概略
聖杯戦線概略
聖杯戦線は通常のクエストとは異なり、ボードゲームの様なシミュレーションRPG形式のバトルとなる。
ゲーム開始前にサーヴァントを駒としてマップ上に配置することから始まり、それぞれの駒を動かしていくことでゲームを進めていく。
ゲーム勝利条件は、敵マスターの撃破もしく敵サーヴァントの全滅で勝利となる。敗北条件も同様となる。
ターン開始時にAPが配布され、そのAP分だけ各々の駒を行動させることが出来る。
ただし各駒には行動回数が設けられており、行動回数が残っていない場合はAPが余っていてもその駒を行動させることができない。
サーヴァントの駒は移動・敵サーヴァントへの攻撃・敵マスターへの攻撃を出来る。マスターの駒は敵サーヴァントへの攻撃は出来ず、移動と敵マスターへの攻撃のみ可能。
マスターはHPを3だけ所持しており、3回攻撃されたら撃破(=ゲーム終了)となる。サーヴァントにはブレイクゲージが1本だけ用意されており、2回撃破されると退場となる。
敵サーヴァントへ攻撃を行った場合、攻撃したサーヴァントと敵サーヴァントで戦闘となる。詳細は各種仕様を参照。
こちらから攻撃する場合は単独サーヴァントで仕掛けると、ブレイブチェインが確定するので倒しやすい。
逆に敵から攻撃を仕掛けられる場合は、こちらが複数サーヴァントで受けて立つことで被ダメージを分散する、こちらが単独ならガッツで粘る、などのやり方もある。
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公式サイト
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■Fate/Grand Order 「聖杯戦線」遊び方紹介
運用
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聖杯戦線向けサーヴァント
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聖杯戦線で強いサーヴァントには凡その傾向があり、特に殿性能の高いサーヴァントが強いとされている。通常カードだけでカード色一致チェインを組めるか、カード性能の高さなども重要な要素となっている。
戦線で強いサーヴァントは以下となる(あくまで一例)
【セイバークラス】
・ネロ(★4) スキルで3回ガッツを張れる。HP回復スキルを2つ所持しており皇帝特権成功時の固さと火力は目を見張るものがある。
・伊吹童子 クラススキル・ステータス・カード構成・スキルのすべてが攻撃力にふられており、更に防御30%とダメージカット持ちで固い。
雑にBチェインするだけでも等倍の敵サーヴァントをどんどん溶かしていく。
・フェルグス 防御バフの重ね掛けと回避で場持ちが良く、攻バフ・Bチェインで火力も出せる。編成コストが低いのも魅力。
【アーチャークラス】
・浅上藤乃 「痛覚残留」によって通常攻撃をほぼ無力化。バスターアップ倍率の割に持続が長くて敵の防御を無視できる「歪曲の魔眼」も強力。
・俵藤太 回数回避・HP回復で場持ちが良く、編成コストが低いのも魅力。
・超人オリオン ガッツ持ち。B3枚と強烈なクリバフにより敵にターンを回さない。ランサーをも倒せる火力だが先手を打たれないように注意。
【ランサークラス】
・クー・フーリン 言わずと知れた我らが兄貴。回数回避・ガッツ・HP回復をもっており、持久戦のスペシャリスト。
・エルキドゥ 「完全なる形」でHP10000回復・弱体解除ができる。回避持ちで通常カードだけでチェイン組めるのも魅力。
【ライダークラス】
・ゲオルギウス お馴染みゲオル先生。ガッツ、HP回復、防御バフによりコスト4にして驚異の粘り強さを見せる。
・オジマンディアス 確定で「皇帝特権」を成功させることができ、防御力+40%・攻撃力+58%となる。カード性能も中々。
・マリー・アントワネット 回数無敵、HP回復、魅了で足止めと耐久性が高い。
【キャスタークラス】
・ネロ 驚異の攻撃力+80%3ターン、ガッツと防御力+30%、さらにNPチャージ50%とクラス相性不利打消しまで持っている。殆ど違法。
・マーリン 耐久性だけでなく、「英雄作成」がBクリティカルのダメージ源としても強力。
【アサシンクラス】
・クレオパトラ 皇帝特権に加えて、毎ターンHP回復と無敵持ちでかなり粘り強い。更にカード性能が高いためお手軽に宝具連射が可能。
・“山の翁” 回復量の多いガッツに防御力アップとHP回復持ちで耐久性が高く、更に攻撃力アップとバスターアップを持っているB3枚持ち。
・刑部姫 宝具とスキル1によってひたすら固い。カード性能も高いので、回復と耐久と火力を上げる補助宝具を連発できる。
・カーマ 永続ガッツ持ちでカード性能が高く、撃つほど火力が上がる宝具で敵を魅了して攻撃させない。HP回復4000も強い。
・ジキル 宝具でHP全回復とバーサーカークラスへの変化があり、ライダー・ルーラー2連戦を低コストで任せられる。
【バーサーカークラス】
・ヘラクレス 説明不要の最強の殿サーヴァント。絆礼装とスキルで4回ガッツを発動でき、ガッツが発動するたびにバスターの火力が上がる。
ただし絆礼装がない場合は生存力がかなり下がるので何かしらのフォローが必要。
・茨木童子 安定の防御アップ型耐久バーサーカー。鍛錬を付けてS3を使えば狂とは思えないくらいダメージを減らせる上に回復も有。攻バフ持ちのB3枚なので火力面も十分。
