千二百年ほど前から出現を確認されたとされる異形の化物。元々普通の動物や虫が異常成長、凶暴化したのも魔物と言われる。
コボルト、オークといったいわゆる亜人系、スライム、ゴースト、アンデッドといった本当の意味での魔物など種類は様々である。 驚くべき事に生物ではない。全ての魔物はその活動を停止すると、黒い塵となって消え去ってしまう。牙や石ころといった、その魔物の外見に合った物品だけが残るのだ。 魔物の正体は、その物品を媒介にして生まれる人工の生物ではないかと言う説が現在では有力である。 長い間メルディア大陸、ディアメル大陸に生息する全ての種族の敵であり、その長い歴史をたどると、メルディア大陸全体が滅びそうになるような力を持った魔物、いわゆる魔王という存在も居たようだ。
当然のことながら他の作者様の魔物の定義とは異なります。