大乱闘スマッシュブラザーズ
任天堂を代表するキャラクターが乱闘をする対戦アクションゲーム。略称スマブラ。
ディレクターは星のカービィやメテオスの桜井正博。
NINTENDO 64で発売された第一作「ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ」が大ヒットを記録。
続編がゲームキューブでDX、WiiでX、3DSとWiiUでFor、SwitchでSPECIALが発売された。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
ファイアーエムブレム勢はDXから参戦。
64版の発売からリクエストが多かった
マルス、
封印の剣の発売に先駆けて
ロイが参戦した。
マルスが速さや技に重点がおかれたタイプで、ロイはマルスより若干遅い替わりに一撃の強さが大きいタイプ、といった風にデザインされている。
FEのキャラクターのフィギュアはマルスとロイしかない。
他に
シーダが作られる予定ではあったが、造形上の難しさと時間の関係でなくなった。
当時FEは海外に展開されていなかったため、
海外版では削除される予定だったが海外の人々にも好評だったのでそのまま登場している。
また封印の剣のスタッフロールには、スペシャルサンクスとして大乱闘スマッシュブラザーズDXの製作チームが掲載された。
大乱闘スマッシュブラザーズX
Xではロイと入れ替えに
アイクが参戦。
マルスの柔の剣に対し、アイクは剛の剣とされ、強力な一撃を放つキャラになっている。
(DXではマルスとロイは共通モーションだったが、Xでのマルスとアイクはそれぞれ違うモーションを使用している。)
投稿写真では
暁の女神のとあるシーン(?)が再現され、やり込んだ人はニヤリとできるだろう。
(スマブラ拳→ゲームモード→その他→スナップ写真大集合その2→ページ3の左列5番目)
アシストフィギュア(
お助けキャラといった役割)としてリンも登場。強力な一閃を浴びせてくれる。
カメラの位置次第で下着が見えるとも…。
スネークの特殊アピールとして、対戦キャラについて色々と楽しい通信を繰り広げてくれるのだが、マルスについての通信で、舞台が"
アカネイア"大陸のはずなのに"
マケドニア"大陸となっている手痛いチェックミスが見受けられる。
なおスマブラXの開発中に
新・暗黒竜と光の剣のマルスの新しいデザインを見せられたが、デザイン変更が間に合わない時期でショックを受けたことが、新・暗黒竜と光の剣のインタビューで明らかになった。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
マルスとアイクが続投。
アイクはデザインを暁の女神の成長した姿にデザインされている。
新ファイターとして覚醒の
マイユニット(
ルフレ名義)と
ルキナが参戦。
DLCでロイが復活、
カムイが参戦した。
ルフレは魔法系、カムイは
マムクートと、
剣士系オンリーだったこれまでの参戦ファイターとは異なる特徴の
クラスから選ばれている。
ルキナはマルスのコンパチという具合で、ワザの構成や基本性能はマルスと同様だが、剣の先端や根元での強弱がなく、どの部位を当てても一定の強さを持つ。
ルフレの参戦ムービーでは地面に倒れ込む
クロムが、「俺の出番はないのか」と嘆きながら力尽きるも、「なくはないです。」とのことでルフレの最後の切りふだのアシスト役として登場している。
その他、エンジェランドステージで行えるピットの通信で、ルフレに対する掛け合いにも参加している。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
全員参戦というコンセプト故、過去作の既存ファイターは全員続投。
ロイのダッシュファイターとしてクロムが参戦。
DLCで
風花雪月の主人公(男で
ベレト・女で
ベレス)が参戦した。
アイクは
蒼炎時代の
レンジャーの姿と、暁時代の
勇者の姿がそれぞれカラーバリエーションとして選べ、声優の演技もその姿に合わせて演じ分けられている。
その他、アシストフィギュアとして引き続き
リンが続投し、新しく
漆黒の騎士と
覚醒版の
チキが登場した。
クロムはルキナと同様、根元が強く先端が弱いロイの部位均一化ファイターである。
但し上必殺技や最後の切りふだは異なる。
ベレト・ベレスは剣をメインとしつつも
槍・
斧・
弓とFEシリーズの基本となる武器を使い分けて戦う。
参戦人数は8人と非常に多く、マリオシリーズやポケモンシリーズに次ぐ。
8人乱闘をFE勢全員かつ違うファイターで遊ぶこともできるほど。
FEシリーズが任天堂の看板IPとして大きく成長してきた証の一つと言えるだろう。
「スピリッツ」という要素を数えれば、参加しているキャラクター達は更に多数居る。
昔懐かしい初代からは
シーダ、
ドーガ、
ナバール、
リンダ、
カミュ等、
聖戦の系譜からは主人公の
シグルド。に加えて妻
ディアドラやもう一人の主人公セリス、ラスボスの
ユリウス等。
リーフは聖戦で初登場だが、どちらかと言うとトラキア776の代表者と思われる。
さらにこの手の出演としては珍しくコラボ作品の
幻影異聞録♯FEから織部つばさも登場している。
もちろん最新作からも大勢が登場しており、各キャラクターの個性をスマブラ内のルールで原作再現している。(例として、ナバールなら
キルソード持ち込み。 ユリウスは炎属性強化。スマブラには闇属性が少なく炎属性が圧倒的に多いので、ロプトよりファラ方面を取り上げたのだろう…といった具合。なお、紫炎は炎属性強化に含まれるので間接的に闇属性も強化可能。ガノンドロフやミュウツーが使う一部のワザが該当する)
それこそココに書き切れないほど多数のキャラクターが居るので、スピリッツとしての個性やスピリッツボードでの戦闘時の特殊ルール&原作再現までを解説するには個別項目が必要になるだろう。
FEシリーズへの理解が深い桜井氏にはひたすら感謝である。
最終更新:2025年03月08日 15:52