鬼雨丸(きさめまる)
「あひ、けひおくやきゃーーーーーひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!!!たたかい!イイ!イイ!!!!!!!!」
概要
大種族は
妖鬼。
血色の刀身を持つ不気味で艶美な刀。
血色の刀身は「霊(ち)」、「力(『ち』から)」を意味している。
元々は妖怪退治に使われていた刀だったが、数多の妖怪を斬り、刀身に怨念を蓄え続けた結果、この刀そのものが妖怪、妖刀と化した。
妖刀となってからは持ち主の魅了、「戦闘」と「殺人」に快楽を感じさせる能力、斬った対象に様々な呪いを付与する呪詛、空間転移能力など様々な能力を得た。
自身の妖気を遮断する能力も持ち、武器職人や神職などの専門家にすら「妖刀」だと悟らせない。
これらの能力を駆使し、戦闘の快楽に酔わせて自らを振るわせ、持ち主を殺人狂に変えてしまう。
持ち主が果てると空間転移し、拾い主を新たな持ち主にする。
また、肉体を構成して自ら戦うことも出来る。
肉体を構成した際には青い肌に無数の赤い紋様が浮かび、額から角のように「鬼雨丸」の刀身を生やし、着物を着崩した格好の妖艶な女性になる。
この姿のときも本体は額の刀身で、肉体の部分は傷付いても瞬時に再生する。
戦闘狂かつ殺人狂で、戦闘と殺人が何よりの快楽。
飽くなき死闘を求めており、決して満足することはない。
倫理観や道徳観は皆無で自らの快楽に忠実。
興奮しやすく、ことあるごとに狂気的な哄笑をする。
その一方で、装備者が意志や正義感の強い者の場合は最初は弱い快感を感じさせ、回を重ねるごとに感じさせる快感を強くしていき、鬼雨丸に不信感を抱き難くするなど狡猾な一面も持つ。
技・魔法
妖刀の誘惑
装備者を「魅了」する。
魅了されると鬼雨丸を手放せなくなり、最終的には鬼雨丸の意志通りに行動するようになる。
修羅への誘い
装備者に対し、「戦闘」と「殺人」に快楽を感じさせる。
新春(しんしゅん)
自身から発する妖気、違和感などを遮断する。
武器職人、神職などの専門家にさえ「妖刀」であると悟らせない。
開華(かいか)
装備者の傷口に赤い紋様が浮かび上がり、傷を強引に閉ざす。
狂い咲き
斬撃と共に「回復阻害」の「呪い」をかける。
呪われた箇所は赤い紋様が浮かび上がる。
呪いを解く技や魔法で解除可能。
妖華連閃(ようかれんせん)
妖気で作り出した実体のある分身と共に一斉攻撃を繰り出す。
禍華一閃(まがはないっせん)
強烈な呪詛を込めた一撃。
「回復阻害」と「傷口拡大」の効果を持つ「呪い」の追加効果。
呪われた箇所は赤い紋様が浮かび上がる。
呪いを解く技や魔法で解除可能。
萬華繚乱(ばんかりょうらん)
桜の花弁の形をした妖気の刃を無数に舞わせ、敵を包み込みバラバラにする。
百景萬華繚乱(ひゃっけいばんかりょうらん)
「萬華繚乱(ばんかりょうらん)」の上位版。
桜の花弁の形をした妖気の刃を自身の周囲に、無数に舞わせ全方位を攻撃。
葉櫻(はざくら)
妖気で肉体を構成。
残櫻(ざんざくら)
空間転移。
大量の妖気を消費する。
経歴
2009年9月22日〜23日 長編なりチャ 鬼雨丸後編
テトと彼女の召喚獣に正体を看破され、
マルシェらから怒涛の攻撃を受けたことで正体を現して登場。
セラ、
リトス、
ティマフらと交戦し暴れまわるが本体である額の刀身を破壊され、戦闘不能。
宿っていた意志は消滅し、妖刀になる前の状態に戻った。
由来
特になし。
妖刀っぽい名前を適当に考えて命名。
余談
色々反省点の多いヤツ。
ちなみに、
マルシェらとの戦いで空間転移しなかったのは刀身が受けていた多大なダメージにより、空間転移できるだけの力が残されていなかったため。
使用する技の技名の一部はTVゲーム「ペルソナ2~罪~」に登場する「ジョーカー」から。
最終更新:2012年06月21日 00:07