ランス - ファイアーエムブレム用語辞典

ランス

封印の剣に登場するソシアルナイト。髪も鎧も鮮やかな緑の、FE恒例の赤と緑の緑の方。
第1章から仲間になっている初期メンバーの一人。
主君を失い放浪しているところをフェレ家のエリウッドに拾われた。
そのことに引け目を感じているからか、フェレ家に対しては並々ならぬ忠誠心を持つ。
冷静沈着で礼儀正しく、知的な性格。戦いの記録を付けたりするマメなところもある。
漫画「覇者の剣」では傭兵クルザードの親友という設定で登場。
西方半島へ遠征したロイから留守を任されていた。

能力値は全体的にバランスが取れており、力が若干ヘタれやすいとはいえ最初から最後まで使えるユニットの一人。アレンと比べ、技と速さに秀でている。
ハードでは、アレンとの支援とそつない能力値で序盤では活躍してくれることだろうが、やはり後々登場するハードブーストのかかったユニットには一歩及ばない。

支援相手は、ロイ・アレン・ウォルト・マーカス・ロット・クラリーネ。

ウォルトとの支援では、ランスが愛読している戦術書についての会話になる。「ぼくも負けてられない」と戦術書を貸してもらい、徹夜しながら読破するウォルトだが、ランスから全24冊を読んで初歩が理解できるはずだ。と言われ、絶句する。それでも断らずに頑張って読もうとするウォルトの言葉でA支援が終わる。

クラリーネとの支援は「騎士と姫」の関係を強調するかのような内容。貴族階級相手の礼儀作法を心得ており、真っ当にお嬢様扱いしてくれるランスが、クラリーネのお気に召したようだ。

ロットとの支援では、似た者同士なインテリタイプの会話が展開される。剣槍斧がなぜ三竦みになるのか？という理由を真面目に分析したり、道具も無しに言葉と記憶力だけでチェスをしていたり…と、頭脳明晰な内容となっている。
更に相性の良い同属性支援となり、伸びる能力は最高に伸びる。これはアレン＆ワードの支援と対を成す関係と言える。この四人で四角関係の支援を組み上げるのも面白い。