ふたば系ゆっくりいじめ 1103 あるちるのの一生 ずっと続いていく物語

あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 16KB


愛で 捕食種 自然界 人間なし シリアスな愛で作品に挑戦してみました 作、長月です


※駄文、稚拙な表現注意
※俺設定注意
※本作のみのゆっくりちるのとれてぃに関する設定があります。
※愛で注意

それは昔々の話。

あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。

れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。

寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。

それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようとします。

しかしひとつ大きな問題がありました・・・・


これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く2匹のゆっくりの物語。










               あるちるのの一生 ずっと続いていく物語
                                  作、長月





はっと目を覚ますちるの。見えるのは自分の巣の天井だ。

「ゆめか・・・・」

そう言いながらむくりと起き上がる。ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。

久しぶりに母の夢を見た。母が永遠にゆっくりした時の夢を。

もう長い間、思い出していなかったのに。

「ん・・・・?」

まだ夢の中にいるかのようなちるのだったが巣の中から見える銀白の世界に一気に覚醒した。

「ゆきだ!!!」

入り口のけっかいを押しのけて外に出るちるの。一面、純白の世界に歓喜する。

今年初めての雪。昨日の夜に降った雪がこの山を白く覆ったのだ。

カレンダーなど持たないちるのにとって初めて雪が降った日が冬ということになっている。

自分の・・いや自分達の季節である冬だ。

「わーい。ゆきだ、ゆきだ!!」

雪の上でごろごろと転げまわるちるの。その様は雪遊びに興じる子供そのものだ。

しばらく雪と戯れていたちるのだがはっと思い出す。

「そうだ!!れてぃをおこさなくちゃ!!」

ふわりと飛び立つちるの。

「れてぃ・・・いまいくよ!!!」

そのまま森の岩山のほうへ飛んでいく。

自分の親友であるゆっくりれてぃに会う為に。





数時間後

「遅いわね・・・あのこ・・・」

草原のほうを見続けるドスサイズのゆっくりが一匹。

ちるのの親友ゆっくりれてぃだ。

「まったくあのこったら・・・毎年毎年ひとをまたせて・・・・」

そう言いながられてぃはため息をつく。

冬になったらちるのがれてぃを迎えに来る。これがちるのとれてぃのルールだ。

十年前友達になって以来続く変わらないルール。

とはいえおバカなちるのは毎年れてぃの巣への道順を忘れ、れてぃは長い間外で待たされることになるのだが。

「まぁ・・待つのは嫌いじゃないけどね・・」

ちるのと何してゆっくりしようか考えながら待つのも乙なもの。

どうせ春夏秋と数ヶ月の間待ち続けてきたのだ。今更数時間待つくらいなんてことはない。

「あっ、いた!!おーいれてぃー!!」

ちるのがやってきた。自分の姿を認めると全速力でこちらへ飛んでくる。

「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」

「久しぶりじゃないわよ。どれだけまったと思ってるの・・・」

苦笑しながらもうれしそうなれてぃ。

「さぁごはんさんをさがすわよ。ずっと巣にこもってたからおなかがすいたわ。」

「わーい。ごはんごはん!!」

森の中へ跳ねていくれてぃ。それにちるのも後に続く。

こうしてちるのとれてぃの冬が始まった。




森の中に入っていった2匹はまず腹ごしらえをすることにした。

ちるのは朝から何も食べてないし、れてぃに至っては長い間、巣の保存食しか食べていなかったのだから当然の選択といえよう。

「むーしゃむーしゃ、しあわせー!!」

「むーしゃむーしゃ、あたいったらしあわせね!!」

2匹で冬でも採れる木の実や花をとり食欲を満たしていく。他のゆっくりには取れない高い場所にある果実も飛べるちるのや巨体のれてぃには楽々とれることができる。

このあたりはゆっくり保護用の自然公園で危険な獣もいない。餌場が冬でも豊富にある。

ここは2匹にとって理想的なゆっくりプレイスだった。

しかし楽しい時間も長くは続かなかった。

「ここにいたんだね。れてぃ・・・」

そこにいたのはドスまりさだった。なぜか神妙な顔をしている。

「おしごと・・・たのみたいんだぜ・・・」

「そう・・・」

沈痛な表情のれてぃ。ドスがこんな寒い中自分に会いにくる用事なんて一つしかない。

このドスまりさこの辺り一帯を取り仕切るドスだ。本来ならドスの縄張りであるこの森にれてぃのような捕食種が巣を作ることは許されない。

もし無理やり居つこうものなら、ドススパークを含めた実力行使で追い出されることになる。

だがこのドスは平和主義者で捕食種にも理解があった。

けして群れのゆっくりに手を出さないこと、そしてある「おしごと」を引き受けることを条件にれてぃの永住を許したのだ。

「ちるの・・・わるいけど一人で遊んでてくれるかしら・・・れてぃはドスにおしごと頼まれたから・・・」

「そう・・・ゆっくりがんばってね、れてぃ・・・」

「だいじょうぶ・・・すぐにもどるから・・・」

そう言ってドスとともにれてぃは去っていく。

後にはやりきれない顔をしたちるのが残された。



「ここなんだぜ・・・」

れてぃが連れてこられたのはある洞窟の前だった。

「じゃあドスはかえるんだぜ・・・あとはいつもどおりに・・・」

そう言ってドスはそのまま帰ってしまった。これから始まる惨劇を見たくはないのだろう。

れてぃの仕事。それは群れの掟を破ったゆっくりに対する制裁である。

聞くところによるとここは元々ここはぱちゅりーとありすのつがいの巣だったのだが、ある日ゲスまりさとでいぶが侵入してきて巣ごと冬ごもり用の食料を強奪してしまったのだ。

