ナノウリスマ国
概要
ローイア諸島にある国のうちのひとつ。諸島内で唯一の民主主義国家。国民により国の代表が指導者として選ばれる。
現指導者の名前はアージュ・ビーラブドゥ。若手ながら頭のキレる男性。
首都の名前はエルグナンド。町並みはよく整備された道に涼しげなつくりの建物、街の中心には国を統治する指導者を始めとする官僚たちが勤めている大きな宮殿のような建物がある。
ナノウリスマ国の基盤を作ったかつての指導者は音楽を愛していて、我が子の為に創った子守唄は今でも国中に深く浸透している。
ディシ・プトーシィ・ゴルジュ
ナノウリスマ国の観光名所のうちの一つ。
奇岩が連なる大峡谷。霧が立ち込め、岩の迷路の隙間をすり抜けるようにしてゆく風は速い。観光となるコースは万全を期して安全な遊歩道が整備されている為、迷うことはない。
そして雨風に曝され形を変えた高い奇岩は所せましと立ち並んでおり、天然の小路と隧道と迷宮を作り上げている。また僅かに湿っているのでよく音が通り、反響する。その為、笛の原理で風が通ると様々な音が聞こえてくる。更には観光コースの付近には岩と岩の間に木琴や硝子鈴をぶら下げて、風が通る度に音がなる仕組みも施してある。
風光明媚で幽玄な景色を視覚と聴覚で楽しむことが出来る場所。
強く、うねることなく真っ直ぐに風が通り抜けたときは
四聖獣のうちの一匹、「白虎」が通ったのだと言われている。
また、奇岩に反響して響く声は彼のものの鳴き声である、とも言われている。
法律と子供
ナノウリスマは法律がとてもよく出来上がった国といわれている。
特に子供に対する保護法が多く定められており、孤児の面倒は国がすべて見るようになっている。その際の金は税金として徴収している。
もしかしたら一般家庭よりもずっと良い教育が受けられるかもしれない。
孤児は12歳まで全員共通の教育をうけ、その後は国がその孤児の性格や才能、魔力などの質によって教育方針を変えてその孤児に一番適切であろう教育を施していく。
そういった教育を受けた孤児たちの就職先はナノウリスマの軍隊が殆どらしい。
ちなみに現指導者のアージュも孤児だったようだ。
「音楽の国」
「音楽の国」と別称されるほど、音楽関係のものが充実しており、世界に名だたる音楽家たちを輩出してきた。
ミュージアムや楽器工房の充実はもちろん、公園には音のなる遊具があったり、首都の大広間にある大きな階段はピアノの鍵盤になっており、踏むと応じた音がなったりと遊び心をすべて音楽にかえてくる。
そのためか各大陸からも音楽家たちがやってきたり、名だたる楽器職人や演奏家なども集まってくる。
この精神が国民に根付いているせいか、某アニメーションのようにただの一般人から突然ミュージカルが始まったりして観光客が戸惑うことも少なくないとか。同時にそれは自分たちの国でしかやらない=恥ずかしいという認識も広がってきているせいか、数はめっきり減っている。
国章について
ト音記号がモチーフになっている。これはナノウリスマ国の基盤を作ったかつての指導者が音楽をとても大切にしており「音色はこの世に流れるすべてを表現し、テンポは鼓動を、歌詞は
言の葉によって様々な世界を表現しうる。音楽はこの世のすべてを表現することができ、だからこそ世界中に響き渡るのだ。」と言っていたため。
また季節が巡り、何回も繰り返される輪廻を示しているとも言われている。
ナノウリスマ関係の様々な名前のコンセプトはありません
しいて言うなら「オレの本能」^q^ギリシャ語とかアナグラムとかフランス語とか
ちなみにナノウリスマはギリシャ語で「子守唄」って意味です
最終更新:2014年05月21日 01:36