概要
Windows用アプリケーションソフトの統合開発環境であるMicrosoft Visual
C++に付属するクラスライブラリ。
Windowsアプリケーションソフトの作成に有用な多くのクラスを提供する。
トピック
ウィンドウサイズ制限
前提条件
- ウィンドウはダイアログとする。(ウィンドウ、フレームでもCWndを継承しているクラスであれば、基本同じ。)
実装手順
- 最小最大サイズ(X、Y)を定義する。
- 最大最小サイズを対象クラスのメンバ変数(X、Y)として宣言する。
- コンストラクタで上記メンバ変数を初期化する。
- WM_GETMINMAXINFO メッセージを受け取るAPIを用意し、上記メンバ変数値を設定する。
コントロールの移動・リサイズ
前提条件
実装手順
- 移動・リサイズとなるアンカー値をメンバ変数とする。 (画面上の一番右下のコントロールを基準とする。)
- 初期化処理(OnInitDialog()等)時、アンカー値を設定する。
- ウィンドウリサイズ(OnSize())時において、各コントロールに対して移動・リサイズ処理を実装する。
※但し、この方法で画面を最小化して元に戻すと、リサイズ対象のコントロールがおかしくなる!!
スピンコントロールをエディットコントロールやスタティックに添付する
実装手順
- CSpinButtonCtrlをダイアログ上に追加し、タブオーダーを付与するCEditのすぐ後にする。
- ダイアログのメンバ変数として、CSpinButtonCtrlを追加する。
- CSpinButtonCtrlのプロパティを、以下のように設定する。
- ダイアログの初期化処理において、CSpinButtonCtrlの初期の値を設定する。
Document&View
参考
- プロジェクトに新規ファイル追加時、以下のインクルードが必要な場合がある。
// この順序にしないと、コンパイルが通らない。
#include "DataListDoc.h"
#include "DataListView.h"
コメント
最終更新:2009年05月05日 11:31