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シュヴァリエ・デオン/性能 - (2017/12/17 (日) 14:53:42) の最新版との変更点
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初期から実装されている☆4セイバー。最初の10連で引くことができるサーヴァントの1騎。&br()
史実では男性だが、ゲーム上では「性別」が設定されていない希少なサーヴァント。&br()
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最大の特徴は防御に徹した優秀なスキル群。
-お馴染みの1T回避+防御力アップの「心眼(真)」
-自身の弱体化を解除し弱体耐性を大幅に引き上げる「自己暗示」
-自身のHPを回復しつつターゲット集中状態を付与する「麗しの風貌」
最近はターゲット集中効果を持つサーヴァントも増えており、非レア枠に限定してもシナリオ上の相棒である[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、フレンドポイント召喚で簡単に手に入る[[レオニダス>レオニダス一世]]や[[ゲオルギウス]]と競合対象は多いが、差別化要素としては以下の通り。
-セイバーの盾型であること。現時点でセイバーのターゲット集中効果持ちはデオンのみ
-カード構成がQ1A2B2。ArtsパやBusterパとの親和性が高い
-回避スキルを持つこと。スキルが育っていない段階でも、確実に1Tの間攻撃を処理出来る(必中・無敵貫通効果持ち除く)
-ターゲット集中効果は3T持続。長時間攻撃を引き受けることができる
-弱体耐性が非常に高い
特に注目すべきは最後の弱体耐性。「自己暗示」のレベルが8あれば、クラススキル「対魔力」と合わせて弱体耐性が+100%となり、魅了やスタンといった厄介なものは勿論、攻撃力ダウンや防御力ダウンといった地味なものまでほとんど受け付けない。弱体への抵抗能力のある盾役自体は他にもいる([[玄奘三蔵]]、[[槍ヴラド>ヴラド三世〔EXTRA〕]]、[[パッションリップ]])が、その中で3Tのターゲット集中を請け負えるのはデオンのみ。&br()
Artsパの場合、1騎が行動不能になるとPT全体のNP効率が格段に落ちてしまうため、行動停止系デバフを撒いてくる敵に対しては極めて強い。&br()
とくに[[アガルタ>メインクエスト/亜種特異点Ⅱ]]のボスはほぼ毎ターン魅了を連発してくるので、心強い盾となる。&br()
「自己暗示」のレベルが低い場合でも、性別設定が無いため性別限定であることが多い魅了系スキルをほとんど弾くことができる。&br()
ただし、これらのスキルを活かすことが出来るのは「麗しの風貌」が解放される第3再臨後。まずはここまで育てる必要がある。&br()
また防御力上昇効果は「心眼(真)」に付属するものだけで、[[レオニダス>レオニダス一世]]や[[ゲオルギウス]]のスキルや宝具と比べると見劣りする。高いHPを持つため誤魔化しは効くが、継続して盾になってもらう場合は魔術礼装や他のサーヴァントによるサポートが必要。&br()
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一方、宝具は「敵全体に確率で魅了(1T)+攻撃力と防御力ダウン(2T)」。最終再臨後の強化クエストクリアで魅了確率が上昇し、かつ攻防ダウンが3Tに伸びる。&br()
魅了確率は強化後であっても信用出来る数値ではなく、[[ファントム>ファントム・オブ・ジ・オペラ]]の宝具や[[風魔小太郎]]のスキル「風声鶴唳」で弱体耐性を下げておく等で無理矢理成功率を上げない限りアテに出来ない。攻防ダウンは宝具レベル1だと補正がかなり小さく、2以上でようやく実感出来てくる程度。ぶっちゃけた話、Aカードとして使ってAチェインやA初動用と捉えても問題は無い。ただ、稀にデバフを受けるとカウンターで回復スキルを撃ってくる敵もいるので、使うと不利になるなと感じたら使用を控えるのも手。&br()
魅了については、狙っていないタイミングで入ってしまうと敵のチャージ技がズレて事故の原因にもなるため、基本的には敵のチャージが完了していないタイミングで使うと良い。&br()
また、逆に言えばタイミングがズレても問題がないのであれば比較的気軽に使用出来る。[[マシュ>マシュ・キリエライト]]のスキル1と宝具の効果時間は3T継続であり、ズレても影響は少ない。[[ダビデ]]と[[トリスタン]]の「治癒の竪琴」も効果は1回なので、敵が単騎であればズレを気にする必要はない。&br()
