]]の3騎のみ。 -Quick3枚のQuick偏重型カード構成が基本。このため、Quickブレイブチェインを組みやすいサーヴァントが多い。 --Quickはサーヴァントごとの性能格差が激しいカード。そのため、初期から実装されているサーヴァントのほとんどはQuickが2hitと低性能。 ---例外が射撃型モーションだった[[呪腕のハサン]]。Arts2hitに対してQuick3hitであり、NP/星出しの双方に期待できる。 --一方、高レアサーヴァントの大半は3hit以上(特に星5は全員が4hit以上)であり、後述の事項も相まって星出し能力は高め。 -Arts型アサシンのほとんどはArts2枚/Quick2枚のアーチャー型が基本。 スター発生率 全クラス中No1のスター発生率を持つ。このため、3枚目にQuickを置いたとき、初手Quick以外で1hit当たり2個が確定する。 また、Quickの枚数も多いためスター獲得の機会は多い。 だが、スター生産はhit数がモノを言うので、初期サーヴァントのほとんどはたいして星を生産できない。 スター集中率 セイバーなどと同じ、標準的な値。スター生産力を考えると低くはない。 しかし、星を集めることも弾くこともできない中途半端な値であり、スター操作によってクリティカルを狙っていく必要に迫られる。 即死率 全クラス中ワースト3の即死率の高さ。 しかも、魔力ランクが高いサーヴァントはそこまで多くないので、即死宝具相手は危険。 [[“山の翁”]]はクラススキルに即死無効があるので、即死は気にしないでよい。 …最も、仮想敵のライダーは即死宝具を所持していないので、あまり気にすることはないと思われる。 ステータス算出 全クラスでもトップクラスに悪い補正値を誇る。 HP/ATKの両方に下方補正が入るため、総合ステータスはあまり高くない。 大半のサーヴァントが攻撃寄りに設定されているのか、ATKが下方補正が入っている割にはレアリティごとの基本値を超えるサーヴァントはかなり多い。 しかしアサシンは攻撃力に0.9倍の補正がかかる他、Quickは基礎ダメージが低いカードなので実戦では火力不足に悩まされることが多い。 一方、全アサシンのHPがレアリティごとの基準値に届かない有様。後述の理由もあり、持久戦はあまり得意ではない。 NP獲得量 実はNP獲得量の基礎値自体は平均以下で、そこまで高くない。 しかし、アサシンのほとんどはArtsを2枚以下しか所持していないうえ、hit数配分の都合上Quickでも相応にNPを稼ぐサーヴァントが多い。 そのため、各サーヴァントを中心にPTを組んだ時はサーヴァントのNP獲得量は悪くない。 一方、Artsチェインは組みにくいので、PT単位ではNP獲得が滞りやすい傾向にある。 **クラススキル |BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:スキル|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:効果|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:E|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:D|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C-|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:C+|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:B|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:A|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:A+|BGCOLOR(#148):COLOR(#FFF):CENTER:EX| |BGCOLOR(#EEF):LEFT:気配遮断|BGCOLOR(#EEF):LEFT:自身のスター発生率をアップ|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:2|BGCOLOR(#f5fffa):4|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:5.