本名「己己己己 秀雅(イエシキ シュウガ)」。 齢43。 もとはラケルタの出身のため漢字名。しかしステルディア本土風に「シュガ」と名乗っている。 性格は快達なおやっさん。心も体も大きい。良く笑い、人懐こい奴らが好き。ムードメーカー的なこともやってのけるが、精神はしっかりとした大人であり、父である。
実家は奇怪や飛行船、銃火器等の整備士及び製造士の自営業だったため、機械全般には強い。 左腕と左目は義手義眼。義手はバスター等の機能が搭載されている。もちろん自作。 頭に酷い傷跡があり、その後遺症で一部しか髪の毛が生えてこない。
過去は実家の仕事を手伝う傍らで傭兵業をやっていたが、やがて結婚。息子を一人授かり、傭兵業を引退して実家の仕事に専念しつつ家族と健やかに過ごしていた。 しかしある日、家族で出かけていた際に魔物に襲撃され妻子は死亡。自分は左腕と左頭部を激しく負傷。そして今の体に至る。その日から家族を護れなかった自分の力を悔いたが引き継いだ実家の仕事もあり、傭兵業に復帰することはなかった。 独り身となった彼は更に数十年のときを経て、たまたま賊らと遭遇。賊が自分の息子が生きていたら同い年であったこと、また記憶の中の息子に似ていたことで心を揺さぶられ、行動を共にする事に。一年も満たないその歳月は、終わりを告げる事となる。 賊らがとある作戦を決行中、彼らを討伐しにきた傭兵たちによって賊二人は死亡、自分はその前に投降し、生き延びた。 賊として捕えられた彼は幸か不幸か取り調べの結果、「犯罪歴の浅さ」から、義手にGPSを組み込まれての執行猶予付きでひとまず釈放された。
現在は実刑が行われるまでの間、店を閉じて愛機の飛行機で世界回りながらぶらぶらしてる。 ちなみに刺青は趣味。 前の歯車の刺青は心臓の真上にくるように彫られていたが、気付いたらどんどん増えていってこうなった。 背中の刺青の花はサルビア。花言葉は「家族愛」。
カルネアの長編で出した賊。その場かぎりのつもりだったけど何を思ったか勢いで作った反省はしていない。← 出番?そのうちあるんじゃないかな。←← 後すげーヘンな苗字にしたかった。それだけ。←←←