ぱちゅりーとありすは家を失い、その時受けた傷が原因でどちらも死んでしまった。

群れのゆっくりはこのゲス達を制裁しようとしたが、誰が制裁を実行するかとなると全員尻込みし始める。

ゲスとはいえ同じ群れのゆっくりを殺すようなまねは誰もしたくないのだ。

そこでれてぃに「おしごと」が回ってきたのである。捕食種のれてぃなら良心も痛まないだろうということだ。

「おじゃまするわよ・・・」

そう言ってれてぃは巣の中を覗き込む。

「むーちゃむちゃちあわせー!!」

「ゆふふ。あのありすたち、たっぷりためこんでたね!!」

「これでゆっくりふゆがこせるんだぜ!!」

そこにはありす達がコツコツ集めていただろう保存食を食い散らかすゲス親子の姿があった。

ドスまりさの言うことは本当だったのだ。できれば嘘であって欲しかったが。

「ゆ!!ぎゃぁああああ!!!れてぃだぁああああ!!!」

「ゆわぁああああ!!きょわいよぉおおおお!!」

「たじけでぇえええええ!!!」

ゲス親子達がれてぃの姿に気づいた。捕食種の姿にパニック状態になる子ゆっくり達。

ゲスまりさがなんとか落ち着かせようとする。

「お・・・おちつくんだぜ!!れてぃはおでぶだからここへははいってこれないんだぜ!!」

そうこの洞窟の大きさは高さ1メートル、奥行き2メートル程度。ドス並に大きいれてぃが入れるはずもない。

このままれてぃが諦めるまでこの巣で篭城しよう。幸い食料はたくさんある。

そう安堵するゲス親子。

しかし。

「ゆ?おしょらをとんでいりゅみたい・・」

不意に宙に浮く子れいむ。れてぃの伸ばした長い舌に捕まったのだ。

そのままれてぃの口の中へと吸い込まれる。

まりさ達は知らなかったがれてぃ種の舌は最大で自分の身長程度の長さまで伸ばすことができる上、人間の手のようになんでも掴むことができる。

つまりこの洞窟内は全てれてぃのテリトリー。むしろ逃げ道がない分、まりさ達は袋のネズミだ。

「うがぁああああ!!!よぐもおちびちゃんをぉおおおお!!!」

怒りにかられ、れてぃに特攻するれいむ。ゲスながらも子ゆっくりに対する母性はあったようである。

「しねぇええ!!!・・っゆべ!!」

しかしそんなもの自殺行為でしかない。そのまま舌につかまれ食べられる。

「しにたくにゃい!!!しにたくにゃいよぉおおお!!!」

「ゆんやぁあああ!!!たじげでぇえええ!!!」

「うがぁああああ!!!どけぇえええ、くぞれでぃいいいい!!!」

死にたくないと狂ったように喚き散らす子まりさ。

誰かに助けを求める赤れいむ。

なんとか外へ逃げ出そうとする親まりさ。

行動は三者三様だが結果は同じ。変幻自在の舌に捕まり、親子仲良くれてぃの腹の中だ。

こうして巣の中には誰もいなくなった。

「・・・ん。」

いや、まだ一匹残っていた。

物陰に隠れていた赤まりさが一匹。震えているのは寒さのせいではないだろう。

れてぃと目が合い逃げようとするがここは洞窟。れてぃのいる入り口以外は行き止まりだ。

カリカリカリ・・・・

なんとか歯で穴を掘り、向こう側に逃げようとする赤まりさ。

カリカリカリカリ・・・ポキィ「ゆびぃ!!」

しかし赤ゆっくりの歯で堅い岩盤が掘れる訳もなく歯が欠けただけだった。

赤まりさに逃げ場などない。

「やめちぇ・・・ゆるしちぇ・・・」

舌足らずな言葉で必死に命乞いをする赤まりさ。泣きながらしーしーを漏らしている。

それを見るれてぃの顔も険しくなる。

できれば見逃してあげたい・・・

それがれてぃの偽らざる本音だ。

しかし通常種の赤ゆっくりが一人で生きていけるほど野性の世界は甘いものではない。