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:6|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:6.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:8|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:10|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:10.5|BGCOLOR(#f5fffa):RIGHT:12| 気配遮断 自身のスター発生率をアップさせる。 …と言いたいのだが、ランクEXでも12%止まりと実戦では効果を感じにくい。 事実上パッシブスキルはあってないようなもの。 ****アサシン自体について 騎のクラス相性3すくみの一角。 -対ライダー、バーサーカー、ビースト1に与ダメージ2倍、対キャスター、ルーラーに与ダメージ0.5倍 -ライダーからの被ダメージ0.5倍、アルターエゴ、バーサーカーから被ダメージ1.5倍、キャスターからの被ダメージ2倍 -攻撃力補正0.9倍補正がかかっているうえ、ほとんどのサーヴァントがBuster1枚型構成のため瞬間火力は低い -被弾時のNP獲得量が1hit当たり4と高めで、被弾によるNP獲得はやりやすい 以上から、主な仮想敵は対ライダーであるといえる。 しかし、この点がアサシンにおいては大きな問題として立ちはだかる。 それは、&bold(){&color(red){FGOの強力なサポーターのほとんどがライダーに相性不利なキャスターに集中しているため、サポーターの選択肢が極端に狭い}}ことである。 それに輪をかけるように&bold(){&color(red){アサシンには有力な耐久サポーターが存在しない}}という事実が立ちはだかる。 特に長期戦では重要な&bold(){ヒーラーのほとんどがキャスターに集中している}という事実が重くのしかかる。 また、サポーターを採用できても、A枚数の不足からAチェインは難しいうえ、NP配布を持つアタッカーが存在しない。 そのため基本的にアタッカーとサポーターが一緒にNPを貯めることは難しく、サポーターにもクリティカルを用いたNP回収力(それもかなり高水準な)が要求されることが多い。 このため、サポーター不足、サポーターとの連携能力不足がアサシン運用の最大の壁であるといえるだろう。 **アサシンのスター事情 SRが25と高めで3rdQuickで1hit当たり2個の星出しが確定、さらにQuick多めの構成が多い。 しかし、Quickチェインを絡めてもスター飽和(50個)を達成しうるサーヴァントは少ない。初期サーヴァントはQuickチェインですら20個が関の山、という事態も。 そのうえスター集中率、クリティカル威力アップの双方を所持しているサーヴァントは多くない。 総じて、スターを生み出すことはそこそこ出来てもそれだけではクリティカルを狙いに行くには心細く、仮にクリティカルを出せても大ダメージにつなげられるサーヴァントは多くないといえる。 しかし、0.9倍補正とQuickの低ダメージに付き合わざるを得ないうえArtsチェインを組みにくいアサシンの場合、素殴りの意味でも宝具装填の意味でもクリティカルを狙わないと低ダメージ地獄に付き合わされる羽目になる。 幸いPTの主力の高レアはQuickでそこそこ星を出せ、低レアの優秀なアタッカーはスターを瞬間的に獲得する手段を持っていることが多い。 これらを駆使してクリティカルを狙い続けるのがアサシンの常套手段になるであろう。 詳しくは[[こちら>考察/編成/クリティカル]]を参考にすると良い。 そのため、稼いだスターで確実にクリティカルを狙いに行くために、スター集中礼装の採用は有力な礼装候補になっている。 #region(スター獲得スキル/宝具持ち一覧) -スター即時獲得 --スキル ---20個:[[新宿のアサシン]]、[[謎のヒロインX]][[クレオパトラ]] ---15個:[[佐々木小次郎]]、[[呪腕のハサン]](2ターン)、[[荊軻]]、[[静謐のハサン]]、[[エミヤ〔アサシン〕]]、[[李書文/アサシン]] --宝具 ---固定値で獲得:[[佐々木小次郎]](15個)、[[荊軻]](20個) ---Quick属性多段hit宝具:[[風魔小太郎]](4hit×3)、[[スカサハ〔アサシン〕]]・[[牛若丸/アサシン]](5hit×3)、[[カーマ]](単体10hit)、[[新宿のアサシン]](単体11hit)、[[謎のヒロインX]](単体12hit) -スター継続獲得 --スキル:[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]](9個×3T)、[[カーミラ]](10個×3T) #endregion ***サポーター不足への回答 +強力なキャスターを採用して、殺られる前に殺る +-端から長期戦を諦め、サポーターは死ぬものと想定して強力なサポーターをサポートに並べて、サポーターを次々取り換えながらバフとNPを補給し、速攻でボスを倒す編成。 +-主に[[ぐだぐだ看板娘]]をサポーターにつけ、意図的に落とすことで新鮮なバフの補給を狙う構成。4人目を[[アヴィケブロン]]にするなどすればそこそこの延命が可能。 +--アサシンは自己完結型サーヴァントが多いため、単騎になっても多少は粘れる。しかし、息が切れる前に速攻で叩き落すことが必要なため、編成難易度はそれなりに高い。 +キャスター(特にヒーラー)を全力で守る +-長期戦等において必要なヒーラーを、ディフェンダーを用いて守る編成。 +-全体防御型では[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、[[ジャンヌ・ダルク]]や[[ライネス>司馬懿〔ライネス〕]]、単体防御型では[[レオニダス一世]]や[[シュヴァリエ・デオン]]、[[ゲオルギウス]]らを採用することである程度キャスターへの被害を防ぐことができる。 +--単体防御型ディフェンダーを採用する場合は彼らのHPのケアまで考慮していきたい。 +キャスター以外のサポーターを採用する +-選択肢が狭いが、キャスター以外にも優秀なサポーターがいる。 +--意外なことに、攻撃支援型サーヴァントはキャスター以外にもそこそこ数がいるため、入手機会は多い。特にアサシンの[[不夜城のアサシン]]は優秀なQuickサポーターであり、特筆に値する。 +--一方、防御支援の選択肢はあまり多くない。特にHP回復も兼任できるサーヴァントが[[ジャンヌ・ダルク]]や[[エレシュキガル]]、[[パッションリップ]]くらいしかいないのが痛い。 +--一応、アサシンの防御支援寄りサーヴァントに[[刑部姫]]がいることにはいるが、後述のように大半のアサシンと動きがかみ合わないため、[[マシュ・キリエライト]]を採用したほうが良い場面が多い。 +-特に長期戦を挑む場合ネックになるのが初手ボーナス供給である。 アサシン、特にQuick型の問題点として、1stボーナス供給力、チェイン形成力の弱さが挙げられる。 1stボーナスはBusterが初手Quick0.5枚分のダメージアップ、Artsが初手Quick1枚分のNP効率アップなのに対し、Quickは初手Quick0.25枚分のスター発生率アップ。初手Quickだけ露骨に恩恵が小さい。 一応これでも他クラスの場合1stQuickで1個/hit確定、3rdQuickで2個/hit確定という形で一応恩恵はあるのだが、アサシンの場合SRが25あるため1stボーナスがなくてもそのラインを超えてしまう。 そのためQuickが多いアサシンが一番1stQuickの恩恵を受けられない。 また、チェインもスター10個獲得のみ。[[2030年の欠片]]1枚相当ではあるが -Quick2~3hit勢はQuickチェインを含めても飽和狙いが厳しい -Quick4~5hit勢は2ndQuick+3rdQuick+欠片で飽和を狙える。このレベルのカード性能の場合1stArtsボーナスの恩恵が大きい。 -宝具で星を稼げる[[佐々木小次郎]]や[[荊軻]]、[[新宿のアサシン]]らは飽和を狙えるが、スター操作技術を持つためそんなにスターが要らない。 というありさま。 