&br()
基本的にはArtsパに組み込んで、2枚あるAと宝具を使ってAチェインを積極的に狙う運用になる。&br()
Aの多いサーヴァントであれば基本的に誰とでも組めるが、強いて挙げるならスキルの回転率を上げつつHPを回復してくれる[[玉藻の前]]、デオンのスキルの切れ目に攻撃を引き受けつつ全体攻撃への対処を行える[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、回復とB強化を撒きつつ高い素殴りを叩き込む[[ナイチンゲール]]等。&br()
また何気にBを2枚持つため、主にバーサーカーと並べBusterチェインで殴り続けるPTとの相性も悪くない。こちらの場合、特に相性がいいのは回数回避とガッツを持つため魅了事故を気にする必要がなく、また敵の攻撃力を抑えてくれる[[オルタニキ>クー・フーリン〔オルタ〕]]。&br()
敵の攻撃力とクリティカル率を下げ、また「忍術」で回避状態を付与出来て宝具の魅了も「風声鶴唳」で通すことが出来るようになる[[風魔小太郎]]との相性も良い。カード構成が噛み合わない点が玉に瑕。&br()
あとついでに、カード構成が宝具以外は同じでHPを大回復してくれる[[黒髭>エドワード・ティーチ]](強化クエスト後)。何故かコイツのスキルだけはデオン含む無性サーヴァントにも有効。&br()
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礼装は、積極的に宝具を狙う必要がないため選択肢は広い。防御力を底上げして盾役機能を充実させたり、☆4のステータスとセイバーのクラス補正に任せてサブアタッカー的な動きに回れるようにしたりと、いろいろと選択肢はあるだろう。&br()
候補としては以下の通り。&br()
-常時防御力をアップさせる[[鋼の鍛錬]]
-全カードの性能を引き上げつつ防御力も底上げする[[目醒め前]]
-登場後1ターンに限られるがターゲット集中と防御アップ効果が付く[[ハロウィン・アレンジメント]]
-登場後3ターンターゲット集中効果に加えて大きな攻撃力上昇効果が付与される[[ぐだぐだ看板娘]]
-たったコスト3でHPを2000以上増やす[[ハッピー×3・オーダー]]
-マスタースキルや仲間のスキルによる自身のHP回復量を増加させる[[メイド・イン・ハロウィン]]
-ガッツ状態を付与する[[不夜の薔薇]]等
-もともと低くはないATK値を高め、デオン自身の攻撃も大きなダメージソースにする[[ゴールデン相撲~岩場所~]]
-味方全体のアーツ性能を上昇させる、自身の絆礼装である[[王妃の贈り物]]
&br()
スキルの育成は、優先することを決めて下記どちらかの指針で進めると良い。&br()
案1 CTが揃っていると使い勝手が増すので、1T長い「心眼(真)」を先に育成し、10/6/6を目指す。&br()
案2 盾役には必須のスキル3のCT短縮を優先して、6/1/10を目指す。&br()
スキル3のCT5になればアトラス院で6ターンのタゲ取りもできる。&br()
勿論スキルマにすればスキルの回転が格段に伸びるので、素材と他のサーヴァントとを比較の上で検討しよう。&br()
&br()
どちらかというと戦力が整ってきたところに組み込むことで機能を充実させることに適したサーヴァント。&br()
初心者が使うには、まず第3再臨しなければならないのが壁になるため、先にアタッカーとなるサーヴァントを育てた後に育成すると良いだろう。&br()
攻撃系宝具ではなく、トリッキーな立ち回りのため癖が強いが、決して弱くはないので、引くことが出来たら是非使ってみてほしい。
初期から実装されている☆4セイバー。最初の10連で引くことができるサーヴァントの1騎だったが、現在は外されている。~
カード構成はAとBが2枚ずつの典型的なセイバー型。A中心、B中心のどちらのPTにも組み入れることが可能。~
初期実装組に多い低ヒット数なので星発生率、NP効率共に平凡。ただ、宝具を使う必要が薄くそこまで問題にはならない。~
ステータスはHP寄り型で一部の星5にも勝る。ATKは低めだが、1枚目Bの提供やBチェイン等で攻撃参加も可能。~
史実では男性だが、ゲーム上では「性別」が設定されていない希少なサーヴァント。~
[[カーミラ]]や[[エウリュアレ]]などの性別特攻、[[エリザ>エリザベート・バートリー]]や[[女王メイヴ]]などの性別対象効果の両方を受けない。([[黒髭>エドワード・ティーチ]]を除く)