どの道、今以上に苦しんで野垂れ死にするのが関の山だろう。

そしてゲスの子はゲスになりやすく、仮に成体になれても群れに害をなす可能性が高い。

「ごめんね・・・・」

れてぃはガタガタと震える赤まりさにそっと舌を伸ばした。










「ただいま・・・ちるの。」

「おかえり・・・れてぃ。」

「おしごと」から帰ってきたれてぃをちるのは迎える。しかしれてぃの表情はさえない。

ちるのはれてぃの「おしごと」が何をしてるか知っている。その上でれてぃの親友なのだ。

本来、捕食種が通常種を食べることはなんら罪悪感を感じることではない。

人間が牛や豚を食べるのと同じ、ごく当たり前の行為だ。

しかしれてぃは罪の意識を感じてしまう。その優しすぎる性格ゆえに。

それなのに他のゆっくり達はれてぃを「冷酷非道なゆっくり殺しの捕食種」「おちびちゃんも殺すゆっくりでなし」と陰口をたたいているらしい。

本当はれてぃだってあんなことはしたくないはずだ。

実際れてぃが自分から通常種を襲ったことは一度もないと聞いている。

だけどゲスを野放しにすれば更にゆっくりできなくなる者がでる。だからこの誰もやりたがらないこの汚れ仕事を引き受けたのだ。

「れてぃ・・・」

そっとその大きな体にすーりすりするちるの。

悪いゆっくりを制裁するのがれてぃの仕事なら、傷ついたれてぃを慰めてあげるのがちるのの仕事だ。

なぜなられてぃは友達なのだから。





れてぃ種の生涯は孤独だ。

れてぃは冬の始まりに子供を作る。

基本的に胎生にんっしんっで1匹しか子供を産まないれてぃに姉妹はいない。またれてぃはれてぃ種同士でしかすっきりーをせず、父親役をしたれてぃはすっきりー後は他の場所へいってしまう。

唯一の肉親である母れてぃも、子供に一通り狩りや春夏秋ごもりの方法を教えられると、そのまま半ば追い出すように一人立ちさせられる。

れてぃは赤ゆっくりでも通常種の成体より大きく、冬の間は危険な獣もあまり出歩かないので赤ゆっくりでも十分生きていくことができるからだ。

「おちびちゃん・・・かなしいけどこれでおわかれだよ。ゆっくりしたくろまくになってね。」

「みゃみゃ・・・・」

そう言うと母れてぃは目に涙を浮かべてれてぃの前から去っていった。それ以来、母れてぃとは一度も会っていない。

こうしてまだ赤ゆっくり言葉が完全に抜けないうちに一人で生きていくことになったれてぃ。

幸いにもれてぃはこの自然公園を見つけ、餌や巣には困ることはなかった。

豊富な餌場に虐待お兄さんや猛獣もいない。野生としてはこれ以上ないようななゆっくりプレイス。

しかし孤独であることに変わりはない。

捕食種であるれてぃには通常種の仲間はできない。

どんなに友達になろうとしても向こうは話も聞かない。

通常種はもちろん同じ捕食種のれみりゃやふらんですら、れてぃを見ただけで逃げてしまう。

れてぃはいつも寂しい思いをしており、巣の中で泣いてばかりいた。

そんなある日、ちるのがれてぃの前に現れたのだ。

「あんた、れてぃっていうんだろ。あたいがともだちになってやるよ。」

巣の中で泣いていたれてぃにいたずら小僧のようにニカッと笑かけるちるの。

この日以来ちるのとれてぃは友達になった。

何か教えても次の年には忘れてしまうおバカなちるの。だがそのちるのにれてぃはどれだけ救われているだろう。

以前は捕食種であるゆっくりれてぃに生まれた己の運命を呪ったこともあるが今は違う。れてぃとして生まれたからこそちるのと会うことができたのだと前向きに考えることができる。