総じて「Quickチェインしても星が足りない」か「Quickチェインしなくても十分に星を稼げるか」の2択になりがちで、ほぼ恩恵がない。 そのため、サポーターは初手Arts、もしくは初手Busterを供給できるサーヴァントが好ましいだろう。 カード構成でこれらが多いサーヴァントを選ぶだけでなく、宝具のもArts/BusterにしておくことでQuickが偏った場合の1stボーナス供給役にできる。 そうなるとPT全体のQuickが減少し、星出しが狙いにくくなる。 そのため、アサシンは長期戦では「礼装などの不労所得でスターを10個ほど下支えしながらA/Bの初手ボーナスをもらったQuickで星を増産し、それをアタッカーが吸い上げてまた殴る」というクリティカル型のPTが相性がいい。 そのためクリティカル威力アップが極めて有効。スキルで高倍率のものを付与できるサーヴァントも多いのは良い。 #region(キャスター以外の有力サポーター一覧) -''セイバー'' --攻撃支援型:[[蘭陵王]]、[[水着メイヴ>女王メイヴ/セイバー]]、[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] --防御支援型:[[シュヴァリエ・デオン]](ターゲット集中) -''アーチャー'' --攻撃支援型:[[ケイローン]] --防御支援型:[[トリスタン]](全体回避) -''ランサー'' --攻撃支援型:[[フィン・マックール]]、[[源頼光/ランサー]] --防御支援型:[[レオニダス一世]](ターゲット集中)、[[エレシュキガル]](防御バフ+疑似HP回復) -''ライダー'' --攻撃支援型:[[水着イシュタル>イシュタル〔ライダー〕]]、[[アレキサンダー]]、[[坂本龍馬]] --防御支援型:[[ゲオルギウス]](ターゲット集中)、[[司馬懿〔ライネス〕]](全体防御+相性不利無視) -''アサシン'' --攻撃支援型:[[不夜城のアサシン]]、[[ステンノ]](神性持ち限定) -''エキストラ'' --攻撃支援型:[[シャーロック・ホームズ]]、[[ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕]] --防御支援型:[[ジャンヌ・ダルク]](全体防御+HP回復)、[[パッションリップ]](ターゲット集中+HP回復)、[[マシュ・キリエライト]](全体防御+ターゲット集中) #endregion **お勧め概念礼装 -[[カレイドスコープ]] 溜めにくいNPをほぼ全て賄うため、宝具が極めて撃ちやすくなる。 下位互換([[虚数魔術]]、[[龍脈]])との差が非常に激しいうえ、ピックアップされにくい恒常☆5なので入手は超困難なのがネック。 -[[熱砂の語らい]]、[[スター・オブ・キャメロット]]、[[ダンス・ウィズ・ラウンズ]] スター集中を所持していないアタッカーに。 スターを集めることでクリティカルが安定し、素殴り火力だけでなく宝具回転率まで安定するのでアタッカーに付けておきたい。 CBCで毎年1枚入手可能。おそらくCBC2020でも新規のスター集中礼装が1枚入手可能と思われる。 しかし、上に挙げた礼装は過去のCBCでの礼装のため、これから入手するにはレアプリズムが必要。 -[[イマジナリ・アラウンド]] シンプルに火力を強化。こちらは下位互換である[[ガンド]]でも代用がある程度効く。 -[[真夏のひと時]]、[[もう一つの結末]] 比較的クリティカルを狙いやすいクラスなので、クリティカル強化礼装も良い。 -[[黒の聖杯]]、[[ロイヤル・アイシング]]、[[パラドクス・エースキラー]] 宝具を攻撃の主軸に据える場合は、宝具威力をアップさせる礼装を。他から補いにくいバフのため、火力が伸びやすい。 **アサシンの分類 -単体宝具:大半のアサシンはここ。単体に対して大ダメージを与えることが可能。Quick主体のサーヴァントも宝具威力は他に引けを取らないので火力源として信頼できる。 -全体宝具:雑魚掃討に向いた性能。意外と星4に集中しており、星4以外では[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[風魔小太郎]]、[[酒呑童子]]、[[クレオパトラ]]、[[セミラミス]]のみ。 -妨害宝具:[[ステンノ]]、[[マタ・ハリ]]が該当。