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Development of a new methodology for surface science
by adding one more dimension


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Summary

光源や分析器の進化で、角度分解光電子分光ではピークの形状や強度から表面やバルクのFermi準位付近の電子の振る舞いを詳細に調べる道が拓かれた。特にSCIENTAに代表される高エネルギー分解能光電子分光の功績は大きい。他方、長い歴史を持つ光電子顕微鏡(PEEM: photoemission electron microscopy)も、高性能機が各放射光施設で稼動が始まり、「顕微」光電子分光が開発されている[rfGuoPEEM]。最後にまとめにかえて、こうした状況の中でのDIANAを用いた2D-PESの位置について考えてみたい。
Fig.7.1(a) Comparison of two methods of cooking an egg.
(b) 2D-PES by rotating sample method.
(c) 2D-PES by using DIANA.

SCIENTAに代表される高エネルギー分解能光電子分光の短所の一つが、2D-PESを行うためには試料を回転し、その都度光電子の出射方向を変えてからEDCを測定する手順を踏まねばならない点である。その点、DIANAによる2D-PES測定では同じ光照射点から同時に出た光電子の強度角度分布を取り込むことができる。このEDC測定後に放出角度(\theta,\phi)をscanする(SCIENTA)か、PIAD測定後にpass energyをscanする(DIANA)かという手順の違いは、例えてみればFig.7.1に示す卵の調理法の違いに似ている。殻を割ってから加熱すれば目玉焼き、加熱後に殻を割ればゆで卵である。特に後者の場合、初期の状態がよく保たれていて、例えばどの位置に黄身が存在していたかが分かる。試料をまわす方式では、回転軸からずれた点を測定しようとすると、各EDCごとに光の照射位置が変わるので困難である。DIANA方式ではこうした問題が解決される。Table 1に示した様に試料上の空間や時間軸に組成や温度、反応などのパラメータを重ねてscanする2D-PES mappingは独自の手法である。

この長所はenergy filter付きのPEEMも併せ持っている。強力なライバルである。


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最終更新:2008年05月12日 00:06