レッドフラワー

概要

分類 妖樹・食人菫系
主な生息地 緑豊かな山地や森林
知能 皆無
属性 光・木・水
危険度 D+
備考 エビルパンジーの近縁種
秋は特に危険

妖樹の一種。
巨大な肉食植物でエビルパンジーの近縁種。
パンジーに似た巨大な赤い花を持ち、根は進化して触手のようになっている。
花の中には鋭い無数の牙が隠されている。

主に温暖で緑豊かな森林や山地に生息する。
発芽して暫くは土壌からの養分や水や光合成だけで育つがある程度大きくなると徐々に動物を捕食するようになる。
視覚は持たないが音や温度変化、二酸化炭素に敏感でこれらの情報から周囲の状況を知ることが出来る。

春から秋にかけて活発に活動し、冬は地中に潜って冬眠する生活サイクルを送っている。
また、秋には冬眠の備えと種を作るために特に栄養が沢山必要なため特に活動的。
秋の終わりに冬眠する前に種を撒き、種は次の春に発芽する。

餌となるのは動物や魔物などで人間や亜人も捕食の対象。
普段は地べたに這いつくばるような姿勢でじっと動かず、獲物が近付くと催眠毒を含んだ花粉を放って動きを止めて捕食する。
消化能力は強力で腐敗物や有毒物質でもある程度までなら無害で消化吸収が可能。
また地域によっては蔦に毒を備えた亜種も存在する。

知能は殆どなく、本能のみで行動するため自分よりも強大な相手にも平気で向かって行く。
自分の縄張りを持たず、獲物のいる方へと放浪するため結果的に人里にまで現れるケースも珍しくない。


技・魔法


眠りの花粉
催眠毒を豊富に含んだ花粉を放って攻撃する。


経歴


2013年11月9日 木霊長編 第一部、一章「弱者の楽園」
楽園への入り口を守る魔物としてペヨトルサイプレスらと共に登場。
ユナらを襲おうとするがジェイソンにあっさり倒された。


由来


「Red(赤)」+「Flower(花)」

余談


TVゲーム「聖剣伝説2」に登場するモンスター「バドフラワー」が元ネタ。

最終更新:2014年05月26日 11:02