オロ

オロ


封印の剣北ルート11章に登場する敵将。クラスは司祭
エブラクム鉱山を監督するエリミーヌ教団の司祭であり、レジスタンスに加勢するロイ軍を迎撃する。
顔グラは司祭共用の顎鬚に生え際が後退したガタイのいいオッサン。
ウィンダムやマーテルの色違いであり、彼は黒髪に水色の服を着ている。

自分は神の代弁者であり、神の言葉の前では全てが許されるという価値観の下、村から金を巻き上げ、逆らえば村を焼き、賊とも通じている等身大の悪党。
親ベルン派だが、ギネヴィアを探すミレディには彼女がエトルリアに匿われていることを隠し、その人質としての価値も理解しているなど、一応要職に就いているだけあって頭は切れる。

この章はクレインティトエキドナの説得、前者二人の部下の全員生存、村の防衛と、アイテム回収まで考えるとやることが非常に多く、その難易度も非常に高い。
特にバカ兄貴バカ姉貴と部下の動きが酷く、勝手に突っ込んで死んだりなぜか動かなかったりする。
エキドナは強いが、説得要員のララムは一発食らうと即死するため進軍に気を遣う必要がある。
オロはオロで「クックックッ 名案を思いつきましたよ」などと抜かして山賊を投入してくるのだが、その出現位置が村のすぐそばであり、すぐに村が破壊されるので急いで進軍しなければならない。
これが全部5~8ターンの間に発生するため、てんやわんやである。
その後もアルカルドが派遣した増援が来たり、山賊が追加で出てきたり、ハードではロバーツという謎の追加キャラが来たり、盛沢山というかもはや詰め込み過ぎである。

武器はディヴァイン。突っ込んできたティト隊を返り討ちにする程度には強い。あと魔防がやたら高い。
同じく神職のエレンサウルとの戦闘時に専用会話があり、サウルも彼の冒涜にはさすがにキレる。

前述の通り盛沢山なオロの章だが、彼自身台詞だけとはいえ他の敵将との絡みが多く、宰相ロアーツについて言及し、ノードが殺されたことにも言及し、アルカルドから連絡と増援を送られ、逆に西ルートの敵将であるジンクはオロについて言及する。
特にノードは台詞的に直接の知り合いっぽい。
前述の通り同章にはロバーツと、山賊のスコーランも登場したりと、敵軍の横の繋がりが見られる貴重な章である。
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最終更新:2025年04月17日 09:51