敵の妨害、遅延に向いた性能。[[カーマ]]は単体攻撃宝具でありながら魅了による妨害性能も兼ね備える。 -補助宝具:事実上現状では[[刑部姫]]のみ。 **各分類のサーヴァント解説 ***クリティカル重視型 メリット:クリティカルで通常攻撃ダメージを稼ぎやすい、NP効率が安定しやすい デメリット:サポーターと共にNPを貯めにくい、Wアタッカーに向かない 高性能カードを活かしたクリティカルでNPとダメージを稼ぎながら宝具解放を狙うタイプ。Quick型の大半や[[カーミラ]]、[[両儀式>両儀式〔アサシン〕]]、[[李書文/アサシン]]、[[岡田以蔵]]などが該当。(式や以蔵は下のAチェイン型にも参画できる) 大半がクリティカルを宝具回転の手段にするが、[[両儀式〔アサシン〕]]などのようにクリティカル威力アップを所持する、もしくは外部からクリティカル威力アップをかけることで通常攻撃も有力ダメージソースにできる。 ***Artsチェイン重視型 メリット:サポーターと連携を取りやすい デメリット:通常攻撃の威力が低くなりやすい Arts型アサシンの大半や[[セミラミス]]はこちらに該当。有力なサポーターはArts型に集中しているため、彼らとAチェインを組むことで長期戦闘に耐える型。 有力Artsサポーターの[[玉藻の前]]は自力で変化を持つため硬く、サポーターの支援を受けやすいのがメリット。 反面、ダメージソースは宝具のみで、通常攻撃は基本的に頼りにならない。 ***妨害型 メリット:敵の行動を抑えられるため被害が減る デメリット:敵を選ぶ。また、対魔力などで弾かれる可能性も [[ステンノ]]、[[マタ・ハリ]]、[[風魔小太郎]]、[[静謐のハサン]]、[[カーマ]]、[[酒呑童子]]が該当。敵へデバフをまき散らして被害を低減する。 上手く刺さるのであれば敵に行動させないので、味方の被害を劇的に減らせる。 しかし、ライダーのほとんどは対魔力を所持しているのでデバフを弾かれる可能性があり、安定性に欠ける。 また、スキル封印を行った場合、そのターンは必ず攻撃が飛んでくる点に注意。 ***火力支援型 メリット:味方の火力を強化できる デメリット:Artsが少ないので初手Aの供給が滞る [[ステンノ]]と[[不夜城のアサシン]]が該当。 両者ともに強力な火力支援を得意としている。 前者は宝具で強化解除と男性相手の足止めをすることができ、後者は皇帝特権や宝具を駆使することで自身がアタッカーにもなれる。 しかし、前者は対男性、後者はQuick型の支援に特化しているため場面と敵を選ぶ。 また、両者ともにArtsが1枚のうえ、スター生産力も低い部類なのでPT全体を回す難易度は高いといえる。 ***特殊型 上記すべてに当てはまらない特殊なタイプ。 -[[謎のヒロインX]] #region(詳細) 素直なカード群に反したトリッキーなスキル群を所持するヒロイン。 スキル1は自身に遅延発動型バフをかけ、1T後にそれが全体スタンに代わるという異色のスキル。 スキル3はアサシンなのにセイバー特攻。対セイバーに限りスター発生率+100%、セイバー特攻+50%という火力バフスキル。 絆礼装もセイバー特攻20%とセイバーへの殺意に満ちている。 %%思うんですけど、本当のセイバーならランサーに対しての殺意がマシマシだと思うんですけど%% 更に宝具はアルトリア顔特攻攻撃。アルトリア顔を持つ相手にダメージが上昇する。%%創造主に喧嘩を売るスタイル%% 唯一スキル2だけが無敵+星20個と素直なスキルである。 #endregion 総評 スキル3が全く機能しないことに目を瞑れば、星出しスキルと強化済み12hitQuick宝具で堅実に立ち回ることができる素直なアタッカー。 全体スタンは強化解除に弱い反面1T限定の弱体耐性はすり抜けられるのが長所。 また、宝具が12hitと非常に多いのでスター生産にも期待できる。 また、星5アサシンでまともな宝具強化を終えている単体アサシンはXのみで、素撃ちの火力はアサシン最高なのでバフを乗せやすいという長所もある。 そのためPTの流れを止めにくい優秀なサーヴァント。 彼女が真価を発揮するのは対セイバーでアーチャーと組んだ時。 セイバー相手ならば無類の星出し性能を誇るようになり、礼装次第では2ndQuickで12個、宝具で25個~30個とスターを大量生産していける。 