司祭

司祭

初代FC暗黒竜から登場し、その後も比較的コンスタントに登場するクラス
僧侶シスターなど主に聖職者クラスの上級職で、魔道書が使え魔防に優れる。

なお、クラス名が漢字表記ありの作品では下級僧侶・シスター→上級司祭、カタカナ表記のみの作品では下級プリースト→上級ビショップといった序列が多いが、
現実のカトリック教会の職位としては司祭(priest)<司教(bishop)の序列となっている。
後述の暁では「司祭」と書いて「ビショップ」と読むという、現実と照らし合わせるとややおかしな言葉の使い方をしているが、
司祭と同じくpriestと訳される僧侶や神官とのややこしさ回避の結果このようにした面もあるのではないかと推測される。

暗黒竜と光の剣/紋章の謎

この頃は魔道士系と僧侶系で上級職が区別されず、司祭が中期以降の作品における賢者のポジションを兼ねていた(世界観的にも神職と魔道使いの区別があまりされていない)。
僧侶(SFC版ではシスター)と魔道士が司祭の指輪を使うと昇格できる。また、初期クラスがこれのキャラクターはウェンデルボアガトー(FC版のみ)がいる。
ちなみに、おみ足の美しさに定評のある魔道士のリンダクラスチェンジしてしまうとSFC版では戦闘グラが汎用の女司祭のものになってしまい露出度が大幅に低下、FC版に至っては男司祭と同じ姿になってしまう。
なぜSFC版マリクのように専用グラを作らなかったし。

聖戦の系譜

ハイプリーストやビショップがこのポジションに当たる。
敵としては下級職のプリーストと同じく杖による援護が主体となるが、こちら側が数回しか使えない貴重な杖を耐久無限で振ってくることも。

封印の剣/烈火の剣/聖魔の光石

封印では僧侶、烈火ではシスターと修道士、聖魔ではシスター、神官、修道士が導きの指輪を使うと昇格できる。
使える魔道書が光魔法限定になる。
封印では烈火・聖魔の修道士に当たる下級光魔道士が存在しなかったため、光魔法を扱えるのは司祭に昇格した僧侶系ユニットのみ。
よって、アーリアルなど高レベルの光魔法を実際に使えるようになるまでの道のりが非常に長かった。
なお、初期クラスが司祭の仲間ユニットはヨーデル(封印)、レナート(烈火)と終盤に高レベルで参加するキャラのみになった。
聖魔では兵種スキルとして魔物特効を持つように。魔物は総じてHPが高く、後半は交戦機会も多くなるため、主力として活躍できるようになった。

蒼炎の軌跡/暁の女神

GBA三部作に引き続き杖と光魔法を扱える。
神官からクラスチェンジでき、暁ではさらに最上級職の聖者に昇格できるように。
暁ではキルロイが初期クラス司祭となって再登場する。

新・暗黒竜と光の剣/新・紋章の謎

魔法に3すくみのカテゴライズがなくなったため再びファイアーサンダーが使用可能に。
賢者のクラスが新設され、魔道士のクラスチェンジ先があちらとなったため、その後の作品と同様に僧侶とシスターの上級職という立ち位置となった。
ただし、司祭と賢者は兵種変更のシステム上は同じグループに属し、クラス成長率も同じのため、上級職に上がってからは基礎パラメータの兵種補正に若干の差異がある程度の違いしか無くなる。
初期上級組のうちウェンデルとガトーは賢者に変更された。
なお、新暗黒竜ではマップ奥に控えてリブローリザーブで支援してくる「回復役」枠の敵キャラは終盤になっても下級職の僧侶が担当していたが、新紋章の終盤ではしっかり上級職の司祭に差し替わるようになった。
また、低難易度では武器を持たず援護専門の枠であった司祭たちも、高難易度では魔道書で武装している場合がある。

覚醒

本作では賢者が魔道士と僧侶からの昇格先候補となっている一方、司祭のクラスは登場しない。
つまり、SFC紋章までとは逆に、司祭が賢者に統合される形で削除されることとなった。

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最終更新:2024年06月27日 23:11