第二回 ~プロローグ~
某月某日
ローイア諸島、
ナノウリスマのテトの旅籠。
前回のゲームが行われてからしばらく日が経過したある日のことである。
この日も近くで仕事を終えた面々が、旅籠を宿代わりに宿泊していた。
きっかけは
セルレアの「人狼ゲーム」をやりたい、という一言だった。
どうやら
ナームや希鳥から前回のゲームの話を聞き、興味を持ったらしい。
同じく滞在していた者達からも賛成の声が上がり、ここに第2回の人狼ゲームが行われることになった。
ヒノエ「人狼ゲームか…話には聞いていたが、実際にやるのは始めてだな」
ミーシャ「中々……ふぅむ……やりごたえがありそうな………」
イリス「条件は前と同じかしら?」
ムヴァ「えぇ、使用する役職は前回と同じです。ですが今回は16人いますので人狼が3人になりますね」
レオン「それだけ人狼に有利ということですか……」
シングマ「前みたいに速攻で喰われて死ぬんじゃないか?」
セルレア「ふははは、俺の素晴らしい推理を見せてあげよう!」
アルマ「説得や誘導の訓練にもなりそうですね…」
竜聖「ゲームなんですしそう気を張らなくてもいいと思いますよ」
テト「皆さん頑張ってくださいね」
レオン「今回はムヴァさんも参加するんですよね…?」
ムヴァ「えぇ、GM兼初日犠牲者役は希鳥に担当してもらいます。…希鳥、操作方法は大丈夫ですか?」
希鳥「うん、大体覚えたから大丈夫…それじゃあ…皆準備はいい?ゲーム開始するよ」
ヒノエ「おう!問題ないぞ!」
ミーシャ「それにしても便利なアイテムも…あるんですねぇ……『ウェアウルフスフィア』でしたっけ……」
ゼフィス「勝手にゲーム用の異空間作ってくれるからスペースも取らねーしな。作ったヤツは人狼ゲームフェチだなw」
最終更新:2012年04月24日 13:24