**スキル
''【スキル1】心眼(真) C'' CT:8-6~
お馴染みの1Tの回避+3Tの防御力アップを得るスキル。~
盾型サーヴァントの中で自前で回避・無敵スキルを所持しているのは、他には[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、[[フィン>フィン・マックール]]、[[オデュッセウス]]のみ。必中・無敵貫通を除くあらゆる攻撃を捌くことができる。~
スキルレベルを上げてもあまり防御力アップの倍率は伸びないが、他のスキルよりCTが1長いので優先してレベルを上げCTを縮めたい。~
全てのスキルレベルが10になって再度CTに差ができた場合、これに合わせて他を遅らせるか3Tターゲット集中の途中からこのスキルを使うかはHPの余裕を見て判断しよう。~
''【スキル2】自己暗示 A'' CT:7-5~
自身の弱体状態を解除し弱体耐性を超強化するスキル。~
一見地味に見えるが上昇率はレベル1で50%、レベル10で100%。「信仰の加護 A」に匹敵する最高倍率となる。元から「対魔力 C」を持つこともあり効果時間中はまず弱体状態にならない。~
事故防止とCT短縮のためにレベルはそれなりには上げておきたい。レベル8で「対魔力」との合計で100%を超えるので、「道具作成」等を持つ敵以外からは確実に弱体化を無効にできる。~
''【スキル3】麗しの風貌 C'' CT:7-5~
自身のHPを回復しつつ、3Tのターゲット集中状態を付与するスキル。~
ターゲット集中能力持ちは今でこそ増えたが、3Tの間請け負えるのは他には[[レオニダス>レオニダス一世]]と[[ゲオルギウス]]と[[オデュッセウス]]、あとは礼装で[[ぐだぐだ看板娘]]のみ。~
また、セイバークラスで唯一ターゲット集中効果を持つ。~
HP回復効果はそれなりだが、攻撃を受ける前に使うターゲット集中と受けた後に使いたい回復とで微妙に噛み合っていない。~
当然だが再使用する時には恩恵があるので1T目から積極的に使っても悪手ではない。状況次第で使うタイミングを考えよう。~
他にターゲット集中を同時展開しない限りレベルを上げても上昇するのは実質HP回復量のみ。育成するならレベル6、10を基準にCTを縮める狙いで上げると良い。~
**宝具「&ruby(フルール・ド・リス){百合の花咲く豪華絢爛}」
Arts属性の妨害宝具。「敵全体に確率で魅了(1T)+攻撃力と防御力ダウン(2T)」。最終再臨後の強化クエストクリアで魅了確率が上昇し、かつ攻防ダウンが&bold(){3T}に伸びる。~
魅了確率は強化後であっても信用出来る数値ではなく、他のサーヴァントを用いて弱体耐性を下げておく等で無理矢理成功率を上げない限りアテに出来ない。~
攻防ダウンの倍率も宝具レベル1だとかなり小さく、2以上でようやく実感出来てくる程度。5にもなればそれなりに信頼はできる。~
ぶっちゃけた話、Aカードとして使ってAチェインやA初動用と捉えても問題は無い。~
魅了が狙っていないタイミングで入ってしまうと複数の敵のチャージがズレて事故の原因にもなるため、基本的には敵のチャージが完了していないタイミングで使うと良い。~
逆に言えば敵が単騎の時などタイミングのズレが問題ない場合は気軽に使用出来る。~
[[マシュ>マシュ・キリエライト]]などの継続防バフや、[[ダビデ]]と[[トリスタン]]の「治癒の竪琴」(効果1回)で敵宝具を耐える想定でも気にせず使える。~
また、これはデバフ系能力持ち全般に言えることだが、弱体解除スキルを持つエネミーはデバフ効果を受けると高確率で解除スキルを使ってくる。~
それで敵の攻撃回数を削るというのもアリだが、一部には厄介な効果が付属している。~
特に[[獅子王>アルトリア・ペンドラゴン/ランサー]]の弱体解除はチャージ加速が付いているため、宝具回転率を上げてしまいかねない。~
相手を見て使うように心がけよう。~
**総評
防御に優れたスキルを用い、PTの盾となるサポーター。~
[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、[[レオニダス>レオニダス一世]]、[[ゲオルギウス]]の3騎を筆頭に競合対象は多いが、最大の差別化要素は「3Tのターゲット集中を請け負える中では弱体耐性に非常に優れた盾」であること。~
一応ゲオルギウスにも同じ3Tの集中と「殉教者の魂 B+」があるが、彼は精神異常(魅了、恐怖、混乱)限定。~