ちるのは友達。れてぃのたった一人の大切な友達なのだ。





そして季節は巡る。

れてぃ達の住んでる山にも雪がとけ春の陽気が漂い始めた。

春はたくさんの生命を産みだし、冬ごもりを終えたゆっくり達はつかの間のゆっくりを謳歌している。

だが、それはちるのとれてぃの別れを意味していた。

暑さや陽気に弱いれてぃ種はもう巣に戻り夏ごもりをしなければならないからだ。

「じゃあちるの・・・ゆっくりしてってね!!」

「ゆっくりしてってね!!」

別れを終えるとれてぃは自分の巣穴に戻り、厳重に入り口を封鎖する。

他のゆっくりや動物の侵入を防ぐとともに暑さ対策の為である。

巣の中には冬の間に用意した干草などが山のように積んである。冬まで腐らないよう加工したれてぃご自慢の保存食だ。

そのまま次の冬まで眠り続けるのだ。時折起きて巣の保存食を食べてまた眠る。その繰り返しである。

またちるのと会えるその日を夢見ながら。




しかし、れてぃは知らなかった。


この別れがちるのとの今生の別れになることを・・・




そして1ヶ月がたった。

今日も元気に巣から飛び立つちるの。そして・・・

「あちゃい!!」

「さいきょー!!」

ちるのの後に付いて回る数匹の赤ちるの達。数日前にちるのが産んだ赤ゆっくりだ。

あまり知られていないことだがちるのは通常のすっきりーの他に単為生殖、つまりつがいがいなくても子供を作ることができる。

「さあ、おちびちゃんおかあさんのおはなしをきいてね!!」

「「「ゆっくちりきゃいしたよ!!」」」

ちるのは自分の知識を余すことなく赤ゆっくり達に教えていく。

餌のとり方、保存の仕方。

巣の見つけ方、作り方。

危険な場所に危険な獣のこと。

そして自分の、いや自分達の親友れてぃのことを。

「みゃみゃー。れちぃのおはなしもっときかしぇてー」

れてぃの話をせがむ子供たちにちるのはゆっくりと話ていく。

れてぃがどんなゆっくりか。

れてぃはどんな「おしごと」をしているか。

そして自分達ちるのの「おしごと」について・・・




季節は巡り秋。

巣の中にはちるのともう成体間近まで成長した子ちるのが1匹。

残りの子供たちは皆ここから巣立っていったが、この子ちるのだけはある理由でここに残ったのだ。

「・・・おちびちゃんよくきいて・・・おかあさんのたったひとつだけのおねがいを・・・」

ちるのは息も絶え絶えの声で話しかける。

ちるの種の生涯は短い。春に生まれたちるのは半年ほどで成体になり、次の年の秋には死んでしまう。

2度目の冬を迎えることはけっしてないのだ。

「あのこの・・・れてぃのともだちになってあげて・・・」

子ちるのは解っていた。もう母が長くないことを。もうすぐ永遠にゆっくりしてしまうだろうことを。

そして知っていた。れてぃと友達になるということがどういうことか。

「わかったよ、おかあさん・・・あたいなるよ・・・れてぃのともだちに・・・」

泣きたいのを必死で我慢して笑顔を作る子ちるの。

もはや母は助からない。ならばせめて死にゆく母を安心させて逝かせてあげたい。

そう思い無理に笑おうとする子ちるの。

今まで泣いていたので涙で顔もグチャグチャ。最低の、しかし精一杯の笑顔を母に見せる。

そんな子ちるのにちるのもにっこりと微笑み返す。

思えば自分もそうだった。死にゆく母にせめて安心させようと無理に笑ったっけ。そう思いながら。

「そう・・・ありがとう・・おちびちゃん・・・ゆっくり・・・してってね・・・」

そう言い残し、ちるのは息を引き取った。





それは昔々の話。

あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。

れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。

寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。

それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようと思いました。

しかしひとつ大きな問題があります。

それはれてぃがちるのの何十倍も長生きだと言うこと。

友達になってもちるのが先に永遠にゆっくりしてしまいます。当然ちるのが死ねば、れてぃは今以上に泣いてしまうでしょう。

これでは何の為に友達になったのか解りません。

れてぃにいつまでも変わらない笑顔をしてもらいたい。

だからちるのは考えました。

自分のおちびちゃんのおちびちゃん、そのまたおちびちゃん、その先のおちびちゃん達もずっとれてぃの友達でいてあげればいいのだと。

これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く優しい嘘の物語。





そして今年も冬が来る。

「まっててね、れてぃ!!」

雪の中、元気一杯飛んでいく子ちるの。その頭のお飾りは母から貰った最初にれてぃと友達になったちるののリボンだ。

