マスターナイト - ファイアーエムブレム用語辞典

マスターナイト

聖戦の系譜でプリンス・プリンセスがクラスチェンジすることによって就ける兵種。
ほとんどの能力の上限が27に達するためクラスチェンジボーナスによる伸びがとても大きく、
兵種スキルとして追撃も加わり、クラスチェンジ前の貧弱さが嘘のようなパワーアップを遂げる。
また、闇魔法と上級光魔法を除く全ての装備が使用可能という脅威の汎用性も持つマスターの名に恥じないクラス。
主に使われない武器や魔法書が使い回されるパターンが多く、攻撃よりも杖によるアシストが主体になる場合が多い。
(他の杖職と違い打たれ強く、再行動や反撃も可能で最前線にて足を引っ張らないため)
特に、敵陣深く切り込んでからレスキューで呼び寄せたロードナイトで敵城を一気に制圧する戦術は、
攻略評価のためのターン数削減に何度も使う事になるだろう。

しかし、クラスチェンジ前の必殺グラフィックがかっこいいためあえてクラスチェンジを行わない猛者なプレイヤーも存在する。

強力なクラスであるため敵で出てきた場合は苦戦が予想されるが、親世帯では敵として現れる事はなく、子世帯終盤で遅れながら登場する。…しかし、両者ともに所持武器は１種類のみで、多数の武器を使いこなせるというマスターナイトの大きな特徴を生かしてくる事はない。
一人目のブリアンは重いスワンチカで能力が発揮できず、
二人目のスコピオは何故かキラーボウ一本しか持たないため囲むと何も出来なくなるので驚異は薄い。

味方NPCではバイロン卿が該当する。登場からすぐに絶命してしまうので出番は少ないが、シグルドの父親だけあって重要性は高い。

余談ではあるが、トラキア776にもデータ内にマスターナイトというクラスが存在しており、
マスタープルフというこれまたデータ内のみのアイテムが存在することから、
もしかすればプリンスのリーフが、これを使用してマスターナイトにクラスチェンジできるという要素や可能性があったのかもしれない…