北部の高い山のなかに作られた街。
空気が大変良いため、「星見台」という、天体を観察するための大掛かりな魔具がある。
街に住む人々は、そのほとんどが研究者である。
空気が大変良いため、「星見台」という、天体を観察するための大掛かりな魔具がある。
街に住む人々は、そのほとんどが研究者である。
冒険者にとっては、山頂にある希少な鉱物「ステリアナイト」を採取するための重要な中継地点。
「ステリアナイト」は最大で手のひらほど、最小で小指の先ほどの、八芒星のような形をした結晶をつくる黄色の鉱物である。
母岩のなかに埋まるようにして形成される。
母岩のなかに埋まるようにして形成される。
小さければ小さいほど無色透明に近づき、透明なものほど純度が高いが大変脆い鉱物である。
またかけらや粉塵を吸い込むと全身倦怠感を呈し、ひどい場合にはそこから動けなくなるという毒を持つため、採取する際には口と鼻を覆い、持ち運ぶ際には専用の箱型魔具におさめる必要がある。
またかけらや粉塵を吸い込むと全身倦怠感を呈し、ひどい場合にはそこから動けなくなるという毒を持つため、採取する際には口と鼻を覆い、持ち運ぶ際には専用の箱型魔具におさめる必要がある。