「んー。れてぃはどこにいるのかなぁ?」

大体の場所は母に教えてもらったとはいえ、子ちるのにとってここは始めてくる場所。

れてぃを見つけるまでたっぷり数時間はかかってしまった。

「あっ!!れてぃだ!!」

やっとれてぃを見つけることができた子ちるの。本当は始めましてだけど子ちるのの言うことは決まっている。

「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」





これはあるちるのとれてぃの物語。寂しがり屋のれてぃの為にずっと続いてく物語。



あとがき
いつもご愛読ありがとうございます。餡コンペ何書けばいいのか思案中の長月です。ご意見、ご感想等コメント欄に書いていただければ嬉しいです。


挿絵 byめーりんあき


挿絵 byめーりんあき


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感想

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  • 感動した

    -- 2021-04-10 17:57:39
  • …チルノぉぉぉ…ゆっくりの中のゆっくりだよぉぉぉ…
    -- 2016-05-22 01:17:01
  • ちるのは馬鹿だけど馬鹿だから持っている純粋さっていうのがあるのかな?やっぱりちるの可愛い。初代ちるのの意思をついでおちびちゃんのちるの達がれてぃを笑顔にさせるために頑張っていて泣いちゃいました -- 2016-01-19 20:57:28
  • 初代ちるのの意志は今でも受け継がれている……ちるのっ…… -- 2015-08-14 13:21:22
  • 大妖精「私の出番はまだですかぁぁぁぁぁ!!」
    -- 2015-02-05 21:57:05
  • 画像からこれを発見してしまった。すごく泣ける話だ
    -- 2015-01-15 16:31:19
  • ↓お前が落ち着け



    うわああああああああああああああああああああああああああああああ
    ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 2014-06-15 18:17:42
  • お前ら落ち着けよ
    こんなので泣くなwwwwwwwwwwwwww











    うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
    ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 2014-06-11 21:25:37
  • ええはなしや……(´;ω;`) -- 2013-12-11 19:37:53
  • 泣けます。 -- 2013-07-18 20:20:32
  • チルノフゥゥゥゥ -- 2013-03-05 00:31:00
  • チルノ・・・感動させてくれて・・・ありがとう;w; -- 2013-02-20 18:11:56
  • ううっ…ちるのおおおおおおおおおおおおおお -- 2012-09-17 15:20:18
  • そうだよ!おちつけーね!

    ……にしてもチルノはかわゆいなぁ〜(´・ω・`)


    ぅぅ…ぅうぅううおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
    チルノぉおおおおおおおおおおおおお!!! -- 2012-04-01 15:14:02
  • おまえらもちつけwww -- 2012-01-19 00:12:13
  • ↓お前も、お、おちつけよwww
    息すって~ はいて~ すぅーー はぁ~ぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああ
    ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!! -- 2011-12-04 20:06:42
  • ↓お、落ち着け!まずは落ち着いて深呼吸だ!!
    スーハー、スー・・・うわああああああちるのおおおおおおお!!! -- 2011-10-21 20:30:15
  • 宇和ああああああああああああああああああああああああああああああああ
    ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! -- 2011-10-21 18:11:38
  • 道忘れるのただのバカかと思ったらこんなことが…… -- 2011-09-23 15:21:13

  • ちるのは本当に優しいなあ。れてぃを悲しませないために・・・ -- 2011-04-28 20:54:32
最終更新:2010年04月06日 16:45
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