・クー・フーリン 回数回避持ちバーサーカーで、ガッツ持ち。高い基礎ステータスからのBチェインも強力。
【EXクラス】
・マシュ FGO唯一のコスト0で耐久力が高い。攻撃性能は高くないが、持ち前のコストと耐久力で敵マスターを追い詰める駒として優秀。
・アストライア 大体のクラスに防御有利、自分で星を出してクリティカルできるのが優秀。
・始皇帝 大体のクラスに防御有利、HP回復と宝具での無敵でとにかく場持ちが良い。
・ヴァン・ゴッホ 攻撃面は強力なクリバフ、防御面は回避にガッツと攻防共に優秀な構成。宝具とQチェインによりスター生産も申し分ない。
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聖杯戦線向け礼装
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聖杯戦線は編成コストの制限が厳しく、全サーヴァントに★5礼装を持たせられないことも多い。
普段使わないコストの低い礼装でも、良い働きをする礼装があるので、適宜選択するのが良い。
戦線で強い礼装は以下となる(あくまで一例)
死の芸術 ほとんどのサーヴァントに人型特攻が有効。
死霊魔術 50%の確率でガッツが発動するので、ギャンブル性は高いがリターンも高い。
鋼の鍛錬 被ダメージを20%減らす。防御バフを持っているサーヴァントに持たせると劇的に固くなる。
フィラー・フラワー 防御有利相性ならダメージカット200でも馬鹿にならない。コストの安さも魅力。
マグダラの聖骸布 〔男性〕からの被ダメージを30%減らす。敵側に男鯖が多いとき有効。
瓦礫の聖堂 〔男性〕からの被ダメージを20%減らす。マグダラの低コスト版。
葦の海 低コストで回避1回。敵の先制攻撃に耐える目的で、強敵を釣り出すための囮サーヴァントに持たせるなど。
宝石剣ゼルレッチ NP獲得量アップは攻撃時・被弾時のNP獲得にも影響するので、長期戦で宝具を複数回狙うのであれば龍脈と使い分け。
ハッピー×3・オーダー 正月礼装は編成コストに対するHP補正値が高いが、なかでも2016年のこれはコスト3と破格。
考察
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駒以外でゲームに影響を与えるもの
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聖杯戦線では駒による攻防以外でも、ゲームの勝敗に大きく影響する要素がある。
この項ではそれらについて解説していく。
【アイテム】
聖杯戦線のマップ上にはアイテムが散らばっており、これをサーヴァントが取得することで、戦闘に有利な効果を得ることができる。
効果の対象はあくまで"取得したサーヴァントのみ"なので、マスターが取得することは出来ない。
一部のアイテムは敵サーヴァントを大幅に強化してしまうものもあるため、なるべく敵サーヴァントにとられる前に取得しておきたい。
以下が現在の聖杯戦線で確認されているアイテムである。
・クリティカルスター獲得 ←敵サーヴァントにとられると等倍戦でほぼ負け確になるので注意
・NP獲得
・攻撃力アップ
・無敵付与
・ガッツ付与
・回復 ←効果量がプレイヤー基準であるため敵サーヴァントに取られてもほぼ無害
etc~…
【効果マス】
マップ上でマスそのものにバフアイコンが描き込まれているものは効果マスと呼ばれる特殊なマスである。
このマスに居るサーヴァントはマスに描き込まれたバフが常時発動し、強化解除等でバフ効果を外すこともできない。
攻略においては重要な要素となるため随時活用していきたい(無論敵サーヴァントに効果マスをとられないように)
以下が現在の聖杯戦線で確認されている効果マスである。
・防御力アップ
・毎ターンNP獲得
・毎ターンHP回復
etc~…
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各種仕様
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聖杯戦線は通常のクエストと形式が違うため、戦闘における仕様が大きく違うところがある。
通常クエスト感覚でプレイしていると、自分の思い描いた挙動と違う結果になることもしばし。
この項でそういった通常クエストと大きく違う挙動をする仕様について解説していく。
【複数戦の発生条件】
戦闘は基本的に1ターンのみ1vs1で行われることになるが、攻撃されたサーヴァントの隣接マスに他サーヴァントが存在する場合は、そのサーヴァントも戦闘に参加して複数戦になる。
戦闘ターン数は、攻撃を仕掛けた側のサーヴァント数と同じで(2体で仕掛けたら2ターン)、仕掛けられた側のサーヴァント数には依存しない。
【ブレイクゲージ】
通常のブレイクゲージと異なり、戦闘中にブレイクしたサーヴァントはその時点で戦闘から撤退する。ブレイクゲージなしの敵を倒した挙動に近い。
例えば、敵A(ブレイクゲージあり)と敵B(ブレイクゲージなし)の2体に対し、敵Aへ単体宝具+BBExを攻撃指定したとする。単体宝具だけで敵Aをブレイクした場合、敵AはBBExの前に撤退し、残りのBBExは敵Bに向けられる。
戦闘終了後、ブレイクゲージを失ったサーヴァントはHP全回復する。スキルCT、NP量、残ったバフなどはそのまま。