デオンはあらゆるデバフを弾くことが出来る。(なお、強化解除や即死はデバフではないため防げない)~
特に魅了やスタンを多用してくる敵との相性は抜群。例えば[[アガルタ>メインクエスト/亜種特異点Ⅱ]]のボスは高頻度で魅了をかけてくる。~
また終局特異点以降はスキルなどで「攻撃と同時に弱体効果を与える」ものが登場し、連続して攻撃を受けることで致命的なレベルまでデバフが蓄積してしまうことがある。~
そういった効果から全く害を受けることなく、継続して庇い続けられるのが長所。~
また地味な点だが、ゲオルギウスほどは星を吸わないので味方のクリティカルを阻害しにくい。~
難点は、防御力上昇倍率が控えめなこと。高いHPと回避スキルである程度誤魔化しは効くができれば何らかの補助や戦術がほしい。~
マスタースキルや他サーヴァントからの回復・防御アップ等で補う、もしくは働いた後は落ちてもらう前提で考えるなど臨機応変に判断しよう。~
宝具性能が今一つで、盾役として使うにも第3再臨が前提になるため、初心者には使い道を見出しづらい。~
しかし弱体化への高い対応力、回避とターゲット集中を併せ持つ等の強みを備えており、本編ボスや高難易度では活躍出来る。~
~
***相性の良いサーヴァント
基本的には[[Artsパ>考察/編成/Arts]]に組み込んで、2枚あるAと宝具を使ってAチェインを積極的に狙う運用になる。~
Aの多いサーヴァントであれば基本的に誰とでも組めるが、強いて挙げるなら以下の通り。~
-スキルの回転率を上げつつHPを回復してくれる[[玉藻の前]]
-デオンのスキルの切れ目に攻撃を引き受けつつ全体攻撃への対処を行える[[マシュ>マシュ・キリエライト]]
-回復とB強化を撒きつつ高い素殴りを叩き込む[[ナイチンゲール]]
Busterを2枚持っているため、バーサーカーなどのB3枚持ちと並べてBチェインで殴り続けるPTにも入れやすい。~
こちらの場合、特に相性がいいのは回数回避とガッツを持つため魅了事故を気にする必要がなく、また敵の攻撃力を抑えてくれる[[オルタニキ>クー・フーリン〔オルタ〕]]。~
耐久面の相乗効果を狙わず[[エルドラドのバーサーカー]]のような徹底して攻撃極振りのサーヴァントを守るのも悪くない。~
敵の攻撃力とクリティカル率を下げ、また「忍術」で回避状態を付与出来て宝具の魅了も「風声鶴唳」で通すことが出来るようになる[[風魔小太郎]]との相性も良い。カード構成が噛み合わない点が玉に瑕。~
あとついでに、カード構成が宝具以外は同じでHPを大回復してくれる[[黒髭>エドワード・ティーチ]](強化クエスト後)。何故かコイツの回復スキルだけはデオン含む無性サーヴァントにも有効。~
***相性の良い概念礼装
積極的に宝具や攻撃を狙う必要がなく、初期NP礼装等の強力な礼装はアタッカーに回して良い。~
防御力を底上げして盾役機能を充実させたり、☆4のステータスを頼りにサブアタッカー的な動きに回れるようにしたりと、いろいろと選択肢はある。~
候補としては以下の通り。~
-耐久系
--[[鋼の鍛錬]]:防御力上昇
--[[マグダラの聖骸布]]、[[瓦礫の聖堂]]:対男性特防。男性サーヴァントがボスの場合等に
--[[不夜の薔薇]]、[[アルトリアの星]]等:ガッツ1回系でクリティカルや宝具に対し保険を効かせる
--[[死霊魔術]]:運次第にはなるが、ハマれば延々と居座ってターゲットを取り続けられる
--[[メイド・イン・ハロウィン]]:マスタースキルや仲間のスキルによる自身のHP回復量を増加させる
-攻撃系
--[[ゴールデン相撲~岩場所~]]:Lv80達成後の選択肢。ATK値を高め、デオン自身の攻撃もダメージソースにする
--[[目醒め前]]:全カードの性能を引き上げつつ防御力も底上げする
-サポート系
--[[五百年の妄執]]:倒された際に相手に宝具封印と呪いを付与。宝具を遅延させることで死してなお仲間を守る
--[[慈悲無き者]]:Busterダメージが上がり、また倒された際に仲間にNPを撒く。類似したものとして[[カムランの戦い]]がある
--[[ゴールデン捕鯉魚図]]、[[九首牛魔羅王]]:敵の宝具に合わせて後衛から「オーダーチェンジ」で飛び出しPTの緊急回避に使う時などに
--[[ハッピー×3・オーダー]]:たったコスト3でHPを2000以上も増やす
--[[2030年の欠片]]:高いHP補正で防御力を上乗せしつつ、場に星を配る
--[[王妃の贈り物]](絆礼装):味方全体のアーツ性能を上昇させる
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