必殺モーション

必殺モーション

必殺の一撃を出すときにユニットが行う行動のこと。
敵に向かってダッシュしたり、武器を振り回したり、盛大にジャンプしたり、分身したり…とにかく色々ある。
味方が使えば嬉しいことこの上ないのだが、敵が使うとリセット必須。注意しよう。

また、封印の剣のチュートリアルでは、普通は見れない敵ソルジャーの必殺を見ることが出来る。

SFC時代

紋章の謎では、専用の必殺モーションは少なく、普通の攻撃モーションに痛烈な効果音が追加されるものが多い。

数少ない専用モーションといっても、先手を取ったマルスが歩くのではなく走る(武器の振り方は通常と変わらない)ものや、
勇者の攻撃モーション(縦切り&横切り)を組み合わせて十字切りに見せたもの、横切り時に力を溜めてから相手を貫く程度がせいぜいで、まだまだ未熟なものであった。


しかし続く聖戦の系譜では、専用モーションが大量に追加され戦闘を盛り上げる大きな華となる。
特に剣士系の多彩さは特筆すべきものがあり、様々な動きで華麗にプレイヤーを魅了する。
その一方で騎馬兵は、剣や斧を連続で振るうものか、槍を頭上で回すもの、のどちらかしかない。
いちばん割りを食ってるのはアーマー系で、派手なのは槍を回転させる動きだけであり、
それ以外の剣斧弓は、武器を振るう動きを少し遅らせて「力を溜めた一撃」を繰り出す。ただ、見てみれば分かるが…演出としてはとんでもなく地味。アーダンは泣いていい
弓兵の演出も似たようなもので、力を溜めた一撃を繰り出すだけ。
このあたりのクラスには派手な動きが無く、残念ながら不遇。剣士系が優遇されているだけとか言ってはいけない。

ペガサスナイトは、相手を最初の1発目で倒せる場合のみ、すれ違いざまで撃破し上空へ飛び去る…という一撃離脱な必殺攻撃を魅せる。戦場を忙しく飛び回る彼女達ならではの特殊演出と言えよう。

魔法系クラスは、魔法詠唱時のポーズが変わる。独特の構えは格好良く、専用のモーションが用意されているだけ騎馬兵よりも良待遇との見方もある。
また、アクスファイター(トラキアだとマウンテンシーフ)を始めとした斧歩兵の必殺モーションも、気合を入れてからのダッシュ斬りや大ジャンプ斬りなど中々派手で一見の価値アリ。
聖戦ではやや難しいが、キラーアクスのあるトラキアなら比較的簡単に見る事ができる。盗むを上手く使えばパイレーツなどの敵専用ユニットの必殺を拝むことも難しくない。


GBA3部作

全クラス、全武器種に対して、等しく必殺モーションが用意されるようになった。
その代わり、専用モーションを終えたあとは必ず初期位置でニュートラルポーズを取るようにアニメーションの流れが統一された。
このため、「追撃で必殺を出したとき」などの特殊条件の必殺モーションは一律なくなっている。

この仕様は後の作品にも普及する一般的なアニメーションのスタイルとなった。

キャラドットが大きくディフォルメの効いたGBAという作品仕様を活かし、アニメチックでハッタリの効いたアクションが増加。ソードマスター流星剣をオマージュして5体に分身して斬りかかるなどが代表的。

何かとキャラクターや武器が回る必殺モーションが多い。

3DS作品、風花雪月

専用モーションに加え、ユニットの顔がアップで表示されるカットイン演出が発生する。

覚醒から登場したこのカットインはシリーズにおける新たなお約束として定着し、「すれちがいMii広場」のピースあつめの旅で獲得できる「ファイアーエムブレム 覚醒」のパネルや、スマブラに参戦したルフレの最後の切りふだでも再現されている。

風花雪月では、イラストではなく3Dモデルがアップとなるカットインに変更。カットイン内のキャラクターも大きく動くようになった。
また、敵一般兵や友軍、村人などのモブキャラに至るまで全キャラに必殺セリフとカットインが用意されている。
特定の相手との戦闘に限り、セリフが敬語バージョンに変わるという特殊な仕様もある。

エンゲージ

すべての必殺モーションに固有のカメラワークとエフェクトが追加され、歴代屈指の派手な演出となっている。
モーション自体も「馬から飛び上がって攻撃する」「拳からビームを放つ」など、通常攻撃との違いが一目で分かる、インパクトの強いものが大半である。
エンゲージ状態では必殺モーションも変化し、より超人的な動きを見せてくれる。

カットインは廃止されたが、必殺モーションの途中でカメラがアップになるため、そこでユニットの表情はしっかりと見える。

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最終更新:2025年06月21日 20:46