【スキルチャージ】
スキルチャージが進むタイミングは2つある。バトル終了後と、相手のターンから自分のターンに移行したタイミングである。
特に後者の仕様上、逃げ回る・籠城するなどして戦闘を意図的に避ける事で、バフの持続はそのままにスキルチャージだけを進める事が出来る。
通常なら重ねる事が出来ないバフも重ねることができるため、場合によっては攻略に役立つであろう。
【バフの持続時間】
戦線でのスキル等によるバフの持続時間は通常クエストは違う事に留意しておきたい。
特に、1ターン回避などは、バフを張った戦闘で敵サーヴァントを撃破すると、効果を発揮することなく消失してしまう。
これはサーヴァントが倒された戦闘において、戦闘終了時に全てのバフの効果時間を1ターン進めるという仕様によるものである。
そのため1ターン限りの防御系スキルは、使いづらくなっているので注意が必要。
また、遅延効果発動系のスキルも発生タイミングが条件によって違い、場合によってはプレイヤー視点で2ターン後に発動しているように見える事もあるが、これも仕様。
【クリティカルスター】
単独戦や複数戦、ブレイクゲージの存在などにより、クリティカルスターも通常とは違う挙動をする。
まず、プレイヤー側サーヴァントがブレイクゲージを割られて一時撤退をすると、撤退時に所持していたクリティカルスターは消失する。
そして複数戦で獲得したクリティカルスターは、その後複数戦に参加したサーヴァントにそれぞれ分配されている状態になる。
MAP画面で自サーヴァントをタップすることで、そのサーヴァントが所持しているクリティカルスターの数を確認することが可能。
また、それぞれのサーヴァントが所持しているクリティカルスターは、複数戦になった際に、バトル開始時に統合される。
【礼装の効果】
ゴールデン捕鯉魚図など登場時にスター獲得する礼装や、毒蛇一芸など最初の3Tのみ効果がある礼装は、聖杯戦線中で最初の戦闘のみ効果がある。二回目以降の戦闘では効果は発揮しない。
【行動不能の効果】
魅了やスタンなどの行動不能状態は、戦闘終了してマップ画面に戻ると効果が終了する。
そのとき行動回数が残っていたら-1される(行動回数はマイナスにはならない)。
そのため後攻が魅了などをかけた場合、戦闘終了後の動きに差が出る。
例1:1マス移動して(行動回数-1)から先制攻撃(行動回数-1)、反撃で魅了を受けて戦闘終了してマップ画面に戻り(行動不能解除で行動回数-1)、3回行動したのでそのターンはもう動けない。
例2:隣接マスに先制攻撃(行動回数-1)、反撃で魅了を受けて戦闘終了してマップ画面に戻り(行動不能解除で行動回数-1)、そのターンはまだ1回行動できる。
Tips
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戦線の仕様変更
戦線の仕様は1度目の開催と2度目の開催で変更されている。特に大きな変更となったのが、敵を倒したターンに付与されていたバフのターン数の処理。
一回目の開催時では敵を倒しきった場合、バフの持続時間が減らなかった。そのため1ターンの強力なバフなどを重ねがけして単騎無双にすることができた。
流石に強すぎると判断されたのか2回目開催時には仕様変更となった。
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スター発生率の有効利用
普段は礼装やコマンドコードのスター発生率についてはほとんど効果を実感できないが、戦線の場合少し事情が異なる。
戦線では単騎状態で戦うことが多いため工夫次第で大きくスターを稼ぐことも可能。
特に魔王信長などのヒット数が多いB3枚持ちにコード:グリッターやシーサイド・ラグジュアリーなどを装備させて
Bチェインすると30個程スターを生成でき、2030年の欠片を上回る産出量となる。
ただし突出したヒット数を持つサーヴァントでないとやはり産出量は低くなる。
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サポートサーヴァントの活用
戦線の場合だと単騎で戦った方が戦闘を有利に運びやすいため、サポートサーヴァントが少々利用しづらい。
ただし主力サーヴァントが攻撃を受けそうな時に、横に配置して敵先制戦闘時の被弾を分散して主力への被害を抑えるなどの使い方もある。
医療系サーヴァントは主力への被弾率を抑えつつ回復も出来るので安定感が増す。アスクレピオスはHP回復量が多く、NPを撒いて宝具封印も出来るので使いやすい。
開催期間・クエスト内容
聖杯戦線 ~僕のスーパー・キャメロット2021~
【2021/05/12(水) 18:00~05/26(水) 12:59】
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聖杯戦線 ~ブルータスよ、おまえもか~
【2021/02/03(水) 18:00~02/17(水) 12:59】
影の国の舞闘会 ~ネコとバニーと聖杯戦争~
【2020/09/18(金) 18:00 ~ 10/02(金) 12:59】
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最終更新:2021年05月12日 18:49
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