"大賢者" オメガ

概要


神話の時代、アースガルド大陸人間にも扱える魔術を最初に発明した人物。
それまで悪魔魔族の専売特許だった魔術人間にも扱えるようにしたことは後のアースガルド大陸の歴史、発展などに計り知れない影響を与え、その功績から『大賢者』と称えられる。

元々はとある村(現在のウルド王国領)の祭司の家の生まれだったが魔術に憧れ、数十年に渡って修練、試行錯誤、研究を重ねに重ねた結果ついに人間にも扱える魔術を編み出すに至った。
オメガは魔術を惜しむことなく周囲にも教授、その結果魔術は改良や発展を経ながら広まって行くことになる。
また、弟子には人間や亜人のみならず、ドラゴンまでもが存在していた。

それからもオメガは自らの技術の研鑚と伝授に努めていたがある日、自らの身体を強化する儀式の際に事故を起こし、跡形もなく消滅。
弟子達の手で立派な墓が作られ、現在では観光名所になっている。

熱中的で求道的であった半面、財宝の類を大いに好み、弟子達から寄進される財宝を愛でるのが趣味だったとある弟子の日記に記されている。


ちなみに今日のアースガルド大陸で見られるオメガバアル姓は「オメガの弟子」という意味を持つ。


由来

「Ω(Omega)」…ギリシャ文字の第24字。

余談


FFでお馴染みのモンスターとは無関係。
最終更新:2013年03月10日 23:01