これが「スターを若干集められるがスター生産力に欠けるため結局クリ殴りを狙いにくい」というアーチャーの弱点をぴったり埋める形になる。 絆礼装で火力支援もできる、殴れるサポーターになれる。 -[[“山の翁”]] #region(詳細) クリティカルを重視することが多いアサシンでは異例のBuster3枚+Buster宝具というBuster特化の構成。 スキルは生存力強化が2つ、攻撃強化が1つ。 -スキル1は脅威の5000回復するガッツ。5T持続するうえ、最短CTが7なので再使用も狙いやすい。 -スキル2は3Tの間自身の弱体耐性100%上昇、攻撃力20%アップ3T、防御力40%アップ1T、HP2500回復の複合スキル。1Tだけだが大幅に被弾を減らせるうえ、HPを2500回復できるため、ガッツ後の立て直しに一役買う重要なスキル。 -スキル3はCT6の瞬間Buster強化スキル。持続は1Tしかないが倍率が50%と高い。Buster4枚持ちであることから恩恵は受けやすい。 スキル1とスキル2を活かした粘り強さが魅力で、戦闘によっては戦闘続行で復活→信仰の加護で立て直し→戦闘続行復活→再度ガッツで復活→信仰の加護で(ry、のようなことも可能。 Buster3枚構成の陰に隠れてはいるがArts/Quickも高性能。それぞれ1枚だけだがNP稼ぎ性能は高い。 #endregion 総評 Buster3枚なので安定したダメージを期待できるメインアタッカーとしてもArts/Quick性能と1stボーナスを活かしたサブアタッカーとしても強力な耐久型アタッカー。 しかし、その真価を発揮するのは単騎になったとき。短期でガッツを繰り返しながらBusterブレイブチェインで敵を葬る様は[[ヘラクレス]]似たものがある。あちらと違い、強化解除に弱い代わり継戦能力が高い。 初めから単騎で運用する場合は回数無敵を付与可能な[[司馬懿〔ライネス〕]]や[[アヴィケブロン]]、スター生成を付与可能な[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]らでバフを盛り、オーダーチェンジで後ろに下げる、という戦術が強力。 また、初めから単騎にするだけでなく、サポーター使い捨て戦法とも相性がいい。サポーターを使い切っても単騎で粘れるのは他アサシンにない利点。 礼装は特色を伸ばすならHP回復、防御力アップ、ダメージカットなどが相性が良いだろう。 -[[ヘンリー・ジキル&ハイド]] #region(詳細) 宝具で人格を入れ替えるという前代未聞のサーヴァント。 それぞれのスキルはジキルでは貧弱だがハイドでは高性能なものがそろう。全スキル、宝具効果が乗ったBusterクリティカルは圧巻。 しかし、第3スキル「自己改造」はハイドではクリティカルを狙いにくいなどの欠点があり、ハイド時には宝具を撃てないなど制約も多い。 また、1度強化解除されると宝具を撃つことすらできない星1以下の弱さになってしまう点にも注意。 #endregion 総評 こいつはアサシンではない。バーサーカーだ。 というのも各種バフがすべてハイド基準の性能になっており、ジキル時ではバフがほぼないといっても過言ではないからだ。 その代わりジキルは「ジキルでNPを貯めながら程よくHPを減らし、NPがたまった頃合いでボス戦に突入し、HPを回復してハイドの火力で蹴散らす」という芸当が可能。 しかし、ハイドはスター集中を持たないバーサーカーなので、うまく火力を出すには工夫が必要。 最も手っ取り早いのは[[ブリュンヒルデ]]に介添してもらうこと。高倍率のクリティカル威力バフもついてくるので、1撃1撃が必殺の威力になる。 余談だが、ジキルは仕様上1発しか宝具を撃てない。 そのため、基本的には2発目を考慮する必要がなく、NP面に関してもハイドのNPをために行く必要がない。 ゆえに礼装は[[魔性菩薩]]と極めて相性がいい。OC3ならば常時Buster性能が60%アップする。 -[[加藤段蔵]] #region(詳細) 単体無敵と単体回避を付与できるBuster型アサシン。 スキル2で回避、スキル3で無敵を所持するため、同時に3人中2人を守ったり1人を集中的に守ったりできる。 それ以外は特筆すべき点はないので、単体無敵付与と単体回避付与をいかに活かすかを考えるべし。 #endregion 総評 単体回避/無敵付与が取り柄の防御サポーター。 彼女がいる場合[[ぐだぐだ看板娘]]を持ったサポーターを無理やり生き残らせる、バーサーカーのお供に据えて2ターン確実に生存させるなど、どちらかと言えばPTを延命させるための能力に長ける。 ターゲット集中持ちと差別化できる点として、「後衛において全体宝具対策として起用」という運用が挙げられる。 オーダーチェンジで引っ張り出す→残り2人を無敵と回避で保護→宝具で自分だけ退場、のような身代わり戦法が強力。 これにより1発は宝具対策抜きでも味方が宝具をやり過ごせる。 そのため、[[慈悲なき者]]などの退場時に効果を発揮する礼装や[[聖女の教示]]など登場時に効果のある礼装が有力。 自身に[[ぐだぐだ看板娘]]を付けて無敵と回避で2ターン安全にしのいで3ターンの間確実に盾になるのもよい。 -[[刑部姫]] #region(詳細) アサシン唯一の補助宝具持ち。 比較的良好なカード性能、高い自衛力、強化解除スキル、そして宝具の全体防御アップ+最大HP上昇+BQカードバフなど多彩な支援ができるように見える。 しかし、立っているだけで宝具発動を狙えるわけではないため、自身が積極的に殴る必要がある点がネック。 Quick型のカード性能であるがゆえに宝具発動にはそれなりの手数が必要。クリティカルを積極的に狙いに行くタイプである。 そのため彼女を運用する際はアタッカーと刑部姫の両方のクリティカルを狙いに行かなければならない。 しかし、彼女は星操作手段も星飽和手段も持たないため、クリティカルを狙うにはアタッカーと星を分け合わなければならない。 さらに宝具はQuick補助宝具。上述の通り1stボーナス供給に使えない上補助宝具なのでダメージ無し、0hitなのでスターもなければNP回収もない。 そのため宝具を撃つたびに1stボーナスか順番ボーナスのどちらかとArtsチェインが確実に潰される。 また、防御支援型なのに味方を宝具からは守れない点に注意。 #endregion 総評 Quick・クリティカルバッファー、防御支援サポーター…に見えるが本質は自衛特化のアサシン。 アサシンでは唯一の自陣強化型宝具持ちであり、この補助宝具を主軸に戦うタイプのサーヴァントである。 宝具は攻防一体の全体補助宝具。効果は攻防一体の反面、防御力20%アップと最大HP2000上昇、BusterとQuickの2色に30%のバフと個々の効果が攻防両面で中途半端。 防御支援が付いた分、攻撃面ではメインアタッカーにするには心細い。 防御支援はマシュのスキル1と同程度しかなく、攻撃支援も2色バフが十全に活きる機会は相当少ない。 Buster型サーヴァントはQuickが死に札に、Quick型サーヴァントはBusterが死に札になりやすいことを考えると事実上単色バフ。 宝具の2色カードバフ以外には3Tの全体クリティカルバフと1Tの単体防御デバフしか持たないため、刑部姫はメインアタッカーとしての運用ではなく、メインアタッカーの脇に据えたい。 しかし、彼女はカード性能こそ良好だが一手で大幅にNPを稼げるカードを所持しておらず、ある程度積極的にカードを切らないと宝具回転を見込めない。 自身の宝具がQuick属性補助宝具であることも相まって、手数を削減するということが特に苦手。 その上、アタッカーからある程度星を奪う前提の性能をしているのに星飽和や星操作の手段を持たないため、最悪アタッカーも刑部姫もクリティカルを外し、PT回転を止めてしまう。 総じて「攻撃支援をするために攻撃機会を奪い続ける」「防御支援をするのにアタッカーに自衛力を要求する」という矛盾が起きている。 刑部姫の望む動きとアタッカーの望む動きが正反対の方向を向いていることもあり、現状「刑部姫が支援したいサーヴァントはほぼ全て刑部姫と相性が悪い」という事態に。 同じ動きをしたい刑部姫と組むのが消去法的に最適解と言ってもいいかもしれない。 現状では不遇というほか無い。 *コメント *コメント #pcomment(reply,enableurl,new,20,考察/性能/アサシン/コメントログ) &link_path(コメントログ){すべてのコメントを見る} ---- ----

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